アピアのルアーについて
アピアのルアーは“現場発信の、本当にアングラーの欲しいものを作る”というコンセプトを体現するユニークなラインナップが特徴。全国各地のフィールドに足繁く通うプロアングラーが、フィールドで戦うために作ったルアーに迫ります。
ルアーカラーのこだわり
現場主義へのこだわりは、カラーラインナップにも表れています。全国各地のプロスタッフが考案したカラーは、シーバスルアーメーカーの中でもユニークな色合い。近しいフィールドに通う『プロがおすすめするカラー』なら、信じて投げ続ける要素として十分ではないでしょうか。
リバーシーバス
シーバスゲームの主戦場ともいえるリバーゲーム。プロスタッフの濱本国彦氏をはじめ、“流れの攻略”のエキスパート達が生んだおすすめのルアーを紹介します。ご自身の通われるフィールドを照らし合わせながら、参考にしてみてください。
ラムタラ
巻きすぎ注意! 最低限のリトリーブで水面直下30センチを攻略するドリフトミノー。手元に巻き抵抗が感じない程度に“ルアーを流れに乗せる”ことを目的としたルアーです。ラインスラックを出し、ラインを先行させながらドリフトさせてみましょう。
編集部レビュー
編集部でラムタラを使用するスタッフより、レビューを聞くことができました。
遡上限界域、上流のリバーシーバスにて使用しました。普段多用するウェイクベイトとのローテーション相性は抜群。水面皮いち枚のわずかなレンジ違いが効果的だと感じています。飛距離の問題から、遠距離戦はあまり得意ではありません。小場所での使用をメインにしています。
ラムタラバデル130
ラムタラへタングステンウェイトを足したモデル。水面直下60センチ、セミサスペンド気味の水噛みの良さが強みです。超デッドスローでも動きを損なわないような設計に、各地から“ランカーキラー”と称され今でも多くのアングラーから愛されています。
ラムタラバデル105
2016年にリリースされたラムタラシリーズの新作で、通称チビバデル。ベイトサイズに合わせたルアーチョイスが可能になった、ダウンサイジングモデルです。使い方はラムタラシリーズを総じて共通する、巻きすぎずに流れに乗せたアクション。130よりもレンジは上層のため、ローテーションにも最適です。
パンチライン80
シンペンに対して苦手意識のある方も多いのではないでしょうか。パンチラインは、独特なヘッド形状が水流の抵抗を受けやすくさせる、という特徴を持つルアー。ドリフトで流し込みたいピンでフォールをさせるという使い方にも応えるほど、汎用性の高さが強みです。
ビットブイ12
48ミリの小型ボディに亜鉛ボディのバイブレーション。シャロー攻略や小場所でのピン打ちに最適なモデルです。春~初夏のマイクロベイト対策に試してみたいルアーではないでしょうか。
オープンエリアシーバス
河口・大規模河川・干潟・サーフなどのオープンエリアでは、潮目や流心に届けるための飛距離が大切になることも多いのではないでしょうか。点よりも面でシーバスを狙う場面において、寄せる力・飛距離を持ち合わせたアピアルアーを紹介します。ルアーボックスのスタメン選びの参考にしてみてください。
パンチラインマッスル80/95
風にも負けないパンチラインの肉厚マッスルモデル。飛距離が必要なオープンエリアにおいて、通常モデルのウェイトアップは大きなアドバンテージ。シンペンを用いて広く探りたい、という時におすすめです。
ハイドロアッパー90S
自重がある=飛距離は出るが、沈みやすいという印象を変えたルアー。通常と逆の角度を持つリップが、浮上型シンペンとして新たなジャンルを切り開きました。干潟や河口のシャローでは、メインベイトとなるイナッコのレンジ攻略はマスト。ただ巻きでマッチザベイトのレンジをキープ可能なおすすめルアーです。
ビットブイ26
