マックスブレード【Type-P】ブレーデッドジグの究極か?トレーラーを選ばない中層の“侵略者”をレビュー

2020/12/28 更新

マックスブレード(レイドジャパン)をインプレ。思えば2020年は数々の名作ルアーが新たに世に放たれた“超豊作”の一年。そんな中、「チャターベイト」の呼称で親しまれているブレーデッドジグカテゴリにも、レイドジャパンから新たにマックスブレード「Type-POWER」が登場。さっそくレビューするぜ!


マックスブレード【Type-POWER】

MAXX BLADE Type-POWER☝︎2020年、レイドジャパンとしては初となるブレーデッドジグが登場しました。

ブレーデッドジグと聞くと、“ミラクルジムの時代”以前からバス釣りを続けている人たちにとっては、比較的新しく感じるカテゴリではないでしょうか。

明確にハマるシチュエーションのある非常にわかりやすいルアーとして、今や「なくてはならない特別な存在」にまで成り上がった“平成の出世頭”。

今回紹介する「マックスブレード・Type-POWER」(以下、マックスブレード)は、そもそもブレーデッドジグが得意とする明確にハマるシチュエーションとやらを、「トコトンやってやろうじゃないの」と言わんばかりの猪突猛進野郎です。

ブレーデッドジグは突き詰めればこうなる?

マックスブレード タイプパワー ブレーデッドジグは、クランクベイトのように魚がいるであろうスポットに直撃させるのではなく、ガチャガチャとうるさくアクションすることで、魚に見つけてもらうルアーだと思っています。

得体の知れない強烈なインパクトで中距離を追わせて食わせる……このカテゴリに属するルアーの本懐、目的はただそれだけ。

じゃあその「うるささ」や「インパクト」とやらを目いっぱい強くしちゃえ。で、生まれたのがマックスブレード 。実に潔いよいコンセプトです。

MONSTER
ルアーは本来の目的を見失っちゃったらダメ。「ビッグベイトなのに小さい」とか、ややこしいコンセプトはユーザーが混乱するだけですよね。


その分、「どこでもそれなりに使えるというバーサタイル性」は無いに等しいですが、兄弟分の「Type-SPEED」がそれを担っているのでOK。


スペック

MAXX BLADE Type-POWER
nameMAXXBLADE Type-POWER
weight3/8 oz. 1/2 oz.
price¥1,100(本体価格)
 

MONSTER
使用頻度の高いウェイトレンジに、厳選されたカラーバリエーション! ちなみに僕は真っ黒か真っ白しか使いません。


ITEM
レイドジャパン マックスブレード タイプパワー

マックスブレード【Type-POWER】の使いどころ 〜虎の巻〜

☝︎特徴をひとつひとつ書き出そうとも思いましたが、「ガチャガチャうるさい」ということが最大の武器でしょう。

読者のみなさんは「とにかくうるさいジグなんだな」ということだけ抑えてもらえればOK。ではその“うるせえやつら”をどんなところで投入するの? という点にフォーカスして紹介を進めます。

しかし、その前に前段で書いた明確にハマるシチュエーションについて、それがどういう状況を指すのか少しだけ解説しておきます。抑えておきたい点はズバリ2つ。
  1. ・魚の運動能力が高い
  2. ・視覚以外の感覚器官に依存している
MONSTER
この2つが揃っていれば必ず釣れる……というわけではありませんが、参考までに。

シャローレンジをかき回せ!

MAXX BLADE Type-POWER
これはブレーデッドジグ全般に共通して言えることですが、得意とするレンジは0.5~1.5m程度のシャローレンジです。

マックスブレードはとくに浮き上がりやすい性質を持っており、さらにトレーラーにもボリュームを持たせたい(後述)ので1m前後がスイート。

ちなみにウェイト(3/8・1/2 oz.)によるレンジの差は微々たるものなので、使用するタックルによって好きな方を選べばOK。

MONSTER
基本的にシャローに上がってくる運動能力の高い魚を狙うルアーなので、「もっと深いところを巻きた~い」って場合は、ブレーデットジグではなく他のルアーを選びましょう。

適水温期の雨 or 強風時に

MAXX BLADE Type-POWER
魚の運動能力を上げる要素の中でも特に重要な「溶存酸素量」を高める雨や風は、それが水温を著しく下げたりしない限り、マックスブレードにとってプラス要素でしょう。

さらにそれにより強烈な濁りが生じた場合には、独壇場と言ってもいいですね。これは次の項目とリンクしています。

視界を遮る濁りやストラクチャーに真価

MAXX BLADE Type-POWER
とにかくうるさいマックスブレードを後押しする、もっとも重要な要素がこれ。

濁り具合に応じて減衰する「光」とは違い、「音」は(もちろんなだらかに減衰はするものの)空気中の4倍以上のスピードで水中を伝搬します

しかも、魚とルアーとの間にストラクチャーやブレークなどの遮蔽物があってもお構いなし。

MONSTER
視覚に訴えかけるスピナーベイトとの最大の違いはこの部分。ことさらマックスブレード(Type-POWER)はその性質が極まっているブレ―デッドジグというわけです。


