ポイントに着いたらまず投げてみたいルアー『ロンジン フランキー』について解説!
こだわりのシーバスルアーメーカーであるロンジンから発売されるフランキー。よくあるミノーのように思えながらも、その性能は群を抜くほどの泳ぎだしの良さ。サーチベイトとしても人気のこのミノーはどんな秘密が隠されているのでしょうか?
2024/01/17 更新
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編集者
TSURI HACK編集部
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制作者
ロンジンから販売されるフランキーとは?

フランキーは、シャローレンジでの使用を得意とするシーバスゲーム用のミノー。流れの強い河川や干潮地帯を効率よく探るためのサーチベイトとして設計されており、遠距離戦を得意としながらもアクション性はバツグン。また、わずかな流れの存在も感じ取れるセンシティブな一面も備えており、優秀なサーチベイトとして人気があります。
特徴

フランキーの特徴はフィールドの状況を感じ取れる敏感な感覚と、誰にでも簡単にアクションを入れる事が出来る点。フランキーは小さいリップが付いていますが、この小さな形状が重要。小さなリップによって流れの変化を感知しやすく、そしてリップレスミノーのようにボディーが流れを感じ取る事が可能。つまり、リップレス・リップ付きの両者良いトコ取りのミノーに仕上がっていると言えます。
飛距離

サーチベイトとしての使用がメインなので飛距離もバツグン。ウエイトは大きさの異なるタングステンボールを4個配置。このボールは動重心方式を採用しておりキャスト時はマグネットによって固定されます。これにより、アクション性と飛距離の両立を実現しており、サーチベイトとしての性能を高めています。
フランキーのサイズラインナップ

フランキーの商品展開は2種類。120ミリサイズ、20グラムと90ミリサイズ、13グラム。他と比べると少し大きめのサイズ展開ですが、サーチベイトとして魚に見つけてもらう事も重要。テスト段階からランカーシーバスの捕獲実績も高いようで、初心者からベテランまで使い勝手の良いラインナップとなっています。
フランキー120
120ミリ、20グラムのモデル。潜行深度は水面直下より60センチ。このレンジであれば潮による干満に対応することが出来き、多くのシチュエーションで使う事が可能です。感度の良いルアーなので潮の変化を感じ取り易く、シャローゲームでフィールドの状況を把握しやすいルアーです。
ロンジン フランキー 120
全長:120mm
自重:20g
フランキー90
フランキー120の性能はそのまま残したダウンサイズモデル。潜行深度は60センチ。90ミリサイズを追加されたことで、ベイトサイズによる使い分けが可能になりました。ダウンサイズモデルですが、感度・飛距離・アクション性は120ミリに負けないスペックなので、120ミリと同じ感覚で使用可能です。
ロンジン フランキー 90
全長:90mm
自重:13g
欠品続出?人気カラー

フランキーは限定カラーや新色も発売されています。人気カラーも存在していて、大手メーカーのように大量生産はしていないので人気のあるものから欠品していきます。一旦欠品してしまうと長期にわたり入手不可能になってしまいますので、お気に入りカラーを見つけた場合は即購入をお勧めします。それでは、人気カラーを主軸において解説していきます。
落ち鮎カラー

人気の数量限定カラー。グローと銀粉ラメが塗装されており、グローの発光と銀粉ラメのフラッシングで強烈にアピール。夜はもちろん昼間でも効果大。見つけたら即購入すべきカラーです。
ボラ

シーバスルアーの定番カラー。デイゲームで水質がクリアな場合に有効。潮なじみの良いナチュラル系のカラーなので、神経質になっているシーバスにも有効です。
ブラックキャンディー

ブラック系のアピールカラー。ブラックは膨張率が低く、ルアーのシルエットをしっかりとアピールする事が出来ます。障害物の多い場所ではシルエットをはっきりさせアピールする事が可能です。
新カラーは?

売元であるロンジンはカラーの拘りが強いメーカー。新色や限定色の発売も多いので、お気に入りのルアーは随時チェックを入れて下さいね。
フランキーを使いこなしてみよう!

フランキーの使い方は非常にシンプル。投げて巻くだけで潮の状況を読み取る事が出来き、自動でアクションしてくれます。リトリーブの速度を変えてあげればアクションパターンも変化するので、その時の状況にあったパターンを見つけて下さいね。ここでは特徴的なパターンでの使用方法を解説していきます。
パイロットルアーとして

フランキーはパイロットルアーとして完成度の高いルアー。遠くまで投げる事の出来る飛距離と感度の良さでフィールドの状況を読み取る事が出来ます。もちろんアクション性も良く、ルアーのボリュームもあるので、ランカーシーバスを仕留める事も得意です。
イナッコパターン

イナッコパターンは意外と難易度が高め。シーバスがルアーを見切る事が多い状況です。フランキーで流れのヨレや変化を見つけ出し、イナッコがライズしているキワや地形変化している場所を攻めてみて下さい。可変アクションと食わせの間が巻くだけで演出できるので、イナッコを狙っているシーバスの捕食スイッチをONにする事が可能です。
落ち鮎パターン

秋の落ち鮎パターンには限定カラーの落ち鮎が超有効です。また弱々しい鮎をイミテートしたアクションはフランキーの得意な分野。潮の流れを見つけたら、ドリフトさせて弱々しくアピールさせてみると落ち鮎狙いのシーバスがバイトしてきます。このパターンは毎年同じ場所で起き易いので、釣れた場所を覚えておく事も重要です。
イカパターン

地域が限定的ではありますが、イカパターンにもフランキーは有効です。少し巻いて止めてを繰り返すパターンはイカがベイト時の鉄板アクション。フランキーは潜行深度が絶妙に良いので、アクションを何もしない「ほっとけメゾット」でも有効。イカカラーも発売されているので、ベイトがイカの場合は試してみて下さいね。
90と120の使い分け

フランキーは90と120ミリが発売されているので、ベイトサイズによって使い分ける事が可能です。90ミリも120ミリに負けないアクション性と飛距離があるので、小さいからといって侮れません。またフィールドの大きさ等でも取り回しの良くキャストコントロール性が良い90ミリサイズを使用すれば手返しよく攻める事が可能です。
優秀な偵察機のフランキー 水中の情報収集は釣果への近道!

フランキーはまず最初に投げてもらいたいルアー。水流や潮の状況を理解して魚の居そうなポイントを絞り込み、適切なルアーへチェンジしていく事で広いフィールドを効率的に攻めていく事が可能です。また、そのサイズからランカーハンターとしても実績が有り、数多くの愛用者がいるフランキー。一度使うと手放せなくなる事間違い無しなので、是非使ってみて下さい!