小粒なボディながら、その飛距離はまさにぶっ飛び。広範囲を素早くサーチしたい場合に最適なルアーです。リトリーブではタイトピッチなバイブレーション、リフトアンドフォールでも姿勢が安定していることから、多くの場面で使用ができるのではないでしょうか。真夏のデイゲームなどには特におすすめです。
ベイエリアシーバス
一年を通してシーバスのストック量が多いとされるベイエリア。オカッパリだけでなく、ボートシーバスも盛んなエリアが多い特徴があります。ベイシーバスで求められるのは、アピール力が高く足元まで泳がせやすいルアーではないでしょうか。アピアのラインナップより、ベイエリアに特化したルアーに迫ります。
ドーバー82S
ドーバー82Sはシンプルなシンキングミノーです。同ジャンルのルアーとして求められる要素を抑え、シンプルが故の使いやすさが人気の秘密ではないでしょうか。耐衝撃面にも信頼がおける設計が施されたおすすめルアーです。
バグラチオン
幅の広いリップ形状が、激しいジャーキングにも耐えうる“超攻撃的ジャークベイト”。ワンアクション後に2~3秒ほどのポーズを入れることが効果的で、岸壁沿いやストラクチャー際を攻略しやすいシンキングミノーです。
ヒラスズキロックゲーム
対ヒラスズキに求められるルアーの要素として短い距離でしっかり泳ぐ・浮き上がりにくい・低速域のアピール力は外せない要素ではないでしょうか。磯でふいに訪れるナブラにも対応可能なラインナップが揃っています。汎用性の高さ・使用用途に富んだおすすめルアーを紹介します。
ドーバー120F
潜行レンジ60~90センチと、ヒラスズキゲームのベストレンジを攻略できるモデル。サラシの中でも暴れづらく、リップ付きフローティングミノーを代表するクセの少ない使い勝手がロングセラーの秘密ではないでしょうか。フックを#2へ交換しても、フローティングを維持する設計となっているため、ヒラスズキ狙いの場合は交換をしてみてもよいでしょう。
ガブリン125F
潜行レンジ80~120センチに設定され、ドーバー120Fとのローテーション相性は抜群。アクションはローリングが強めなウォブンロールに設定されており、サラシの中でも腹を見せてアピールします。水中で綺麗な水平姿勢を保つため、ここぞという場面ではリトリーブをやめてみるのもおすすめです。
パンチライン130
パンチラインシリーズの大型ルアー。ただサイズアップを図っただけでなく、随所に進化が見られるヘビーシンペンです。磯でのヒラスズキはもちろん、青物の引きにも耐えうる貫通ワイヤー設計は、多くのアングラーが待ち望んだ姿ではないでしょうか。
通常モデルの良い所はそのまま継承し、近年の磯・サーフゲームで求められる『飛距離・アピール力・フォール姿勢』をうまく活かすべく生まれたルアーです。
メバルプラッキング
近年ではメバルのプラッキングゲームは特に注目を浴び、中にはウェーディングで立ち込んで狙うアングラーもいるほどです。広範囲・シャロー・スローアクションの3つの要素が大切とされるメバリング。アピアから、メバルプラッキングにおすすめのルアーを紹介します。
パンチライン45
計量ジグヘッドで探っていたシャローレンジを、プラグで広範囲に探ることを目的とされたルアー。水流を感じやすいヘッド形状は、海の様子を探るためのパイロットルアーとして最適ではないでしょうか。
ハイドロアッパー55S
広範囲を探りたい、けど根掛かりが怖いというアングラーにおすすめな浮上型シンペン。攻めづらい『海藻・沖のシモリ』の上をうまく引いてこられるような設計がほどこされています。テスト段階では飛距離40メートルオーバーを達成するなど、メバルプラッキングに必要な要素が多く詰め込まれたルアーではないでしょうか。
これからもアピアルアーの進化から目が離せない!
2016年7月、ルアーメーカーであるメガバスとの業務提携が発表。アピアの現場力・メガバスの生産力が兼ね合わされた新しいルアー作りがスタートされました。メガバスのオリジナル要素であるLBOシステムやルアーデザインを取り入れ、これからの進化にも期待が大きくなるばかりです。