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高級魚顔負けの美味! ミナミハタンポの食べ方と特徴(2ページ目)

ミナミハタンポ、実は美味しい魚

ミナミハタンポ

撮影:TSURI HACK編集部

ミナミハタンポは波止釣りやルアー釣りの外道として釣れてくる魚ですが、一般的にはリリースされる魚で食べられる魚とは認知されていません。漁においても定置網に入りますが、市場に出回ることはなく、一部の地域を除いて市場価値自体がない魚です。見栄えも美しいとは言えないため、味がほとんど知られていない魚と言えます。

ところが実際は想像を超えて美味な魚です。透明感のある白身でとても脂がのって甘味があります。淡白で癖もありません。骨は柔らかく、少ないため食べやすいというよいところもあります。

ミナミハタンポの刺身

ミナミハタンポの刺身

撮影:TSURI HACK編集部

ミナミハタンポは最大でも20センチ程度の魚ですが、ミナミハタンポの巨大サイズを釣ることが出来たらまずは刺身を試してみてください。身が柔らかく心地よい歯触りを楽しめます。脂ものっているので甘味も十分。少し寝かせるとより甘味が出るでしょう。

ミナミハタンポの塩焼き

ミナミハタンポの淡白な白身を堪能するうえでお勧めの食べ方がシンプルな塩焼きです。鱗と内臓をとり、表面の色が変わるまで焼きます。脂がのっているので甘味は勿論のこと、臭みが皆無なので絶品です。下調理も楽なのでたくさん釣れたら塩焼きで賞味してみましょう。

ミナミハタンポの干物

ミナミハタンポを食す地域で昔から食べられているのが干物です。日持ちが良くなるのはもちろんのこと、甘味や味わいが増幅されます。干物の場合は内蔵や頭部を切り落として、鱗をとったものを開きにします。通常の干物を作る手順と同様です。ご飯のお供として病みつきになること間違いなしです。

マイナーだけど美味しい外道

ミナミハタンポ

ミナミハタンポは一般にはあまり知られていない魚です。釣り人にとっても”食べられない外道”として扱われてしまっています。しかし実際は美味しく食べやすい絶品魚。人によっては高級魚に匹敵すると評する人もいます。波止釣りからライトルアーゲームでも目にすることの多いミナミハタンポ。是非一度賞味してはいかがでしょうか。

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