沖ノ島(高知)
高知県の南西約24キロに位置する沖ノ島は、宿毛湾から渡船が出船しています。もともとフカセ釣りのフィールドとして有名ですが、近年はルアーに注力する渡船店も。
黒潮の寄り具合などで状況が大きく変化するため、ポイント選びは船頭に任せるのがおすすめです。ヒラマサ以外の回遊魚や、底物も狙えます。
対馬(長崎)
福岡の北方約130キロに位置する対馬は、対馬暖流を受ける非常に豊かな海域です。冬期は厳しくなりますが、基本的には周年ヒラマサを狙えることが魅力。
とくに春は「春マサ」と呼ばれる、20キロオーバーの超大型を狙えます。ジギングはラインブレイクが増えるため、キャスティングでの“誘い出し”がおすすめです。
五島(長崎)
長崎の西方約100キロに位置する五島列島は、1年を通じてヒラマサの実績が高い釣り場です。渡船が佐世保や平戸からも出ており、思いのほかアクセスが良好。
なかでも上五島は、平島や美良島といった多くの名礁を有します。とくに白瀬灯台は「ミニ男女群島」の異名をとるほど実績の高い磯です。
ヒラマサを求めて!
一般的には、ヒラマサをショアから狙うのは簡単ではありません。しかし、魚影の濃いフィールドにいいタイミングで釣行すれば、決して釣れない魚ではありません。
もちろん、大型をキャッチするには入念な準備と技術が必要ですが、ぜひヒラマサにチャレンジされてはいかがでしょうか。