世界最強フライ
ちなみにこのフライ、世界最強と言われているみたいなんです。試してみませんか?
クレイジーチャーリー
今回スポットを当てるのは、1977年にフィッシングガイド「チャーリースミス」氏が考案した“クレイジーチャーリー”と呼ばれる伝統的フライスタイル。
圧倒的釣果を叩き出し続けている、まさに世界最強フライなのだとか。
じっくり観察してみた
初対面であるクレイジーチャーリーをじっくり観察してみましょう。
フックにダンベルアイなどの装飾が施されており、昆虫のような可愛い見た目ですね。
自重は何グラム?
ウエイトの記載が無かったので量ってみたところ、約0.3グラムとライトルアーゲームでもあまり扱われないウエイト。
ラインの重さを利用してキャストをするフライフィッシング用ですので、スピニングで投げられるかが心配です。
水中ではどんな動き?
お風呂場で動きをチェックしてみると、姿勢をキープしたままスゥーっと漂うようなスローフォールアクション。
派手なアクションは演出出来ませんが、エビのような見た目に魚もイチコロかも知れませんね。
チャーリーゲームスタート
観察を終えたところで、近くの堤防にエントリーし魚を狙ってみる事に。
どんな魚に出会えるのか、そしてその実力はどうなのでしょうか?
飛距離が厳しい
0.2グラムまで対応したライトゲーム用ロッドにPE0.15号。
現在所有している最もライトなタックルセッティングで挑みましたが、フェザーなどの装飾品が空気抵抗となり飛距離がでません。
ターゲットまでフライが届かない場合は、スプリットショットやフロートリグなどウエイトを増すリグで対応したが良さそうですね。
スローアクションが得意!
ジグ単ワームのような感覚でリフト後にチャーリーを漂わせていると吸い込みアタリが発生。
慎重に上げてみると冬の好ターゲット良型アジが出現!
日によってヒットパターンは異なると思いますが、この日は20カウントからのドリフトが大当たり!
超スローフォールが可能なので、潮に乗せるドリフトや一定レンジしっかり攻める釣りに効果絶大のようです。
近距離戦の強力武器
スピニングタックルでは飛距離の問題があったものの、近距離戦の勝負にはめっぽう強く、堤防でも効果を発揮する強力アイテムでした。
またフライを自作する「フライタイイング」も楽しめるみたいなので、次回は作るところからチャレンジしたいと思います。
大活躍の予感
クレイジーチャーリー