読めば釣ったも同然!【素朴な疑問】ショアジギQ&A(リール&ライン編)

2019/01/07 更新

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今回は「読めば釣ったも同然!HOW-TOショアジギQ&A(リール&ライン編)」。ショアジギでみなさんが抱く、素朴な疑問にお答えします。

辺見 哲也

東京湾ボートシーバスの“伝説のカリスマガイド”として名を馳せ、現在は岸からのキャスティングゲームでも活躍するシーバスエキスパート。

多彩なキャスト技術を持ち、どんな状況でも狙ったスポットを正確に撃ち抜く、キャスティングの名手としても知られている。

ショアジギQ&A(リール編)

Q. 辺見さんはいろいろなタイプのリールを使われていますが、気にされてることがあれば教えて下さい。

A. 番手とスプールの径&長さです。


ライトショアジギの場合、基本的には4000番を使用します。ただし軽いボディでスプール径が大きいモデル、例えばAR-Cエアロの5000番もロッドとのバランスで使っています。

スプール径が大きければ1回転に放出されるラインも長くなり、同じ100メートルを投げるのも少ない放出抵抗で済みますからね。それと同じように、径が同じでもスプールの長いほうが飛ぶことが多いです。

リールの自重そのものも重要なのですが、スプール径にも気を配らないといけない。その着地点を考えると、4000番あたりが妥当と言えるでしょう。

ITEM
シマノ ツインパワー XD C5000XG
自重:300g
ギヤ比:6.2
ドラグ力:最大11.0kg
糸巻量:PE 1.5号-420m 2号-300m 3号-190m
巻上長:最大103cm

Q. やはり番手の大きいリールが有利ですか?

A. 有利さは「飛距離」から「釣力」に変わります。


▲右のショアジギ専用ロッドはガイド径が大きく、左のAR‐Cは長い。どちらもラインがストレスなく放出されるよう設計。

先にも書いたように、スプールが長く径の大きいものが飛距離は伸びることが多い。

しかしあまりに大口径だと、今度はロッドとバランスが悪くなる。ラインを放出する際の径が大きくなって、バットガイドへの当たりが強くなり抵抗が増すからです。

AR-Cのように、リールシートからバットガイドまでの距離を長く取ったロッド。もしくはガイド径の大きいロッドは、それなりに大口径のスプールにも対応します。

それでも一般的なところでは5000番くらいでしょうか。6000番になると大型の青物も安心ですが、若干当たりが気になります。

8000番クラスになると、重いので滅多なことでは使いません。10キロオーバーの青物を狙うような、いわゆるガチのショアジギのように釣力を上げる必要があるケースに限るでしょう。

Q. ライン強度とドラグ設定の関係を教えて下さい。

A.  細いラインは振り切れますから注意。ドラグも至って強めです!


メインラインは、キャスト時に振り切れを起こさないように最低でもPE1.2号以上を使用。その強さは約12キロ。

これに対してドラグは3キロ以上と強めに設定している。ほぼ「ロック状態!?」と思うくらい強めで良いと思います。

というのも、スイングしたぐらいの負荷でドラグが作動するようではせっかくロッドにため込んだ力が逃げてしまう。何より、指に掛かっているラインが動くことで皮膚を切りかねない!

私が常にフィンガーグローブを付けているのは、キャストによる指のケガを防止するためでもあるんです。

ドラグが作動しなければラインは動かないので指を切ることもない。ドラグは強めに締めておきましょう。

ただしターゲットに大型が混じる場合は注意。「大型だ!」と思ったらドラグを緩め、相手とのヤリトリに集中しましょう。私の場合は日頃からファイト中にドラグをよくいじります。


ショアジギQ&A(ライン編)

Q. メインラインが細ければルアーは飛ぶと思うのですが、最低限の細さ(強さ)はありますか?

A. 1.2号以上のPEラインを使いましょう。

先にも述べたように、キャスト切れを起こさないためにもこれが限度。逆に言うと、1.0号で30グラムのジグを投げても切れないようでは振りが甘い! と思って下さい。

ITEM
シマノ ピットブル8 150m 1.2号
素材:PE
撚り数:8本
号 :1.2号
糸巻量:150m

Q. 強いノットを組むにはどうしたらいいでしょう?

A. 現場での強度を重視しましょう。

FGやPRノットに代表される摩擦系は、現場でも確実に組めるよう練習しておくことが大事です。

ラインが濡れていたり風が吹いてPEがなびいたり、暗くて見にくかったりしても同じ強度を保つには練習あるのみ。

「家ではしっかり組めるけど、現場ではニガテ」という方は多い。摩擦系ノットは密に組まなくては著しく強度が低下しますから、しっかりやっておきましょう。

自信がないならば、現場でも簡単に結べる電車結びがおすすめです。「そんな……」と思うかもしれませんが、釣り場で結ぶノットのなかでは意外と強度を出しやすいと考えています。

実際ナブラが出ているようなチャンスタイムにノットを組まなければならない状況に陥ったときは、今でも電車結びで対応したりします。

その場その状況下で確実に結べるノットこそ、その時点の最強ノットとなるのです。


Q. 回遊魚は目がいいと聞きます。ラインカラーやリーダーの長さは釣果に関係しますか?

A. もちろん、影響しなくはないでしょう。ただ……!


エサ釣りのように、直接、じっくりと食性を刺激する場合は影響もあるでしょう。しかしこのゲームはルアーフィッシングのなかでも特にリアクションを刺激する釣り。

反射食いを誘うゲームなので、操作性を重視した「アングラーからの見やすさ」も重要です。

Q. リーダーはナイロンとフロロとどちらがおすすめですか?

A. フロロカーボンです


長時間、過酷な状況にさらされるリーダー。ナイロンは吸水性があるので劣化も早く、波が巻き上げる砂との摩擦でマメにリーダーを結び替える必要性がある。

その点においてフロロなら安定している。それと日中のゲームである以上、光の屈折率が水に近く見破られにくいフロロはおすすめです。

次回は「読めば釣ったも同然!HOW-TOショアジギQ&A(ルアー編)」をお届けします!

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