バス釣り 最強ワームは何だ?

検索で良く目にするワームの一つに、ゲーリーヤマモトのイモグラブがあります。

昔から非常に良く釣れるワームとして人気を博しており、「いまさら記事で取り上げるまでもないよ!」という声も聞こえてきそうですが、
今回は筆者の溺愛するイモグラブについて詳しくご紹介していこうと思います。
筆者の紹介

神奈川県在住/30代男性
バス釣り歴20年。年間釣行日数は50~60回と言わば典型的なサンデーアングラー。
主に神奈川県・千葉県のフィールドにてバス釣りの腕を磨く。
イモグラブが最強な3つの理由

イモグラブを初めて目にした人は高確率でこの言葉を発します。
かくいう筆者も使うまでは同じことを思っていました。

ハッキリ言って釣れます。
もの凄く。
そして、“なんとなく釣れる”ではない、釣れる根拠がこのワームにはあるのです。
圧倒的な飛距離とキャスタビリティー

それに加えてゲーリーの高比重マテリアル。飛ばない理由がありません。

川の対岸で起こったボイル撃つなど、飛距離やキャスタビリティーが重要なシーンって多いですよね。
フォール姿勢が最高


ハードルアーにおいても、水平姿勢を重視するルアービルダーは多いですよね。
高いすり抜け性能

形状からも想像できるように、イモグラブは高いすり抜け性能を備えています。

イモグラブが活きる使い方・覚えておきたいキーワード

イモグラブの使い方を検索すると、フォール、ただ巻き、トウィッチ、リフト&フォールといった様々な使い方が出てきます。
勿論それらも非常に有効なテクニックの一つではありますが、ここでは筆者が特におすすめしたい使い方やセッティング方法をご紹介していきます。
まずは“基本で最強のズル引き”を覚えよう
キャストしてボトムまで沈めます。30~50㎝程度ロッドをサビいて、5~10秒ステイ。その繰り返しです。イメージは湖底をフワフワと這うハゼ・エビ・川虫といった所でしょうか。
ここぞというポイントでは“放置”で
例えば夏の流れ込みなど、人のプレッシャーも高いが、後々バスが入ってくるであろう一級ポイントでは放置も有効です。放置といっても、水流や湖底の起伏によって、実は微妙に動いている場合があり、それが絶妙なアピールになっているのでは?と感じています。
ウェイト追加はネイルシンカーで

水平フォールを維持したままでウェイトを追加したい(飛距離をもっと稼ぎたい・ボトムを分かりやすくしたい)場合はネイルシンカーがおすすめ。
任意のネイルシンカーをワームのお腹側に来るよう(フックが下になって沈むように)に埋め込みます。
D・A・Sオフセットで美シルエットに

一体感のあるセッティングは“フックの違和感なく、よりナチュラルにアピールしていそう”という気にさせてくれますし、
カバー攻めの時はよりすり抜けやすく、ボトム放置時には、小さなボトムの起伏でも転がりやすくなる(自動でアピールする)というメリットがあります。
フックとワームの間に隙間がないとフッキングしなさそうにも見えますが、“掛かり”には絶大な信頼を置いています。
イモグラブの唯一ココが残念

良い事ずくめのイモグラブですが、唯一の弱点は「脆い」という点。釣れるが故の代償、ゲーリーマテリアルの宿命と言った所でしょうか。
シンプルイズベスト

“パーツがないから、テールがないから釣れる気がしない”というのは、すべて人間の考え方です。
今までイモグラブを使った事のない人は、騙されたと思って使ってみて下さい。そのポテンシャルの高さに驚くはずです。
そして一度釣れてしまえば、ただのイモが小魚にも、ハゼにも、エビにも、虫にも見えてくると思いますよ。
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