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【アカメ連載①】アカメ釣りの歴史から読み取る“私たちが守るべきマナー”(2ページ目)

アカメについてのおさらい

アカメ水族館

提供:ChillTrip

和名はアカメ。スズキ目アカメ科の魚で、近縁種にはバラマンディ (L. calcarifer)が有名です。肉食魚で、魚や甲殻類を捕食します。

1メートルを超える個体も珍しくなく、正式に記録として残っている最大魚は2016年に釣りあげられた131センチ/39キロの個体。

それよりも“遥かに大きな魚がいる”という話も後を絶ちません。

アカメの生息域

出典:PIXTA

アカメの捕獲記録の最南端は種子島、最北端は横浜です。黒潮があたる太平洋沿岸で確認されています。

しかし個体数などから考えるに、主な生息域は高知と宮崎と言えるでしょう。

知名度が全国区に広まったいきさつ

アカメ 釣りキチ三平

出典:Amazon

アカメはかつてはごく一部の釣り人や漁師が船からの伝統漁法、竿を使わないシンプルな魚の泳がせ釣りで釣獲されていました。

全国にその名が知れ渡ったのは80年代頭にルアー誌でアカメの写真が公開され、1986年に説明不要の人気釣り漫画「釣りキチ三平」で紹介されたことで全国にアカメの名が知れ渡りました。

当時、それでも知っているのは一部の釣り人のみ。近年のSNS流行が拍車をかけ、アングラーの多くがアカメの存在を知るようになったのです。

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