スライドスイマー115の特徴

スライドスイマーの原型となるリップ付きビッグベイト“サイレントキラー175”が発売されたのは2004年でした。発売当初、ハードボディにソフトシェルの素材を組み合わせた斬新な構造は大きな話題と驚異的な釣果を生み出しました。その後サイレントキラーをリップレス化させ、S字系ルアーとして生まれ変わったのがスライドスイマーシリーズです。
サイレントキラーの発表後から4年後の2008年に発売されたスライドスイマーもその特徴を受け継いでいます。ここではスライドスイマー115がもつ機能、特徴をご紹介致します。
アクションのキレを生むABSコアボディ

スライドスイマー115のボディはオリジナルにも採用されている、ABSコアボディ(硬質発泡樹脂素材)で構成されています。シャープでキレのあるダートアクションを実現できているのはABSコアボディによるものです。浮力も絶妙であるため、トゥイッチやジャークなどの操作時においても高いレスポンスを誇ります。
兄弟モデル譲りのソフトシェル構造

スライドスイマーシリーズ最大の特徴であるソフトシェルボディも、スライドスイマー115に受け継がれています。視覚、波動的のナチュラルさへ貢献しているのは当然ですが、フロントボディコア後方部よりもソフトシェルが張り出しているため、ジョイントの硬質的な音を抑えかつ、後ろのボディを弾性で押し出して魚にアピールが可能です。
また、ソフトシェルの内部にウェイトを挿入することで視覚的違和感なく、沈下スピードの調整が可能です。
