【ピライーバ】巨大ナマズが絶滅の危機?救えるのは僕ら釣り人だけかもしれない。

2022/10/31 更新

超大型ナマズ“ピライーバ”という怪魚について。ピラルクやアリゲーターガーに比べると知名度は低く、知らない方も多いと思います。この魚の魅力や生態と、抱えている問題について怪魚ハンターがお話したいと思います。

目次

アイキャッチ画像提供:山根 央之

ピライーバってどんな魚?

ピライーバは3メートル以上に成長すると言われている、超大型のナマズ。

ピラルクやメコンオオナマズのような経済・文化的価値がないため、詳しい生態や資源量に関する研究は進んでいません。

何を食べて、どのくらい大きくなるのか。生息範囲や繁殖生態など……科学的に殆ど明らかにされていない魚なのです。

流れのある場所を好む

ピライーバは流れのある場所でよく釣獲されます。また、時期により釣れる釣れないがハッキリするポイントもあり、河口域から中流域まで幅広く出現します。

これらの釣り人が得た状況証拠から、ピライーバは流れのある環境を好み、年周期でアマゾン川を大規模に回遊している可能性があります。

もしこの回遊が繁殖行動であった場合、例えば途中にダムなどが建設されてしまうと一気に生息できない環境となってしまうかもしれません。

アマゾン川に広く生息し、流れのある深みを好んで利用すると言われ、近年では産卵のために季節的な大回遊を行っているのではないかと考える人も出てきています。

今でこそ、釣り人がスポットライトを当て始めた生き物ですが、これまでは先住民族と共にジャングル奥地でひっそりと暮らしていたのです。

ピライーバの釣り方

ピーコックバスをエサにしたブッコミ釣りが基本

ルアーフィッシングの大スターであるピーコックバスが、ピライーバ釣りのエサとなります。

ピライーバフィッシングはまず、ピーコックを釣ることから始まるのです。

なんと贅沢な釣りなのでしょう。

ピライーバは専用タックルが必要

ピライーバは流れのある河川本流で釣るということもあり、専用タックルでなければ釣ることはできません。

資源管理の観点から、タックルに制限がかけられている場合もあるので確認しておきましょう。

魚を弱らせるような長いファイトは禁物です。できる限り素早く元気のあるうちに取り込むように心がけてください。

ピラニアの脅威

ピライーバが生息する場所にはもちろんピラニアも生息します。

これが厄介。究極のエサ取りであることは勿論のこと、疲弊しきったピライーバが襲われる危険性もあります。

巨大魚であってもアマゾンでは敵だらけなのです。ちょっとでも弱ることが命の危機に直結します。

 

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