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スプーンルアー

【渓流&管理釣り場】一つは欲しい!おすすめスプーンルアー11選と使い方やアクションのコツ

トラウトフィッシングではお馴染みのルアー【スプーン】。実はスプーンには、6種類もの形状があることをご存知でしょうか? ここではルアーの元祖とも言われているスプーンの種類や使い方、さらには管理釣り場や渓流で使いたいおすすめスプーン12選をご紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:ダイワ

スプーンについて

スプーンルアー

出典:ダイワ

主にトラウトフィッシングで良く使われるルアーのひとつ「スプーン」。金属片にフックが取り付けられた単純な構造をしていますが、偏在発売されている様々なルアーは、スプーンを起源として生まれたとされています。

スプーンルアーの誕生

スプーンルアーの誕生出典:PIXTA

所説ありますが、湖上で食事をとる際に、誤って食器のスプーンを落としてしまった……。ゆらゆらと揺れながら沈んでいくスプーンに魚が食らいつくのを目撃し思いついたのが始まりとされています。こうして生まれたスプーンはやがて多様な進化を遂げ、現在に至っています。

スプーンの特徴

スプーンの特徴

現代のスプーンは様々な形状で、特徴を持ったアクションをする物が作られています。その特徴を把握し、フィールドや魚の活性などに合わせて使い分けることが重要です。また、カラーも非常に重要で、ローテーションを繰り返し、ヒットカラーを探し出すことや、魚をスレさせないようにしていくことが釣果へとつながります。

スプーンの使い方

スプーンの使い方出典:PIXTA

スプーンの基本的な使い方は「タダ巻き」で、泳層やリトリープ速度を変えながら魚の反応を見ていきます。また、水流の当て方を変える事により、様々なアクションをさせる事も可能です。プレッシャーなどによって、タダ巻きに反応が悪い時などは、トゥイッチやリフトアンドフォールなど、イレギュラーな動きを見せることで違った反応を得られる事が少なくありません。簡単にできるアクションをご紹介いたします。

カウントダウン

カウントダウン

提供:MATSUBARA

スプーンがボトムに着くまでの時間をカウントすることで、泳層をイメージし易くするテクニック。着底までが10秒であれば、4~6秒で巻き始めれば中層を引くことができます。スプーン着水後にラインを張らず、且つ緩めすぎないようにしていると、着底した瞬間にラインのテンションがさがります。着底のタイミングを見逃さないようラインから目を離さないようにしましょう!

タダ巻

タダ巻き

提供:MATSUBARA

スプーンの使い方で最も基本的なアクションになります。スプーンにはそれぞれ得意な巻き速度があり、速度によっては回転してしまい、糸ヨレの原因になるので注意が必要です。不慣れな人は、巻き速度が安定せずだんだん速くなる傾向にありますので、「ハンドル1回転/1秒」をひとつの基準にし、速度を調節すると安定したリトリーブができます。

トゥイッチ

トゥイッチ

提供:MATSUBARA

トゥイッチは、連続して鋭く小刻みに竿先を動かします。水中で細かく首を振りながら泳ぎます。ロッドは水平に持った状態から下方向に動かすとやり易すく、パニック気味に逃げ惑う魚をイメージしながら動かします。アタリが取りにくくなるので、連続して動かした後は、軽く聞きアワセを組み合わせると良いでしょう!

リフトアンドフォール

リフトアンドフォール

提供:MATSUBARA

大きくロッドをゆっくりあおり、スプーンを水中で跳ね上げ、糸ふけを巻きとりながらフォールさせる動作を繰り返します。ラインを巻く際にはゆる巻きにならないよう気をつけます。跳ね上げた直後や、フォール直後にアタリが出ることが多いかと思います。フォール中のアタリはラインの弛みの変化でとりますので、糸ふけはなるべく早く回収する必要があります。

スプーンの種類

様々な形状をしたスプーンがありますが、大別すると6つの種類に分けることができます。それぞれ形状によってアクションの特性が異なり、魚の活性やアタリのパターン、またはフィールドによって使い分けることが釣果を伸ばす上で重要になってきます。それぞれの主な特徴と、各種におけるおすすめスプーンをご紹介します。

