高いリールと安いリールの違いとは
「高いリールと安いリールっていったい何が違うの?」誰しもが釣りを始める際に感じる疑問。今回は双方の具体的な差異や、リールを使った時、買ったときに影響する釣り人のメンタルの面からの違いについてまとめました。
重量が違う
高価なリールは軽量かつ強い素材を採用しています。リールが軽量だと疲れにくく、また、感度も高まります。例えば、ダイワのレブロス2500番と旧イグジスト2500番では、60グラム程の重量差があります。
大きい60グラムの差
60グラムと聞くと大した差ではないように思えるかもしれませんが、実際にそれらを使い比べてみると、腕への負担や感度などに相当の違いがあります。軽いリールに慣れてしまうと、重いリールに戻れなくなってしまう事も。
耐久性・精度が違う
高価なリールは、耐久性のあるボディやギアを採用しているため精度が高く、歪みにくくなっています。具体的には、アルミ合金や、ハイブリットボディ(カーボン+樹脂)などがそうです。
対して安価なリールは樹脂性のものが多く、強い力がかかるとボディーが歪んでしまいます。その歪みがギアにも影響し、長期使用を想定するのであれば当然高いリールのほうに分があります。
ドラグ性能が違う
掛かった魚が走った際にラインを出して、ラインにかかる負荷を緩和する役割を持つドラグ。高価なリールは高性能なドラグシステムが組み込まれており、ラインが滑らかに出て行きます。
安価なリールはドラグの効きが疎らである事があるので、魚の急な引きに追従できず、ラインブレイクしてしまうといった事があり得ます。
スピニングリールの場合
ラインブレイクしないように糸を太くすると、飛距離が犠牲となったり、ライントラブルの元となる場合があります。その為、細糸が使いやすい高性能ドラグつきリールが好まれています。
ベイトリールの場合
ベイトリールは元々が太糸を想定していますので、スムーズに糸が出るか否かと言うよりも、最大ドラグ力(どれだけの引きまでドラグが出ずに耐えられるか)を基準として選ぶ人が多いです。