ジリオンTW HLC 1516について
ジリオンTW HLC 1516は、2018年にダイワから登場したベイトリール。大規模フィールドでの遠投特化に的を絞ったHLC(ハイパーロングキャスト)モデルを、淡水専用のヘビキャロ仕様に尖らせたモデルです。
特徴
遠投に最適な『マグフォースZロングディスタンスチューン』。インダクトローターを可動式に変更することで、キャストの前半と後半で異なるブレーキ力を発揮。前半では軽い立ち上がり、後半では伸びが得られる設定になっています。
搭載されているハンドルは『90ミリのカーボンクランクモデル』。ノブには『パワーライトS』が純正装備。感度の良いリーリングが行える他、軽さと握りやすさを両立しています。
ダイワ製リールの定番になりつつある『G1ジュラルミン製スプール』のHLCモデルを搭載。高い強度を持つ他、ブレやノイズを極限まで小さいし、心地よいトラブルレスな釣りを体感できるでしょう。
他機種との比較
HLCスプール搭載モデルは、同機種で3モデル目。購入を検討される際、他機種との違いを比較される方も多いでしょう。各モデルごとの特徴を把握して、ご自身に合ったHLCモデルを選んでみてください。
タトゥーラHLC
バス釣りの本場アメリカでテストを繰り返し、タフさを追い求めた『タトゥーラ』をベースにHLC化のカスタムが施されたモデル。カーボンハンドル・ドラグ調整クリック・スピードシャフト・ベアリング数、『海水対応』である違いがあります。
モデル名 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | 巻取り長 | 糸巻量 (lb-m) | ベアリング数 | 定価 |
タトゥーラ HLC | 7.3 | 5kg | 220g | 77cm | 14-105 16-90 | 7BB ボールローラー1 | 32,400 |
ジリオンTW HLC 1516 | 7.3 | 5kg | 205g | 81cm | 16-100 20-80 | 10BB ボールローラー1 | 47,500 |
▼タトゥーラHLCを紹介している記事です。
ジリオン TW HLC 1514
ダイワのタフコンセプトベイトリールのエース『ジリオン』をベースにHLC化のカスタムが施されていることは同じですが、カーボンハンドル・マグシールドボールベアリング、『海水対応』である違いがあります。
モデル名 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | 巻取り長 | 糸巻量 (lb-m) | ベアリング数 | 定価 |
ジリオンTW HLC 1514 | 7.3 | 5kg | 215g | 81cm | 14-100 16-85 | 10BB ボールローラー1 | 43,500 |
ジリオンTW HLC 1516 | 7.3 | 5kg | 205g | 81cm | 16-100 20-80 | 10BB ボールローラー1 | 47,500 |
▼ジリオンHLCを紹介している記事です。
スプールの互換性もある!
ジリオンTW HLC 1516のスプール径は、ジリオンTW HLC1514やRCSB1500スプールと同径の36ミリスプール。ともに互換性があるため、扱うルアーやリグ、フィールドによってライン交換が簡単に行うことができます。
ラインナップ
ラインナップは、左右のハンドル設定のみとなり、ギア比は現代の定番である7.3:1。ヘビキャロの遠投に尖ったモデルではありますが、さまざまなルアー・リグにも使うことができるでしょう。但し注意しなくてならない点は、『淡水専用』であることです。
ダイワ ジリオンTW HLC 1516SHL(左ハンドル)
ダイワ ジリオンTW HLC 1516SH(右ハンドル)
尖ったモデルで遠投を楽しもう!
ヘビキャロに尖ったジリオンTW HLC 1516。琵琶湖などの広大なフィールドで、大遠投を行うアングラーには、最適なモデルではないでしょうか。沖のブレイクまで飛ばして、夢のモンスターバスをジリオンTW HLC 1516で狙ってみてはいかがでしょうか。