チビタレルとは
ギル型ジョイントルアーの中でも高い人気を誇るジャッカルの「チビタレル」。
ベースとなっているのは同社の「ガンタレル」で、全国どこのフィールドでも使いやすいようコンパクト化されたのがこの「チビタレル」になります。
シリーズは3種類
ビッグサイズの「ギガンタレル」。ミドルサイズの「ガンタレル」。スモールサイズの「チビタレル」。
それぞれ名前は違うものの、動きは同じのギル型ルアーで、バスのサイズやフィールドによってサイズの使い分けができます。
並べてみると大きさの違いが良く分かりますね。
ラインナップ | 全長 | 自重 | 価格 |
チビタレル | 130mm | 43.5g | ¥3,200(税別) |
ガンタレル | 160mm | 70g | ¥4,010(税別) |
ギガンタレル | 200mm | 153g | ¥4,980(税別) |
チビタレルを考察
ガンタレルの動きでダウンサイジング
チビタレルのサイズは130mm。どんなフィールドでもよく見かける、いわゆる子ギルサイズですね。
このサイズなら小規模野池や河川など比較的フィールドを選ばず使えそうです。
動きはガンタレルの完璧なコンパクトバージョンと言えるかと思います。
ただ巻き・360°回転にしてもガンタレルの動きはしっかり継承されていました。
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専用タックル不要
チビタレルの自重は43.5g。MHタックルで使えるところも魅力の一つ。
バスフィッシングでおかっぱりメインのアングラーは約8割と言われています。
僕もおかっぱりがメインなのですが効率を考えるとタックルをなるべく少なくして釣りをしたいわけです。
MHのタックルなら基本的には撃ち物系~巻物系までほとんどの釣りがカバーでき、その中の戦略の一つとしてチビタレルを使えるので、おかっぱりアングラーには間違いなく重宝するかと思います。
2ジョイントボディ
チビタレルは2ジョイントボディー。これにより艶かしいアクションが可能となっています。
特に”ストップ&ゴー”のストップの時に余韻で”ユラーン”と艶かしいアクションが出るところも一つの大きな武器となりそうです。
ラインアイで使い分けができる
チビタレルにはラインアイが上と下に2つあります。
上のラインアイはやや水中に潜らせて使いたい時、下のラインアイは水面直下でトップウォーターに近いイメージで使いたい時に使います。
水深によって使わけできそうですね。
レンジも自在
顎下のアイはシンカーを付けることもできます。
ボトム付近を泳がせたい、スピーディーにサーチして使いたい時などが主になってくるかと思います。
シンカーの重さはご自身のフィールドに合わせて色々と試してみることをおすすめします。
チビタレルはフローティング仕様となっています。
チビタレルをサスペンドにするには板重り約0.4gを写真と同じところ付近に貼ります。
水温によって誤差があるので多少の調整が必要にはなってきます。
チビタレルのアクション動画
ただ巻きの動き
フナっぽくもありギルっぽくもある感じが釣れそうです。
ストップ&ゴー
個人的に一番好きなアクションです。
ストップ時の”ユラーン”がバスに効きそう……
180°回転
ガンタレルから代々伝わる180°回転は健在ですね。
アクションも良いですが、波紋の生物感が半端ない……ですね。
タックルセッティング
ロッド:ポイズングロリアス 174MH
リール:シマノ アンタレスDC HG
ライン:フロロカーボン 14ポンド
ご参考までに私的タックルセッティングを。ある程度撃ちモノ系~巻物まで使える、陸っぱり1本のタックルセッティングです。
ギル度99%!?
ガンタレルぐらいビッグベイトになると、ある程度覚悟が必要でしょう。しかしチビタレルならサイズ感から気軽に使えそうで、釣れそうな感じすらさせてくれます。
ギル度99%は流石に言い過ぎかもしれませんが、ギルを捕食してる時期やフィールドでは、外せないルアーかと思います。
ジャッカル チビタレル
自重:43.5g
タイプ:フローティング
フックサイズ:フロント ST46TN#2 / リア ST46TN#3
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