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【保冷力を検証】ダイワ「ミニクールS1050」を元釣具屋がレビュー

ダイワから発売されている小型クーラーボックス「ミニクール」。ライトな釣りやレジャーに良さげだったので購入してみました。そんなミニクールの機能や付属品を紹介し、保冷力を検証してみました!

目次

アイキャッチ画像提供:tsuki

小型クーラー「ミニクールS1050」をインプレ

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ミニクールは、ダイワから発売されている高機能な小型クーラーボックスです。

釣りはもちろん、アウトドアレジャーやスポーツなどに丁度よさそうなサイズ感で、リーズナブルな価格だったのも決め手となって筆者も購入しました。

本記事では、ミニクールS1050を使用してみた印象をお届けします。

ミニクールのラインナップ&スペック

サイズ自重容量内寸外寸定価
S10502kg10.5L15cm×28cm×25cm 22cm×39cm×31cm5,600円
S8501.7kg8.5L15cm×22cm×25cm22cm×33cm×31cm5,300円

各サイズとも、ホワイト・マゼンタ・ブルー・グリーン・イエローの5色が展開されています。

ミニクールの機能&付属品

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ミニクールの機能と付属品を紹介します。

リーズナブルな価格帯ですが、便利機能が満載です。

大人が座れる

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大人でも座れる高強度な設計です。

体重68kgの筆者が座ってもたわみ感がなく、安定感のある座り心地でした。

取り外し可能な上フタ

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上フタは左右両開きタイプで、完全に取り外すこともできます。

お手入れの際、隅々まで綺麗に洗えるので便利かつ衛生的です。

プルーフケースが付属

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サンドイッチやおにぎりなどを収納できる専用プルーフケース(防水ケース)が付属しています。

氷水で濡らしたくないものを収納しておくのに便利です。

ロングハンドル・肩ベルト

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持ちやすいロングハンドル設計です。

取り外し簡単な肩ベルトも標準装備されており、長い距離でも持ち運びが快適です。

チューブ穴

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S1050のみ、6φのチューブを通せる穴が付属しています。

エアーポンプを取り付け、エビ活かしや魚活かしとして使うことも可能です。

ふんばるマンが付属

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底面には滑り防止用ゴム「ふんばるマン」も付属しています。

濡れた場所でも滑りにくく、高い安定感を発揮してくれます。

気になる保冷力は?

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ミニクールS1050の保冷力を検証してみました。

板氷と500mlペットボトルを入れ、氷の溶け具合やペットボトルの冷え具合を定期的に確認します。

検証を行ったのは3月。当日の天気は晴れ、最高気温は18℃、最低気温は7℃で、お出かけには丁度よい小春日和でした。

1時間後(午前8時)

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午前7時に検証を開始し、1時間後の午前8時の様子です。

まだ気温もあまり上がっていないためか、氷が全く溶けていません。

自販機で買ってきたペットボトルの飲み物もしっかり冷えたままです。

2時間後(午前9時)

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先ほどと同様に、とくに氷が溶けている様子はありませんでした。

ペットボトルもしっかり冷えています。

4時間後(午前11時)

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気温も上がりだしたためか、氷が少し溶け始めてきました。

とはいえ、底が少し浸る程度で氷はまだまだ保ちそうです。

ペットボトルは変わらずよく冷えていました。

6時間後(午後1時)

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気温もかなり上がり、4時間後の状態よりも少しだけ氷が溶けてきました。

とはいえ、氷はまだまだ形をとどめていて保冷力は十分。

ペットボトルもよく冷えています。

8時間後(午後3時)

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気温のピークを過ぎた8時間後ですが、氷はさらに溶け出しています。

底から1cm程度は溶け出した水に浸っている状態でした。

ペットボトルは冷えていてまだまだ保冷力は十分な状態です。

半日程度なら十分な保冷力!

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16時間後の午後23時に様子を確認すると、氷はまだ半分程度残っていてペットボトルもよく冷えた状態でした。

検証は春の暖かい日に行いましたが、まだ朝夕は冷え込む時期でフタの開閉頻度も少なかったため、実際の使用環境ではもう少し早く氷が溶けると思われます。

しかし、8時間経っても氷は十分に残っていたので、半日程度の釣行やレジャーなら十分過ぎる保冷力といえるでしょう。

おすすめの用途

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ミニクールにおすすめな用途の一例を紹介します。

ミニクールの購入を検討されている方は、参考にしてみてください。

ライトな釣りに

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20cm前後のメバルを8匹入れてもまだゆとりのあるサイズ感です。

堤防のサビキ釣りやちょい投げなど、小型のターゲットを狙う釣りには十分だと思います。

また、かなりコンパクトなのでエギングやライトゲームなどの移動が多いルアー釣りにもおすすめです。

エビ活かしに

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S1050はホース穴とポンプホルダーが付属しているため、エビ活かしとして使えます。

付属のプルーフケースに氷を入れておけば、水を直接氷で冷やすことなく水温上昇を防ぎ、長時間エビを元気な状態でキープできそうです。

アウトドアレジャーに

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コンパクトながら、高さがあるので収納力は十分です。

S850もS1050も600mlペットボトルを縦置きできるため、さまざまなシーンで活躍すると思います。

自転車のカゴにも収まりそうなのでお買い物にもおすすめです。

コストパフォーマンス抜群!

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5,000円前後のリーズナブルな価格ながら、保冷力は十分で便利な機能も満載のミニクール。

釣り以外でも使いやすいサイズ感なので、BBQなどのアウトドアシーンでも活躍すること間違いなし。

小型のクーラーボックスをお探しの方は、ぜひ検討してみてくださいね!

画像提供:tsuki

ダイワ ミニクール S1050

自重:2kg
容量:10.5L
内部寸法1:縦(奥行)15×幅28×高さ25cm
外部寸法1:縦(奥行)22×幅39×高さ31cm
断熱素材:スチロール
標準パーツ:ハンドル、ベルト、エアー口、ふんばるマン
収納目安:500mlのペットボトルが8本

ダイワ ミニクール S850

自重:1.7kg
容量:8.5L
内寸:15×22×25cm
外寸:22×33×31cm

筆者の紹介

tsuki

関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪

釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。

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