イモグラブってどんなワーム?
元々はゲーリーグラブのテールをカットして使用した事が発端となり開発されたイモグラブ。そのシンプルな形状ゆえ、連日アングラーの絶えないハイプレッシャーフィールドでも実績のあるワームです。
イモグラブの釣れる理由を考察
あまりにもシンプルな形状の為、使ったことない方は本当に釣れるの?と思うかもしれません。しかし、実際に使ってみると水中を這うハゼや、弱った小魚、時には虫のように見えるのがイモグラブです。
何もパーツがついていないからこそ、アングラーの使い方次第で実に様々なアクションをさせる事ができ、フィールドを問わずバスに口を使わせます。
また、余計なパーツを排除する事で、空気抵抗が減りキャスタビリティーが向上。また障害物への高いすり抜け性に優れるため、ルアーを障害物の奥へ奥へと、アプローチできる点も良く釣れる理由の一つと言えるでしょう。
イモグラブ30の重さと推奨フックサイズ
イモグラブ30の自重は約1.3グラム。オフセットフック♯4かマスバリのチョン掛けがおすすめです。放流バスやエリアフィッシングで無類の強さを誇ります。
イモグラブ40の重さと推奨フックサイズ
イモグラブ40の自重は約3.5グラム。オフセットフック♯1~1/0が推奨サイズにです。サイトフィッシングやシャローのストラクチャー撃ちが特におすすめです。
イモグラブ50の重さと推奨フックサイズ
イモグラブ50の自重は約5.7グラム。オフセットフック♯2/0が推奨サイズにです。ベイトタックルでも扱えるボリュームでカバー回りの攻略におすすめです。
イモグラブ60の重さと推奨フックサイズ
イモグラブ60の自重は約8.5グラム。オフセットフック♯3/0~4/0が推奨サイズにです。濁りの強いポイント等、アピールを強めたい時におすすめのモデルです。
イモグラブの使い方のコツ
イモグラブはどのフィールドでも活躍するワームですが、他のワームよりもアピール力は少ないのでバスのいる場所を見極める必要があります。代表的な使い方をご紹介します。
フォールアクション
スライドしながらフォールする特性を活かし、オーバーハングの下などのカバーの奥に投げ入れます。アタリはフォール中に出ることが多いので、フォール中のアタリをラインの動きに集中しておきましょう。
ズル引き&ステイ
シンプルなボディ形状を活かして、バスに違和感、プレッシャーを与えないズル引きとステイを組み合わせる使い方です。手返しは遅くなるのでここぞ!というポイントでおススメの使い方です。障害物に当たったら、シェイクを入れてみてステイを試してみてもいいでしょう。
リフト&フォール
地形変化やゴロタ石など、水中ストラクチャーがあるポイントでは、リフト&フォールがおススメです。ザリガニ等の甲殻類やハゼ等をイメージしてアクションさせます。
イモグラブのおすすめカラー
イモグラブは数多くのカラーが販売されていますが、これだけは持っていきたい、おすすめのカラーをご紹介します。水質や天候によって選んでみましょう。
ウォーターメロン
ウォーターメロンはどのフィールドでも人気のカラーでしょう。ハイプレッシャーな湖や野池でも実績の高いカラーです。
ワインペッパー
ターンオーバーによく効くカラー。雨などの暗い天気にもおすすめのカラーで、濁った時にはリアクションで、クリアウォーターではナチュラルに。どちらも効くカラーです。
チャート/チャートフレーク
マッディウォーターや濁りが出た時に特におススメがチャート系カラーです。アピール力が強いカラーの為、リアクションの使い方にも向いています。
バブルガムピンク
サイトフィッシングにはバブルガムピンクがおススメです。自然界にはないカラーですがアピール力が強くアングラーからも見やすいカラーです。
イモグラブで一匹を手にしよう!
イモグラブはトッププロも喰わせの切り札として使用するワームです。トップウォーターやスピナーベイト等でサーチをして反応があったポイントに落とし込んでみるのもいいでしょう。よく行くフィールドのここぞ!というポイントで一度試してみてはいかがでしょう。