ジャッカルのブレイクブレードについて
ジャッカルの人気チャター「ブレイクブレード」。チャターフェチとして名高い、片岡壮士プロがプロデユースしたルアーであり、片岡氏自身をトーナメント(JB TOP50第2選)優勝に導いたウイニングルアーでもあります。
ジャッカル公式においては……
「幅広いリトリーブスピードに対応」「高バランス設計」「意図的にバランスを”崩す”絶妙な柔軟性」「狙い通りのアプローチを実現してくれる汎用性」出典:ジャッカル
といったアピールポイント・コンセプトが掲げられていますが、その使い心地やいかに?
ラインナップ
重さ | 価格 |
3/16oz | ¥1,221(税込) |
1/4oz | ¥1,221(税込) |
3/8oz | ¥1,331(税込) |
1/2oz | ¥1,331(税込) |
※ちなみに
チャターベイトは日本では「ルアーのジャンル名」ようになっていますが、実はアメリカで発売された一商品の「商品名」なんです。いわゆる、ホッチキスやウォシュレットのように、商品名が有名すぎて、一般名詞化してしまったんですね。なのでジャンル名としては「ブレードベイト・ブレーデットスイムジグ・ブレーデットジグ」というのが正しいようです。出典:TSURI HACK
なんだかややこしいですね(笑) 今回は「チャター」として呼称を統一させていただきます。
ブレイクブレードを検証!
陸っぱりの方はある程度の飛距離を求め「3/8oz」クラスあたりを選ぶ方が多そうですが、シャローの多い陸っぱりでは、ボトムやウィードを拾いすぎてしまうといった面も。
私は陸っぱりでも使いやすい「1/4oz」を使って検証していきたいと思います。
ハイピッチアクションと素早い立ち上がり
チャターベイトのブレードは、薄くなるほどアクションがハイピッチになり、厚くなるほどトルクフルになると言われています。
ブレイクブレードのブレードの厚さは0.3ミリで、「薄い〜中間」的な部類に入るでしょう。そのおかげもあってか、立ち上がりもよく、ハイピッチなアクションが得られていました。
アクションの質
振動はクランクベイトのような「ブリブリ」としたものではなく、バイブレーションの「ブルブル」に近い感じす。
チャターとしてのアピール力は、強くもなく弱くもない、中間的な印象。チャターを初めて使う方に「スタンダード」なチャターとして、おすすめできそうです。
トラブルレスラインアイ
ラインとブレードの絡みや、ヘッドアイにブレードが引っかかるトラブルに対応した言われる「トラブルレスラインアイ」。
実際、ブレイクブレードを使っていて糸絡みをしたという記憶はなく、ストレスなくキープキャストできました。
スナッグレス性
形状記憶合金のワイヤーガードがついており、他のガードなしチャターと比べるとスナッグレス性は高いです。ですが、ブラシガードつきのチャターには劣るかなといった印象。
フッキングの良さも重視しつつ、カバーに対して無防備でもない、攻守一体のバランス型といった印象。
ワイドゲイブフック
フックサイズは、ワンサイズアップでワイドゲイブにすることでフッキング率アップさせているとのこと。Vガードがあることでワンサイズフックアップできるのでしょう。
太軸フックを採用しているので、フックが曲がる心配もなさそうです。
高バランス設計
幅広いリトリーブ対応可能な高バランス設計と公式でうたわれています。僕自身、そこまで色々なチャターに詳しいわけではないのですが、ファースト・スローリトリーブと使いやすい印象を受けました。
オートマチックに千鳥アクションは出せませんが、リーリングやロッドワークで意図的にバランスを崩させることができます。「杭の横を通過した瞬間に千鳥らせる」といった芸当もできそうです。
今回使用したタックル
7 グラムですがMでもMHでも投げやすいです。カバー周りでの使うことが多いので、ラインは太めの14ポンドか16ポンドがおすすめ。
チャター入門におすすめ
ブレイクブレードは「中間的でどんなフィールドにも使いやすいチャター」といった印象を受けました。チャターが多すぎてどれを使ったら良いかわからない!といった方は、
まずはブレイクブレードから入ってみることをおすすめします。
ジャッカル ブレイクブレード 1/4oz
ライタープロフィール
むっちん
九州熊本県在住。毎日ウキウキしながらフィールドへ足を運びバス釣りしています。フィールドへ足を運ぶからこそ、感じること・学べることがあると思っています。
僕なりにバスフィッシングの楽しさ、魅力、素晴らしさをお伝えできればと思っています。モットーは「明日はもっと釣れる』。