ワームを徐々に大きくしたら魚はどこで食べなくなるの?
こんにちは。YouTuberのアナハゼティです。釣りやガサガサなどのアウトドアを中心に活動しています。
皆さんはワームで釣りをしている時、
ワームとほとんど同じくらいの小さな魚が食ってきた経験ありませんか?
魚は私達が思った以上に食欲旺盛で、かなり大きめのワームにも食いついてくる場合があります。
ここでふと疑問が湧いてきました。
このワーム。徐々にサイズを大きくしていったら、魚はどこまで食いついてくるのだろう?
そんな疑問を解消すべく検証を実行することにしました!
ルール説明
今回はメバルを対象に検証を行います。
【ルール】
1.サイズが違うワームを用意する。今回は「エコギア」の「グラスミノー」4サイズ(SS・S・M・L)を使用
2.メバルが釣れた人から、ワームを1つサイズアップしていく。(メバル以外の魚はノーカウント)
3.釣れなくなったら検証終了。最後に釣れたワームとメバルのサイズ差を検証結果とする
というものです。
グラスミノーの全長は小さいものから順に2.8cm、4.2cm、6.4cm、8.5cmです。
もちろん活性や魚種によって結果は異なると思いますが、
でかワームにちびメバルが食いつくという。その”異様”な光景をフィルムに収めたい!
果たしてグラスミノーLにもメバルは食いついてくれるのか?!早速検証スタートです!
検証開始
まずはSSサイズから検証開始!
ちなみに今回検証する2人は、画面左が「ナオサン」、画面右が「りゅう」です。
早速ヒット!
開始10分程で、早速りゅうにヒット!
軽快に巻き上げる姿からメバルっぽいが、果たして結果は‥‥‥!
やったぜ!メバルだあああ!
サイズは18cmほど。なかなかの良型です!
このくらいのサイズであればグラスミノーのSSサイズなんて楽勝でしょう!
りゅう、開始早々にSサイズに昇格です!
Sサイズに昇格してすぐに!
Sサイズに昇格後、ワームをフリーフォールで落としていると、なんと再びりゅうにヒットが!
しかし何やら様子がおかしい‥‥‥
果たして結果は‥‥‥!
でかクロソイ!!
30cmオーバーの良型クロソイを見事フィッシュ!
しかし残念!今回の企画は“メバル以外は対象外のため”昇格ならず。
そもそもこのサイズのクロソイだったらグラスミノーSなんて楽勝ですものね。
りゅうちゃんには再度Sサイズで頑張ってもらいましょう。
ナオサンも続く!
好調のりゅうの隣でナオサンも追い上げます!
まずはSSサイズをクリア!
そして、Sサイズに昇格後。
ナオサンにもドシンとくる重めのアタリが!
かかった瞬間、メバルではないことを確信するナオサン。
一体何がかかったというのか‥‥‥?!
またお前か!
こちらも30オーバーの良型クロソイです。
何なんでしょう。この対象外とした途端、その魚が釣れ始める現象は。
いつもはメバルばっかり釣れる漁港でも、海の状態一つでここまで変わるのですから釣りは面白いですね。
でも、クロソイよ。お前とは別の企画で出会いたかった‥‥‥!
気を取り直して
今日はクロソイ大量発生の日だったようです。
その後もクロソイを何匹か釣った後、りゅうの竿に待望のアタリが!
見事Sサイズでメバルをゲット!
りゅうはMサイズに昇格です。
そう。今回の企画をするにあたり、2人でMサイズが鬼門になってくるだろう。と話していたのです。
果たして今回の企画でMサイズを超えることができるのか?
そんな不安を抱えながら、この日は雨が降ってきたため、一旦中断しました。
二日目
さて日を改めて検証再開です。
前日の続きで、りゅうがMサイズ、ナオサンがSサイズでメバルを狙っていると、早速ナオサンの竿にアタリが!
ナオサン。Sサイズでメバルゲット!
やはり小さいワームは強かった。開始早々に昇格です。
しかし、これでナオサンも鬼門のMサイズへ。
と変えてすぐに‥‥‥?!
Mサイズにも来たあああ!!
ここに来てまさかの連続昇格。しかもちょっと小さめのメバル!
サイズを計測したところ。グラスミノーMサイズは6.4cmなのに対し、メバルは14cm!
約半分の大きさのワームにもメバルは口を使ってくれました。
流石フィッシュイーターその食欲はとどまることを知りません!
そしてラスボス。Lサイズへ。
さてこの検証も二日目に入り。ようやく最後の砦が見えました。
立ちはだかるはグラスミノーのLサイズ。8.5cmの大物です。
まあそんな簡単に釣れるはずもありませんから気長に待って‥‥‥
ちょっと待って!
まさかの3連続ヒット?!
しかも引きから予想するに小型の可能性大です!
ベッコウゾイだったあああ!
標準和名をタケノコメバルと呼ぶこの魚ですが、今回の検証は対象外でした。残念!
とはいえ釣れたのはかなり小さいサイズ。一応計測してみるとグラスミノーL8.5cmに対し、15.5cmでした。
半分以上のサイズ!ベッコウゾイは口が大きいのでこのサイズでも食べてくれるんですね。
その後も粘るが
その後も、釣りを続けましたが、釣れるのはメバルより一回り大きい魚ばかり。
もちろん釣り人としては嬉しいのですが、今回の検証ではダメ。
好奇心旺盛のメバルが口を使ってくれるより前に、他の魚が釣れてしまうという状況が続いてしまいました。
結果発表
今回の2日間に渡る検証はこのようになりました。
差でいうと7.6cm。倍率でいうと約0.46です。
結果、メバルは自分の全長の約半分までは食いついてくることがわかりました。
身長170cmの人間に例えると、約80cm前後の肉に食らいつく計算になります。
ケバブのお店にある”あの肉”に食いつく感じですね。
今回の検証はいかがでしたでしょうか。
冒頭でも言いましたが、魚種やメバルのコンディションによってもこのサイズは変わってくるかと思います。
皆さんも、新記録狙ってみてください!変わった楽しさがありますよ!
それではアナハゼティでした!バイバイ!