 
>>Next Page:タックルとトレーラーを考える&フィールドインプレ

マックスブレード【Type-POWER】のフィールドインプレ

おかっぱりで使いやすい、シャローに特化した浮上性能

MAXX BLADE Type-POWER
おかっぱりの射程は、ブレーデッドジグが明確にハマるシチュエーションに該当しやすいこともあり、そもそも活躍の場は多い……はずが、ルアーの構造上、案外根掛かりなどのトラブルが多く、「スピナーベイトでいいや」となりがち。

ところがマックスブレード Type-POWERは前述した通り、シャローレンジに特化した「浮き上がりやすい」性質を持っていて、これが驚くほどにトラブルレス

MONSTER
さらに気休め程度に思っていたブラシガードがうまく機能してくれるので、2020年現在、おかっぱりでは最高クラスの扱いやすさだと思っています。

カワイ子ちゃんはお断り。デカくて強い魚を選べる。

MAXX BLADE Type-POWER
主観モリモリで言い切りますが、そもそもブレーデッドジグはそこそこ体力のある、コンディションのいい魚が釣りやすいルアーです。

そしてマックスブレードのひときわうるさいアクションには、まずもって中途半端な魚はアタックしてきません。

反応するのはグッドサイズ。夢のようなルアーだと思いませんか?

アクションがデカいからトレーラーが選び放題


ブレーデットジグはトレーラーの形状やボリューム、ルアーの性質にミスマッチがあると、お互いのアクションが生かせないこともままあります

たとえば弱いジグに強いトレーラーを合わせた場合、トレーラーを動かしきれなかったり、ジグの動きが阻害されたりということが起こるんですよね。

MONSTER
でも安心してください。マックスブレード(Type-POWER)なら、トレーラーを選びません。おなじみピンテールから個人的に大好きなチャンク系まで、ばっちり動かせます。

マックスブレード【Type-POWER】を生かすトレーラー

ケイテック フレックスチャンク ラージ

MAXX BLADE Type-POWER トレーラー
僕がほぼ常用している組み合わせがこれ。

いわゆるオーソドックスなチャンク系で、視覚的なボリュームは最大級ですが、質量はさほどでもなく、扱いやすくておすすめ。

ストップやフォールを交えた緩急あるリトリーブで誘うのにも◎。

MONSTER
もしあなたが生粋のRAIDERSならば、レイドジャパンの「エグチャンク」でもOK。


ITEM
ケイテック フレックスチャンク ラージ
入り数:5本入り

一誠 カタクチワーム ヤバクネ 4.5インチ

MAXX BLADE Type-POWER トレーラー
ちょっと小さいかな~と思いつつ、クネクネツイストするアクションがいかにも釣れそうなヤバいトレーラー。

カラーはリアル系なので、ホワイト系のソリッドカラーが使いたい人は「海太郎 カタクチワーム 4.5インチ 太刀魚仕様」がおすすめ。

ITEM
カタクチワーム ヤバクネ 4.5インチ
全長:4.5インチ
入り数 : 7

マックスブレード【Type-POWER】のタックル

MAXX BLADE Type-POWER タックル

通常の巻き物タックルでOK

ロッド:ファクトHFAC-65ML
リール:19アンタレスHG
ライン:フロロ12lb

MONSTER
ブレーデッドジグには柔らかすぎるロッドも、硬すぎるロッドもNG。トレーラーを含めた総重量に応じて、投げやすいロッドを選びましょう!

まとめ

MAXX BLADE Type-POWER☝︎組み合わせ自由自在。実に研究しがいのあるルアーです。

「ブレーデッドジグで釣るべき魚」を引き寄せてくれるマックスブレード。

個人的には、どんなトレーラーでもしっかり動かせるところがお気に入りで、シーズンや状況に応じたトレーラーをもっと深掘りしていきたいルアーの筆頭格。

アクションの大きいブレーデッドジグは下手をすると不規則な動きをしがちなんですが、マックスブレード「Type-POWER」はチドリにくいというのも見逃せないポイント。

MONSTER
通したいところを確実に通せるので、際どいポイントを攻めるボートフィッシングでも使いやすい逸品です。気になる方はぜひ買ってみてください!


 
撮影:文:MONSTER

ライタープロフィール

MONSTER
大阪府大阪市在住。インテリバサーを志す、グランダー武蔵世代。関西を舞台に、「考えるバス釣り」を楽しむ理論派ブログ戦士。勢いあまって、机の上で釣りを終えることがほとんど。ボート、おかっぱり、どっちも好きです。バス釣りブログ「BassGo!」の管理者。

ライター記事一覧はこちら

関連記事


紹介されたアイテム

レイドジャパン マックスブレード タイプ…
ケイテック フレックスチャンク ラージ
カタクチワーム ヤバクネ 4.5インチ
\ この記事の感想を教えてください /
GOOD! BAD
MAXX BLADE Type-POWER
このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう
MONSTER

関西を舞台に、「考えるバス釣り」を楽しむ理論派ブログ戦士。勢いあまって、机の上で釣りを終えることがほとんど。ボート、おかっぱり、どっちも好きです。バス釣りブログ「BassGo!」の管理者。

アウトドアのすべてを、ひとつのアプリで。

150以上のアウトドアメディアの記事や動画、3万枚以上のみんなの写真も見られる!
アウトドアの「知りたい!」「行きたい!」がきっと見つかる!
お気に入りの記事や写真を集めて、スキマ時間に素早くチェック!