カチカチ玉について
カチカチ玉はアブガルシアから販売されているタイラバ。二つの玉が分離してセッティングされているため、アクションだけではなく音でもアピールができるアイテム。サイズはオフショア用をメインに20から140グラムのものが多数ラインナップされており、さまざまなタックルやフィールドで使うことができます。
今回は定番のタイラバに食傷気味なアングラーにおすすめのカチカチ玉について徹底解説。ふざけた名前と侮っているとその実践向きな機能に驚かされること間違いなしです!
音でアピールする新発想のタイラバ
カチカチ玉の最大の特徴は二つの玉がぶつかり合うことで生まれる独特のサウンド。着底などのボトムアクションだけではなく、ただ巻きした際にも発生するそのカチカチ音は真鯛はもちろん、カサゴ、キジハタなどのロックフィッシュにも効果抜群。これまでのタイラバとは異なる新感覚のアプローチが可能です。
カチカチ玉の特徴
カチカチ玉はその名前の由来にもなっているカチカチ音はもちろん、さまざまな魚種にアピールするための多才な機能が満載。自分がターゲットにする魚種はもちろん、使用するフィールドに適しているかどうかを知る上でその特徴はしっかりと把握しておきましょう。ここではそんなカチカチ玉の特徴を厳選して紹介します。自分が普段使っているタイラバと比較してみるのも面白いですね。
ただ巻きすると2つの玉が当たりカチカチ音を発生
カチカチ玉はヘッド部につけられた大きな”隠し玉”と分離した小さな”喰わせ玉”がぶつかることでカチカチ音を発生させます。カチカチ音はただ巻きや水流にぶつかるだけで集魚効果のあるサウンドを奏でるため、難しいロッドワークなどを使わずとも魚に音によるアピールがが可能です。
しっかり掛ける3段針&スクリュー式ワームキーパー採用
カチカチ玉のフックは2本のメインフックの他にヘッド部に小さなアシストフックが搭載されています。そのためヘッドにアタックしてきた鯛を確実にフッキングできる実践仕様。またスクリュー式のワームキーパーも採用されているためワームなどのソフトルアーをセットすることも可能。状況に合わせた様々なアレンジが可能です。
ウエイトバリエーション
カチカチ玉はその豊富なウエイトバリエーションも魅力の一つ。30、40、60、80、100グラムの定番モデルにはそれぞれウエイトの異なる喰わせ玉が採用されています。
また2018年に販売されたニューモデルではオカッパリでも使える20グラムモデルと水深のある沖目のポイントで活躍する120、140グラムモデルが追加ラインナップされています。
カチカチ玉の使い方
カチカチ玉はサウンドはもちろん、アピール力の高い派手なカラーのネクタイが採用されているため、ただ巻きやフォールなどの簡単なアクションでも高い集魚効果を発揮します。ここではそんなカチカチ玉の使い方を解説。ターゲットとなる魚種にあった使い方を知りたい方は必見です。
フォール
カチカチ玉は水流や潮目に落とし込むだけで、絶妙なカチカチ音を奏でます。そのためフォールアクションを使った縦の釣りでも抜群の釣果実績を誇ります。真鯛はもちろんボトム付近までフォールさせることで、底についているロックフィッシュやフラットフィッシュなどにも斬新なアプローチが可能です。
ただ巻き
カチカチ玉の特徴が最も活きる使い方。魚のついているレンジに合わせてただ巻きするだけでカチカチ音が真鯛のアタックを誘います。20から140グラムまでの豊富なウエイトがラインナップされているため、水深に合わせたサイズを選ぶことでより狙ったレンジをトレースしやすくなります。状況や活性に合わせてワームをつけることでただ巻き時のアピール力をアップさせることも可能です。
さまざまな魚種を”カチカチ音”で虜にしよう!
カチカチ玉は2つの玉が奏でるカチカチ音で真鯛を誘う新感覚のタイラバ。豊富なウエイトと好みのワームが装着できるワームキーパーが搭載されているため、狙えるターゲットの幅も非常に豊富です。ただ巻きやフォールなどの簡単なアクションで使えるため、タイラバはもちろん、さまざまな釣りの切り札としてぜひ導入してみてはいかがでしょうか?