ニンジャリについて
ニンジャリは、ソルトルアーメーカーBlueBlueから販売されているシーバスワインドゲーム用ルアー。ジグヘッドと専用のワームボディを組み合わせて使用します。
ワインド系ルアーの命とも言えるダートアクションに拘って設計されていて、ジャークした際のダートアクションと、ダート後のタメもしっかり演出できるセッティングがなされています。
また、上下に突き出たフックセッティングによりワインド釣法の弱点であるフッキング率の悪さを解消し、掛けた後のバラしを減らしてくれるのも特徴。サイズはS、M、Lの3サイズがラインナップされています。
【ニンジャリの各サイズのスペック】
・Sサイズ:全長90ミリ/重量13グラム
・Mサイズ:全長105ミリ/重量20グラム
・Lサイズ:全長110ミリ/32グラム
ニンジャリの使い方
ニンジャリは通常のワインド釣法のルアーと同じく、キャスト後にジャークを繰り返しながら連続でダートさせていくのが基本的な使い方です。
これまでのワインド系ルアーでも、ワームとジグヘッドを組み合わせたものは存在していましたが、ワームをまっすぐセットしないと狙ったアクションが出せないのがネックでした。
ニンジャリはこの点を解消。ワームをフックに刺す必要がなく、上下のフックで挟むようにキーパー部分にワームをセットするだけで、誰でもまっすぐにワームをセットできます。
持ち味であるダートアクションを、誰でも簡単に引き出す事ができるのです。
ニンジャリで釣れる魚
ニンジャリが得意とするダートアクションは、様々なターゲットに対して効果的なアクションで、幅広い魚種を狙う事ができます。ワインドというとタチウオ、青物、シーバスがメインというイメージですが、それだけではありません。
ニンジャリで狙える主なターゲットとなる魚を紹介します。
シーバス
シーバスのワインドルアーとして開発されているだけあり、シーバスには効果てきめん。プラグやジグでいまいち反応がない時にワインドを試してみましょう。
シーバスはダート中に吸い込むようにバイトしてくる事が多く、捕食が下手なこともありこれまでのワインド系ルアーではフッキングに難がありました。
ニンジャリはこの点を解消しフッキング率を向上させているため、ワインド釣法でシーバスを狙いたい場合にニンジャリはぴったりと言えるでしょう。
タチウオ
タチウオをワインド釣法で釣る場合も、ニンジャリは大活躍します。フォールのタイミングでバイトしてくる事も多いタチウオには、ダート後のタメのアクションが効いてきます。
タチウオの食い気があまり高くないときは連続ダートによってリアクションバイトを誘う方法も有効でしょう。
ヒラメ
もともとシーバスワインド用で開発されたブルーブルーのニンジャリですが、サーフでのヒラメ狙いにも使えます。
狙うコツはキャストしてボトムまで沈め、ボトム付近でゆっくりダートさせること。3~4回しゃくってフォール→3~4回しゃくってフォール、を繰り返してみましょう。
マゴチ
ヒラメと同じくマゴチもターゲットになります。
アクションはヒラメの時と同じく、ボトム付近でのゆっくりとしたアクションがキモ。3~4回しゃくってフォール→3~4回しゃくってフォール、を繰り返してみましょう。
クロダイ
落とし込みで釣ることも多いクロダイですが、チニング(クロダイをワームで釣る事)でもニンジャリは活躍します。ボトム付近でのアクションが特に効果的。
ニンジャリでチニングを行う場合、シャロ―エリアをメインのポイントとしましょう。基本的にどの時間帯でも釣れますが、夜がおすすめです。
イナダ
ニンジャリを使ったワインド釣法で青物を釣ることもできます。青物狙いの場合、ポイントまでロングキャストを要する場合もあるためMまたはLサイズを使うと良いでしょう。
またイナダを狙う場合、あまり高速でアクションさせると魚が追いきれない場合があります。ややゆっくりめにダートとフォールを繰り返すのがポイントです。
ニンジャリでワインド釣法をマスターしよう
ニンジャリはワインド釣法の弱点だったセットの難しさや、フッキングやバラしという問題を解消した画期的なワインド系ルアーです。
シーバスやタチウオ、青物やフラットフィッシュなど、様々なターゲットを狙う事が出来るのも魅力。ワインド釣法に挑戦するなら、ニンジャリを買っておけば間違いなさそうですね!