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ロッドスタンドの選び方
ロッドスタンドと一口いっても、実に様々な種類があります。
インテリアとしての側面(部屋にマッチするか)や、スタンド自体のサイズ、収納できるロッド本数など、選ぶ際に注意したい項目をまとめました。
ロッドスタンドのタイプ
▼ 床置きタイプ

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床置きタイプは製品数が多く、サイズ・デザイン・収納本数など、選択肢が多いです。材質も(木・竹の集成材・アルミ)と豊富にあるため、部屋の雰囲気に合わせて選べるという利点も。
出し入れのしやすさも特徴の一つ。リールを付けたまま収納できるタイプも多くあります。
※リールを付けたままの場合、最大収納本数が少なくなる(間を空けないと入れられない)ということもありますので、注意しておきましょう。
床置きタイプは軽量なものであれば、気軽に配置替えが可能。一方で、重量が重いロッドスタンドには安定感があり、耐震性が高いというメリットもあります。
また、ロッドスタンドによって、高さがさまざまです。収納するロッドの種類を考慮して、高さも検討材料のひとつにしておくと安心できます。
▼ 壁掛け(取り付け)

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壁掛けタイプは、空間(デッドスペースなど)を生かして設置できる、自由度の高さが最大の魅力。
部屋の壁はもちろん、通路や階段下の壁、お子様やペットが触れられない高い場所など、配置する場所を選べます。
お気に入りのロッドを並べて、インテリアの一部とすることもできるため、コレクションが多い方にはオススメです。
出し入れすることが多い場合は目線の高さで、あまり取り出さないという場合は、高めに取り付けるなど、お好みの場所に取り付けることが可能。また、奥行きが短いものが多いため、できるだけ壁に沿わせて収納したいという方には、壁掛けタイプが合っています。
横置きタイプと縦置きタイプがあるので、設置する場所に応じて選ぶと良いでしょう。
サイズ(奥行き)
ロッドスタンドは、横と縦の幅、また奥行きのサイズをしっかりチェックした上で購入しましょう。
横・縦の幅は誰もが気にすると思いますが、意外と奥行きがあるものも多く、買ってから困ってしまうケースも多いです。製品サイズを細部まで見ておくことをオススメします。
背合わせにしたり、横に並べてワイドに使ったりと、組み合わせが変更できるタイプもありますので、設置する場所が定まっていない場合には最適です。
また、リールを付けたまま収納する場合は、スタンドからリールが飛び出すことも踏まえて、設定場所の奥行きを考えておくと良いでしょう。
余裕を持った収納本数
ロッドスタンドは製品によって、掛けられる本数が数本から数十本までさまざま。持っている本数に合わせて選びましょう。
多くの場合、ロッドはどんどん数が増えていく傾向にあるので、本数に余裕を持たせて選ぶと良いかもしれません。
加えて、ロッドスタンドには、ロッドだけでなく、タモの柄などの長尺物の備品を収納することもできます。ロッド以外を収納することも頭の隅に入れておき、余裕を持った収納本数を選びましょう。
また、足りなくなった場合には、同じ仕様のロッドスタンドを購入し、並べて配置するということもできます。
ロッドグリップの太さ

ロッドスタンドを購入する際に考慮しておきたいのが、ロッドグリップの太さ。ロッドスタンドのグリップが触れる部分は、大体4cm程度の半円になっていることが多いです。
これはルアーロッドであれば、ほとんどのロッドが収納できるサイズ感。タモの柄でも、あまりに長いものでなければ、直径4cmに収まることが大半です。
ただ、アジングロッドやメバルロッドには、グリップが極めて細いタイプや、グリップ部分が短いものもあります。ロッドスタンドに置いた際に不安定になることもあるため注意しておくと良いでしょう。
気になる方は、ロッド、ロッドスタンドともにサイズを良く確認しておき、「置いてみたら、ぐらついて不安定……」ということがないようにしておきましょう。
ロッドスタンドの材質ごとの特徴
▼ 木製

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木製の良さは、なんと言っても木の温かみが感じられるところ。
木の色そのままのナチュラルカラーや、ステインで濃く着色されたものなど、さまざまな色が選択可能です。
また、無垢材を利用したロッドスタンドもあり、木の質感を楽しむことも。部屋の雰囲気や既にある家具に合わせて選んでみることをオススメします。
▼ アルミ
アルミの良さは、丈夫で軽量なこと。持ち運びしやすいものが多く、置き場所が変わることが多い方には最適。見た目の点ではコンクリートとの相性も良いので、車庫や倉庫に置く際にも合うでしょう。
シルバーやブラックのほかに、ブルーやパープルなどもありますので、好みのカラーを選んでみてください。
▼ 樹脂

