巻き心地が違う
高価なリールはボールベアリングの搭載数が多く、また、一つ一つのパーツの精度が高いため、巻き心地がとても滑らかです。安いリールはパーツの精度が低くなってしまうだけでなく、ボールベアリングが搭載されていないか、搭載数が少なめです。
また、高価なスピニングリールに採用されている、ねじ込み式のハンドルの場合は、リトリーブを止めた時のピタッと止まる感覚にも優れています。安価なスピニングリールに採用されている片側固定の供回りハンドルは、機種によってはガタつきを感じる事もあるでしょう。
防水・防錆性が違う
価格の違いで、防水性能にも差が出ます。水がリールの内部に入るとパーツが錆びてしまったり、海水の塩分が残って使用感を損ねる原因となります。リールに採用される防水技術には、ダイワのマグシールドやシマノのコアプロテクト、腐食に強いボールベアリングであるアブガルシアのソルトシールドTMといった様々なものがあります。
高価なリールにはこれらの防水技術が埋め込まれていますが、安価なリールでは、十分な防水機能が備えられていないものもあります。