フィッシングアパレルブランド「マズメ」のウェーダー
フィッシングアパレルメーカーである株式会社オレンジブルーが手掛ける『マズメ』。ウェアやツールを幅広く手掛けるマズメ製品の中でもウェーダーについてご紹介します!
釣りの幅がグッと広がる“ウェーディングゲーム”で使えるウェーダーの選び方やラインナップをご紹介します。
フィッシングアパレルブランド「マズメ」とは?
「マズメ」はフィッシング向けアパレルをメインに展開するブランドで、主にシーバスやオフショア向けの釣り用ジャケットやライフジャケット(救命道具)、Tシャツなどを取り扱っています。
また「mazume UNITED」メンバーとして鈴木斉氏、大野ゆうき氏などのプロアングラーが加わっており、そんな彼らの意見が、「マズメ」の商品にはフィードバックされています。
ウェーダーの選び方
靴、ズボン部分が一体化したものをウェーダーと呼びます。
ここでは「どんなウェーダーを選べばよいのかわからない……。」といったウェーダー選びに迷われている方に、ウェーダーの種類や釣りのスタイルから、選ぶポイントをご紹介します。
ウェーダーの素材や種類など
■種類
ウェーダーの種類は「ヒップタイプ・ウェストハイタイプ・チェストハイタイプ」の3タイプがラインナップされています。
それぞれ特性が異なり、釣り方や対象魚によって選び分けますが、チェストハイタイプのものが最も広く使えるモデルでしょう。
・ヒップタイプ
足の付け根くらいまでのウェーダーで、脱いだり履いたりするのが簡単なタイプです。水深の浅い渓流などで使用されるモデルです。
・ウェストハイタイプ
腰まであるウェーダーで、池などの止水域であれば膝程度の入水まで使えるタイプですが、波があるような場所では水が浸水してくる可能性があります。
・チェストハイタイプ
胸までの深さがあり、ウェーディングでの釣りには主にこちらのタイプを使用します。シーバスのウェーディングゲームやバスフィッシングのフローターでは、チェストハイタイプ一択となります。
■素材の特徴
ウェーダーは主に「非透湿・透湿・ネオプレーン」といった素材で作られ、素材ごとに異なる特徴をもっています。
・非透湿素材
ナイロンやPVCなどの素材で、透湿性がないため蒸れますが、安価で耐久性が高いのが特徴です。水温が低い状況では、中にタイツやパンツを履いて対応します。
・透湿素材
GORE-TEXⓇなどの素材でつくられたウェーダーで、透湿性に優れているのが特徴です。また非透湿素材に比べると高価格になります。
・ネオプレーン素材
サーフィンのウェットスーツと同様の素材で、保温性・伸縮性に優れたウェーダーで、水温が低い冬などに向いています。
■ウェーダーのソール
種類や素材とともに、ウェーダーの靴底であるソールの種類も重要な選ぶポイントになります! 滑りやすい岩の上を移動する渓流やゴロタのコケで滑りやすいポイントのシーバスゲームなど、ご自身のする釣りやポイントに合わせて選びましょう。
・ラジアル
ラジアルタイプのソールはいわゆるゴム底でできたもので、サーフなど陸の上では歩きやすいですが、濡れたコンクリート、コケの上では滑りやすいので注意が必要です。
・フェルト
フェルト素材は歩きやすく、すべりにくいのが特徴です。サーフをはじめ、ある程度の濡れた場所にも向いています。
・フェルトスパイク
フェルトにスパイクピンが埋め込まれているタイプで、コケの上、岩場、ゴロタなどでも滑りにくいのが特徴です。
釣り方から選ぶ「マズメ」のウェーダー
ウェーダーの種類や素材の特徴から、河川での釣りにはチェストハイタイプ、素材は非透湿または透湿、ソールはフェルトもしくはフェルトスパイクのものから選ぶとよいでしょう。
冬にウェーディングをする場合は、素材がネオプレーンのものが向いています。
サーフでの釣りにはチェストハイタイプ、素材は非透湿性もしくは透湿性、ソールはラジアルのものが歩きやすいので参考にしてください。
■河川や河口付近のウェーディング向け
mazume ブーツフットゲームウェイダーIII (フェルトスパイクモデル) MZBF-552
mazume ブーツフットウェイダー(フェルトスパイクモデル) MZBF-458
mazume フルオープンブーツフットウェイダー(フェルトスパイクモデル)
■冬のウェーディング向け
mazume MZX ネオプレーンウェイダー Ver.2 MZXBF−041
■サーフからのウェーディング向け
mazume MZX ゲームウェイダー サーフスペシャル MZXBF-037
mazume ゲームウェイダーVer.2 サーフマニア MZBF-553
万が一のウェーダー修理方法
「ウェーディングするといつも右足だけ濡れてる…。」このような時は、目には見えないほどの穴があき、そこから水がしみている場合があります。
ウェーダーが裂けているなど大きな傷はメーカーやショップに相談するしかないと思いますが、小さな傷の場合でしたら、ご自身で修理もできますので是非お試しください。
水もれ箇所の特定方法
目に見える傷であればわかりやすいですが、どこから水もれをしているのか、わからないようなピンホール(小さい穴)の場合は、完全に乾いた状態のウェーダーに水を入れて、水がしみてくる箇所をチェックします。
修理方法
ウェーダー補修用の補修剤で修理することができます。小さいピンホールの場合は補修剤で、穴の周辺をおおって穴を埋めます。
数センチのキズであればパッチなどを使い、パッチを穴の大きさより少し大きめに切り、接着します。
パズデザイン アクアシールウェーダーリペアキット
ダイワ ウェーダー補修ボンド2 739771
最後にウェーダーでの釣りの注意点
ウェーダーの選び方や「マズメ」のおすすめウェーダーをご紹介しました。ウェーディングにはオカッパリにはない魅了がある反面、危険も伴います。
マズメではライフジャケットなども取り扱っていますので、そのほかの装備も万全にしてウェーディングライフを楽しんでください。
▼ウェーダーの選び方とおすすめモデル