釣りのウェアのイメージを変えたい
いったいどんな想いから、ブランド設立までに至ったのでしょうか?そこには釣り具メーカーのウェアの在り方に、疑問符を打つような想いが込められていたのです。
今回はグローブライド(株)アパレルマーケティング部のハゼカワさんに、D-VEC・ブランドについてお話を伺いました。
ーまずは簡単にコンセプトについて教えてください。
ハゼカワ:D-VECは、ダイワが新しく提案するファッションレーベルです。長きに渡り、アウトドアメーカーとして培ってきた“ダイワのテクノロジー”を、タウンユースウェアとして反映させています。
ーなるほど。デザイン性に優れたアイテムが多いのは、そのような背景があったのですね。
ハゼカワ:釣り具メーカーのウェアは、たしかに機能に優れたアイテムが多いのは事実です。しかし、いくら機能的であっても、街着として愛用できるデザインのものは、ごく少ないと感じています。『釣りのウェアはイケてない』というイメージを払拭できれば、釣りそのものに対するイメージも、変わるのではないでしょうか。
ーD-VECは、われわれ釣り人にとって馴染み深い、“ダイワのウェア”とは一味違うということですか?
ハゼカワ:そうですね。D-VECはアウトドアウェアとしての要素よりも、ファッションウェアとしてどうか?、という点にフォーカスを当てています。ファッションというカルチャーを通し、ダイワを知ってもらうきっかけになればと。また、そんな入り口から、もっと多くの人が釣りに興味を持ってもらえたら嬉しいですね。
スプーンモチーフのピアスは瞬く間に完売

機能とファッションの融合という、D-VECのコンセプトを象徴するようなアクセサリー、AUTHENTIC LURE PIERCE(オーセンティック・ルアー・ピアス)。
ルアー釣り用のスプーンを、ピアスとしてリノベーションするという大胆な発想は、フィッシングの背景が息づいているからこそ。
ちなみに、こちらのピアスは公式オンラインストアで発売されるや、“瞬く間に完売”したという人気商品。(現在では、オンラインストアにて再販を開始)同ブランドの想いが、多くのユーザーの心をつかんだことを証明しています。