「正直、これ売れてます」な人気アイテムを教えてください!
決して安くはない釣具たち。できれば「買って失敗した~!」は、避けたいですよね。
そこでTSURI HACK編集部が釣り具メーカーに突撃取材。
社員の方に“正直、これ売れてます”な「ぶっちゃけランキングベスト5」を教えてもらいました! 自他ともに認める人気製品は、見逃せないアイテムばかり!
ランキングと一緒にメーカーならではのおすすめ理由や、使い方もお届けします。もしかすると、あなたが持っているギアも登場するかも? 今後の釣り具選びの参考にどうぞ。
今回は、「株式会社ジャクソン」のプロスタッフ井熊さんにぶっちゃけてもらいます。一体どんなランキングが飛び出るのでしょうか!
ランキングの発表者、プロスタッフの井熊さんです!
ジャクソンの営業&広報担当をしてます井熊です。
大阪府出身でシーバスをメインに活動し、テスターをしていたジャクソンに4年前に入社しました。入社後は、静岡へ移住しサーフフィッシングの楽しさを身をもって体感。厳しくもあるけど釣った時の感動が大きいサーフの釣りを、より多くのアングラーに伝えるべくYouTubeチャンネル「釣りジャック」にて駿河の黒豹として活動中です。
ジャクソンは今年で40周年を迎え、偶然にも自分と同い年なんです。そんな歴史を感じながら今後の活動の幅をさらに広げるべく、日々釣りを楽しみながら開発にも力を入れています。
「ランキングベスト5」をチェックしよう!
第5位「オーシャンゲート サーフ」
これからサーフの釣りを始めたいアングラーに超おすすめのサーフロッドが『オーシャンゲート サーフ』です。
10ftを超えるロングロッドを使いこなすのは入門者は一苦労だと思います。しかし、このロッドは中弾性カーボンを採用することでキャスト時に曲がりやすく、曲がってから戻る反発力でルアーを弾き飛ばす事が誰でも可能になりました。
魚を掛けてからもバットトルクが十分なロッドの為、魚とのやり取りを楽しめるロッドに仕上がっています。デザインもシンプルで、高いコスパが魅力の製品です。
JOG-1062M-KSFはオールラウンダーモデルとして、JOG-1112MH-KSFは最大飛距離を求めるアングラー、ショアジギを兼用したいアングラーにおすすめです。
第4位「サーフトライブ」
Youtubeチャンネル「釣りジャック」では、黒豹がメインロッドとして使用しているのが『サーフトライブ』。有難い事にサーフで使うロッドといえば「サーフトライブ」とお店で言われるまでになりました。
全モデル共通して40t高弾性カーボンをメイン素材に採用、金属の様な張りを持たせ曲げれば曲げる程高い反発力でルアーを弾き飛ばす事ができるロッドです。もちろん感度は抜群に良く、海中情報伝達能力も優れていて、100m先のボトムの情報まで手元に伝えてくれます。
STHS-1112MHは遠投能力に優れ、大座布団ヒラメや青物の強烈な引きを食い止める事ができるモデル。STHS-1062Mはオールマイティにサーフで使えるメインモデル。
そして、STHS-1082MLは黒豹完全監修で作りました。キャストしやすさを念頭に置き高弾性だが曲げてキャストする事のできるこだわりの詰まったロッドです。
ワーミングやミノーイングなどの繊細なロッドワークが可能なモデルSTHS-9102Lは、フィネス対応モデルで5g程のジグヘッドを駆使した釣りなどに適しているロッドです。
幅広いラインナップが揃っているので、よく行かれるフィールドに合わせて選んでみてください。
第3位「鉄PAN Vib」
3位は2014年発売以来、累計販売個数が100万個を突破した『鉄PAN Vib』。
シーバスから青物、ヒラメ、太刀魚まで魚種を選ばず実績があるのが鉄PAN Vibの魅力です。サイズ展開も9g・14g・20g・26gと幅広くラインナップしている人気シリーズです。
2020年3月には、新製品アイテムとして「鉄PAN Vib」3g・5gを。5月には、完全青物対応の「鉄PAN Strong」を5月に発売予定です。
鉄PAN Strongは、フックの強化、プレートの厚みの強化、スプリットリングを使用できるアイなど、青物特化仕様としてリリースしますので、青物ファンの方ぜひ使ってみてくださいね。
第2位「Pin Tail サゴシTune」
近年、漁港や防波堤から手軽に狙えるようになってきたサワラ・サゴシ。それをいち早くターゲットにし、業界初のサゴシ専用ルアーを作り出したのがジャクソンです。
最近、オフショアシーンでも船宿さんからは「サゴシチューン持っといで!!」と名指しで推していただいてます。
『Pin Tail サゴシ Yune』はなぜ釣れるか? それは規則的なウォブリングアクションの中にオートマチックで発生するイレギュラーアクションが肝なんです。
更にフラットサイドを設ける事で、フラッシングがより強くバイトを誘発する、サゴシの食性を熟知したジャクソンだからこそ生み出せた唯一無二の究極のサゴシ専用ルアーなんです。
昨年はサイズ展開も行い、「PinTail サワラ Tune」として35g・42gのビッグフィッシュ専用として開発し「PinTail サゴシTune」譲りのオートマチックイレギュラーアクションも健在な自信作です!
第1位「飛び過ぎダニエル」
第1位は2017年発売以来、累計販売個数が50万個を突破する人気ジグ『飛び過ぎダニエル』です。名前のインパクトも強いですが……(笑) ルアーアクションも大きく、ワイドウォブリングが特徴でフィッシュイーターを刺激します。
プロト段階のダニエルのファーストインプレッションは「こんなバタ付きで魚釣れるの?!」とちょっと懐疑的な気持ちでした。
でも、アスリートでシーバスをバンバン釣り上げ、さすがに釣り切っただろうってタイミングで投げてみた時、1投目で釣れるという珍事が起きたんです。しかも丸呑み……。
正直何が起こったのかわかりませんでしたが、魚の食性を刺激するアピール力がハンパないと思った瞬間です。
その後、サーフのメインアイテムになり、“良く飛び”“巻くだけ簡単”に魚が釣れるアイテムとしてアングラーに認知して頂いております。
対象魚種も選ばず、まさに可能性は無限大!
サイズ、モデルラインナップも豊富で、使用する場所もサーフだけではなく、ショアオフショア問わずタックルボックスには必ず入れて間違いなしのルアーです!
ちなみに、井熊さんのイチ押しは?
「ギャロップASロングキャスト」
弾丸の様な形状で一口サイズのぶっ飛び系メタルジグ。
誰が投げてもぶっ飛び、スイムアクション動画撮影時にフルキャスト動画を撮影すると150m巻きのラインが全て出切ってしまい慌ててスプールを抑えたほど……。
黒豹絶対的な信頼を得ているメタルジグで、青物は勿論、フラットフィッシュや近年流行りつつあるSLS(スーパーライトショアジギング)などフィールドを選ばないメタルジグとして活躍します!
アクションに関しては、フォールでヒラヒラして落ちるのではなく「ストン!」と落ちてリアクションバイトを誘発します。
サイズも22g、32g、42gとあり、軽い22gでもぶっ飛びを体験してみてください。ボウズ逃れで必ず投げるルアーは、絶対ギャロップASロングキャストがおすすめです!