ソウダガツオの旬と食べ方とは?釣り方までまとめて指南

ソウダガツオの旬と美味しい食べ方や主な料理、マルソウダとヒラソウダの見分け方から鮮度を保つ血抜きの方法までをご紹介。エサ釣りやルアーでの狙い方も併せて指南します!


アイキャッチ画像出典:釣具のポイント

ソウダガツオとは

ソウダガツオ
出典:PIXTA
ソウダガツオはスズキ目・サバ科・ソウダガツオ属の魚で、ヒラソウダとマルソウダの2種類の総称です。名前の通りカツオに近い種ですが、カツオよりは小さく、全長は30センチから40センチ程度、大きいもので60センチほどになります。

体形は前後に長い円筒形で、体色や模様はサバに似ており、ウロコはカツオと同じように、目の後ろ、胸ビレ周り、側線沿いしかありません。口と目が近い位置にあることから、西日本では「メヂカ」とも呼ばれています。

ソウダガツオの分布・生息域

全世界の温帯・熱帯の暖かな海域に分布する魚。日本では北海道から九州各地の沿岸域に生息し、表層から中層を群れで回遊しています。

ソウダガツオの性質

産卵は春から初夏。食性は、小魚、甲殻類、軟体動物、動物プランクトンなどを捕食する動物食性です。暖流にのって季節移動する魚で、大きな群れで回遊しながらイワシなどの小魚を捕食しています。

ヒラソウダとマルソウダの見分け方

ソウダガツオの見分け方 ヒラソウダとマルソウダの見分けは、慣れないとなかなか難しいことです。体型は、ヒラソウダのほうが扁平で、マルソウダのほうが寸胴で丸い形をしています。

また、硬いウロコのある胸甲部は、ヒラソウダは第1背ビレと第2背ビレの間で急に細くなってなくなるのに対して、マルソウダは第2背ビレに向けて徐々に細くなりながら尾まで伸びています。

ソウダガツオが釣れる時期と旬

回遊魚なので、年や地域によっても異なりますが、夏から秋の7月から12月ごろまでが、湾内にも入って防波堤からでもよく釣れる時期となります。

産卵を終えたこの時期には、しぶきを立てながら群れで小魚を捕食している姿も見られます。

ソウダガツオの旬は晩秋から冬

晩秋から冬にかけてが、脂がじゅうぶんにのって美味しい時期です。特に、秋から冬のヒラソウダの皮の下にある白い脂肪層がとても美味しく、「赤身魚の最高峰」とも言われており、お刺身やたたき、なめろうなどで食べられています。


ソウダガツオの美味しい食べ方

ソウダガツオ
出典:PIXTA
生で食べるには鮮度管理が重要です。他の赤身魚と同様に血液中にヒスチジンが多いため、鮮度が落ちると体内でヒスタミンが多く生成されて、人が食べるとヒスタミン食中毒を起こしやすくなるのです。

海のそばでは、生のソウダガツオと青唐辛子を一緒にたたいて食べる「うずわめし」という漁師めしがあり、テレビでも一般に流通しない魚として紹介されたことがあります。

ソウダガツオは釣ってすぐの血抜きが重要!

美味しく食べるには、鮮度管理が大事で、そのためには釣ってすぐの血抜きと下処理が重要です。釣ってすぐの元気なうちにエラに切り込みを入れるかエラを取り、海水を張ったバケツに入れると血抜きできます。

血抜きできたらすぐに氷で冷やした海水などの中に入れて冷やしたまま持ち帰りましょう。ヒスタミンは加熱しても残るので、火を通して食べる時も注意が必要です。

刺身

釣って間もない新鮮なソウダガツオが手に入ったら、お刺身で食べるのがおすすめです。鮮度落ちが早いので、血抜きと下処理を必ず行いましょう。皮をあぶるたたきやなめろうもおすすめです。

焼き物

シンプルな塩焼きも美味しいです。皮をつけたまま3枚におろして塩をし、冷蔵庫で少し寝かせて焼くのがおすすめです。焼きすぎるとかたくなるので注意しましょう。小麦粉をまぶしてまわりをかりっと焼くのも美味しいですよ。

煮付け

煮付けは骨ごと筒切りににしても3枚おろしにしても美味しくできます。旬のソウダガツオは脂肪分が多く、濃い目の味付けにすると皮目がとても美味しく食べられます。

揚げ物

血合いには独特の風味があり筋肉は旨みが多く、唐揚げやフライ、竜田揚げなどの揚げ物で美味しく食べられます。揚げるとかたくなるのでひと口大の大きさに切るといいでしょう。

うずわめし

「うずわ」とはソウダガツオのことで、背中の模様が「渦輪」に見えることからきています。ソウダガツオと青唐辛子を一緒にたたいてご飯の上にのせ、醤油をかけて食べる漁師めしです。

生で食べるため、釣ってまもないソウダガツオに限りますが、その味は絶品です。

ソウダガツオの釣り方と仕掛け

海釣り ソウダガツオは同じサイズのほかの魚と比べると引きが強く、釣りのターゲットとして人気がある魚です。初夏から秋には湾内にも入ってくるため堤防でも釣ることができます。

ソウダガツオの釣り方にはいろいろあるので、ここでいくつかご紹介します。

ライトショアジギングで手軽に狙う!

ショアジギング
出典:ダイワ
ライトショアジギングは、専用ロッドでなくてもシーバスロッドやエギングロッドを代用でき、活性が良いときは投げて巻けばアタリがきます。ルアーはメタルジグやミノー、ペンシルベイトが使えます。

マイクロジグを使用するときは細めのPEラインにすると遠投もできます。

遠投カゴ釣りで沖の魚をゲット!

遠投カゴ釣りのタックル
出典:ダイワ
ソウダガツオを堤防で釣る場合、遠投カゴ釣りが定番です。ウキとカゴを付けた仕掛けを沖に遠投して沖にいるソウダガツオを狙います。

コマセで回遊魚を寄せることができるので、ソウダガツオも釣りやすく、群れに当たると入れ食い状態になります。

手返し抜群の弓ヅノ仕掛け

弓ヅノ仕掛け
出典:イシグロ
ソウダガツオがシラスやコマセなどの小魚を食っているときに使えるのが弓ヅノ仕掛け。飛ばしウキやジェットテンビンを使って遠投し、表層から中層を早引きします。

5センチほどの弓ヅノでカラーはピンクやクリア、ブルー、ホワイトなどを用意しましょう。

投げサビキでコマセ付きの魚を狙う!

投げサビキ
出典:イシグロ
疑似餌の付いたサビキ仕掛けで少し遠くにいるソウダガツオを狙います。回遊が少なくてもコマセで魚を寄せられて、群れに当たれば連続でかかります。

ソウダガツオは身近で美味しいターゲット!

ソウダガツオの料理 足が早いソウダガツオは釣ったからこそ食べられる魚です。回遊魚なので当たれば入れ食い状態が期待でき、いろいろな釣り方を試せるのも楽しいですね。ぜひカツオを越えると言われる脂ののったソウダガツオを食べてみてください!

ソウダガツオ
このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう

この記事のキーワード

グランダー三平
グランダー三平

三度の飯より釣り好き。 幼少期より川・海問わず色々な魚種を釣ってきました。 釣った魚を食す幸せを伝えたい!

 

LINEでTSURI HACKをもっと手軽に。

おすすめの釣具から魚種ごとの釣りテクニックまで釣りに関する情報を毎日配信!
LINE友達限定の毎月当たるプレゼントキャンペーンも開催中!