オニダルマオコゼについて
オニダルマオコゼは体長が約40センチになるオニオコゼ科の魚です。全身がボコボコとしたコブ状の体表をしており、岩礁や砂などに擬態して生活しています。底生魚のため浮袋がなく、岩の隙間や砂の中でエサとなる小魚や甲殻類を待ち受けて捕食します。
毒のある魚としてサーファーやスキューバダイビングの間で危険生物として有名な一方で、食味は抜群の白身の魚のため地方では非常に重宝される魚でもあります。
オニダルマオコゼの分布・生息域
オニダルマオコゼの生息域はインド洋・太平洋西部の熱帯域の海に生息しています。サンゴ礁や岩礁帯などの、比較的浅い海で生活しており、日本近海では南方の暖かい海でのみ生息が確認されており、小笠原諸島や奄美大島、沖縄本島の他、離島でも見ることができます。
オニダルマオコゼは最強猛毒生物

オニダルマオコゼは背びれに毒腺をもっています。オニオコゼ科の魚はどの種も毒を持っていますが、オニダルマオコゼの毒はその中でも最強。ストナストキシンと呼ばれる成分がオニダルマオコゼの毒の成分で、ハブ毒の30倍とも言われる非常に高い毒性を持っています。
また、オニダルマオコゼは岩などに擬態をしているため、海中でその姿を発見しずらく、シュノーケリングやスキューバダイビング中に誤って触ってしまったり踏んでしまったりすると、最悪死に至るケースもあります。