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プラスチックに代表される樹脂製は、軽いということだけでなく、水に強いことが長所。ロッドを洗ったあとに収納する場合にも、水気を気にせず立て掛けることができます。
また、価格が抑えられているものが多いことも特徴です。
予算が限られている場合や初めてロッドスタンドを購入する場合には、樹脂製のものを検討されると良いかもしれません。
ロッドスタンドおすすめ15選
置き型タイプ
ドレス ロッドスタンド(組み立て式)620-600DB
材質 | 木製 |
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重量 | 約2.3kg |
サイズ | 約幅620mm×高さ600mm×奥行き150mm |
最多収納本数 | 10本 |
ドレスのロッドスタンド(組み立て式)620-600DBは、片面に10本の釣竿を収納可能。
保護用フェルトが付属しており、大切なロッドをしっかり保護します。
シンプルな木製デザインで、簡単に組み立てることができ、実用性に優れたロッドスタンドです。
WOOD WORKS ロッドスタンド 両面19本用
材質 | パイン(集成材) |
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重量 | - |
サイズ | 62.5x20x59cm |
最多収納本数 | 19本(19本用) |
WOOD WORKSの木製ロッドスタンドは、最大19本のロッドを収納できます。
秋田県横手市の自社工場で手作りされており、組み立て済みで届くため、すぐに使用可能です。
接触部分には傷がつかないようフェルトが貼られており、リールを付けたままでも安定して収納できます。
テイルウォーク コレクションロッドスタンドII
材質 | プラスチック |
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重量 | - |
サイズ | W445×D205×H890 |
最多収納本数 | 16本 |
テイルウォークのコレクションロッドスタンドIIは、最大16本のロッドを収納可能。
壁に沿って設置することもでき、室内でのロッド整理に便利です。
シンプルで機能的なデザインが特徴で、釣竿をスタイリッシュに収納できます。
プロマリン ライトロッドスタンド
材質 | プラスチック |
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重量 | - |
サイズ | 440×900mm |
最多収納本数 | 16本 |
プロマリンのライトロッドスタンドは、軽量なプラスチック製で、16本のロッドを収納できます。
ドライバー1本で簡単に組み立てが完了するのも魅力です。
プロックス ターンロックロッドストッカー 6本用
材質 | アルミ |
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重量 | 2.05 |
サイズ | 43×28×48 |
最多収納本数 | 6本 |
プロックスのターンロックロッドストッカーは、屋内外で使用可能な多目的ロッドスタンドです。
ホルスターの角度調整ができ、釣り場での竿受けとしても使用できます。
リールを付けたまま保管でき、回転式ロックキャップ機構で脱落を防止。
軽量アルミ製で、コンパクトな設計ながら6本まで収納可能です。
壁掛けタイプ
ラパラ ロッキン ホールド ロッドラック PGRH-6
材質 | - |
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重量 | - |
サイズ | 約350mm×64mm×35mm |
最多収納本数 | 6本 |
ラパラのロッキン ホールド ロッドラックは、6本のロッドを収納できる壁掛け式ロッドラック。
特殊樹脂製のアゴがロッドを優しくホールドし、頻繁な取り外しでも傷つけません。
別売りのフックを使って設置すれば、簡単に取外しができるので賃貸でも使用できます。
付属のネジで壁に設置すれば、より安定して設置することも可能です。
ドレス 壁掛けロッドスタンド5SET
材質 | ABS樹脂(両面テープ付きゴムシート) |
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重量 | - |
サイズ | 66×25×51mm |
最多収納本数 | 5本 |
ドレスの壁掛けロッドスタンドは、シックなデザインが特徴の壁掛け式ロッドスタンド。
1本ずつ分割設置もでき、自由にレイアウトできます。
高い位置に設置することで、子供やペットのいたずらを防ぎ、不意な事故からロッドを守ります。
ロッドと接触する部分には傷防止用ゴムが付いており、リールを付けたままでも収納が可能です。
プロックス バンブーロッドスタンド 7本壁掛式
材質 | 竹集成材 |
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重量 | - |
サイズ | ホルダーサイズ:470×58×60、スタンドサイズ:470×74×58 |
最多収納本数 | 7本 |
プロックスのバンブーロッドスタンドは、壁掛け式で最大7本のロッドを収納できます。
竹製で風合いが良く、インテリアとしても魅力的なデザイン。
天然素材のため、木目や色合いに個体差があるのも特徴です。
ホルダー部分にはロッドを傷つけないスポンジが使用されており、安心してロッドを保管できます。
Booms Fishing WV4 ロッドスタンド壁掛式10本
材質 | ABSプラスチック&EVAフォームパッド |
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重量 | - |
サイズ | 416×61×35mm |
最多収納本数 | 10本 |
Booms Fishing WV4 ロッドスタンドは、壁掛けや天井掛けが可能な省スペース設計。
最大10本のロッドを収納でき、リールを付けたまま5本、リールなしで5本を同時に保管できます。
ホルダー部分はEVA製フォームパッドとなり、ロッドをしっかり挟んで傷つきにくいのが特徴です。
WOOD WORKS ロッドスタンド 壁掛け 7本掛
材質 | ラジアタパイン(集成材) 、フェルト |
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重量 | - |
サイズ | 幅90mm、高さ900mm、厚み18mm |
最多収納本数 | 7本 |
WOOD WORKSの国内自社工場で手作りされた、壁掛け式の木製ロッドスタンド。
付属のビスで簡単に取り付けができ、最大7本のロッドを収納できます。
釣竿との接触部分にはフェルトが貼られており、傷つけずに保管可能です。
置き型&収納付きタイプ
ドレス メタルフィッシングラック
ドレスのメタルフィッシングラックは、見た目と機能性を兼ね備えた金属製の釣具ラック。
上部のロッドホルダーにはウレタンクッションが付き、ロッドをしっかり固定し保護します。
キャスター付きで移動が簡単、ストッパー機能も付いており、安定性も抜群。
ドレスのオリジナルロゴプレートが付属し、インテリアとしてもおしゃれなアイテムです。
サンニード ロッドスタンド W60 WB 釣り竿収納 RS-6011-WB
材質 | 中質繊維板 |
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重量 | - |
サイズ | 幅59.7×奥行20×高さ110.8(cm) |
最多収納本数 | 9本 |
サンニードのロッドスタンドは、ロッドや釣り具を効率よく収納できます。
背面に有孔ボードを採用しており、糸やオモリなどの釣具を自由に整理することが可能です。
フックは付属していないため、必要に応じて適切なものを使用できます。
MASTLU ロッドホルダー
材質 | 鉄フレーム、パーティクルボード、プラスチックバックル |
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重量 | - |
サイズ | 奥行き42x幅32x高さ80(cm) |
最多収納本数 | 10本 |
MASTLU ロッドホルダーは、10本の釣り竿を収納できる省スペース設計のスタンド式ロッドラック。
約20分程度で簡単に組み立てが完了します。
キャスター付きで移動しやすく、ディスプレイのように美しく収納できるため、釣り道具の整理に最適です。
3段の収納ラックが付いており、釣り具ボックスやスピニングリール、アクセサリーなどもまとめて保管できます。
白井産業 ロッドスタンド ペスカレージ BK 黒木目 PSR-1280RS BK
白井産業のロッドスタンド ペスカレージ BKは、家具の高級感を取り入れ、リールやロッドを美しく収納できるデザインが特徴。
最大12本のロッドが収納可能で、リールを付けた状態でも5~6本まで収納可能です。
EVAクッション付きで、ロッドへの負担を軽減します。
上部のワイヤーネットには、市販のフックやカゴを使用し、魅せる収納にできます。
ロッドスタンド 釣り竿ラック 21本収納
材質 | MDF |
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重量 | 3.4kg |
サイズ | 76.5x18x65cm |
最多収納本数 | 21本 |
最大21本のロッドをすっきりと収納できる、省スペース設計のロッドスタンド。
リールを外した状態で21本、リールを付けたままでも10本まで収納可能です。
両サイドにはリール掛けが付いており、接触や破損を防ぎながら美しく保管できます。
ロッドスタンドを自作してみる

ロッドスタンドは作りがシンプルであるため、自作することも可能です。自作のメリットは、なんといっても自分好みに作れること。
費用も安く済むので、こだわり派の方はぜひチャレンジしてみてください。
▼作り方の工程は下記の記事でチェック!
大事なロッドを上手に保管しよう!

無造作にロッドを立て掛けて置いていると、見かけが悪いだけでなく、ちょっとした不注意による負荷で破損してしまう危険性もあります。
ロッドスタンドがあればすっきりとロッドが収納できて、破損の心配も少なくできますので、ぜひ自分に合ったものを購入して使ってみてください。