コロラド

最も古くからあるスプーンの形状で、食器のスプーンの柄を取ったような形をしています。厚みのあるボディで重心が後方にある為、遠投性が高いのが特徴。重量も3~5グラム以上のものが多く、中層からボトムを探るのに適しています。アクションはゆったりと大きく動くものが多いです。

フォレスト ミュースタンダード

フォレストから販売されるエリアトラウトを代表するコロラドスプーン。カラーバリーエションが豊富で、シチュエーションにに合わせたカラーローテーションにもぴったりです。

フォレスト ミュースタンダード

自重:2.2g

ダイワ プレッソ ムーバー

高活性なトラウトに効果的なアピール力の高いコロラドスプーン。早巻きでは強い波動を起こしてアクションするため、放流直後の高活性なトラウトにぴったりです。

ダイワ プレッソ ムーバー

自重:2.4g

リーフ

コロラドタイプを細身にしたような形状をし、木の葉に似ています。キャスティング時の空気抵抗が少ないため、重量の割に飛距離は伸びます。水中でのアクションはタイトな動きで、早巻きでもしっかりと泳ぐことが特徴。水面直下や中層で使いやすいタイプになります。

スミス ヘブン

スミスから販売されるリーフタイプの定番スプーン。水中で浮き上がりにくいため、深場に潜むトラウトに対してピンポイントにアプローチできます。

シマノ カーディフ サーチスイマー

エリアトラウトにおけるパイロットルアーとして人気のスプーン。安定感のある泳ぎはトラウトの反応を得やすく、フィールドの状況をチェックするのにもおすすめです。

シマノ カーディフ サーチスイマー

自重:1.8g

ウィローリーフ

シルエットはリーフタイプに似ていますが、横から見るとS字型の湾曲を持たせた形状。ボディの湾曲に沿って水流を受けるため、ゆっくりとした巻き速度でもしっかりとアクションをします。リーフタイプと同様に重量の割に飛距離が出でます。汎用性が高く、誰でも使いやすいタイプでしょう。

シマノ カーディフ スリムスイマー

村田基がプロデュースしたビッグトラウト専用スプーン。ロングシルエットを採用することで、トラウトの歯によるラインブレイクを最小限に抑えます。

シマノ カーディフ スリムスイマー

自重:2g

フォレスト リアライズ

ハイプレッシャーフィールドにおすすめのネイティブ用スプーン。ウィローリーフの特性である水噛みの良さで、スローリトリーブでもトラウトに対してしっかりとアピールできます。

フォレスト リアライズ

自重:11g

ティアドロップ

やや幅広のボディで、水滴のような形をしています。フォール時の水の抵抗が多く沈みが遅く、早巻き時に浮き上がり易い特徴。水面直下などでの利用でもレンジキープがしやすく、スプーンも回転しにくいため初心者でも使いやすいでしょう。

ティモン ティアロ

ジャッカルから販売されるエリアトラウト用のスタンダードスプーン。スローから早巻きまでリトリーブスピードを問わず活躍する初心者にもおすすめのアイテムです。

ティモン ティアロ

自重:1.6g

ロデオクラフト ノア

エリアトラウトのベテランアングラーも愛用する定番アイテム。トラウトの活性に関わらず、アングラーの使い方次第で様々なシチュエーションを攻略できます。

ロデオクラフト ノア

自重:1.8g

ベンダー

直線的な金属片に「く」の字型に角度付けし曲げた形状をしています。水流に対して一定の角度でアクションするため、渓流など流れのある場所で使われる事が多いです。曲げの角度によってアクションの強弱が変わり、選ぶ際のポイントになります。

スミス バックアンドフォース

スミスから販売される独特なディテールが特徴のスプーン。ドリフトとイレギュラーアクションを組み合わせた独自のアクションでトラウトの捕食本能を刺激します。

スミス バックアンドフォース

自重:4g

菅スプーン

渓流での実績が高い人気アイテム。ただ巻きだけでアピールできるため、渓流釣りにはじめて挑戦する方にもおすすめです。

ハイブリット

コロラドからベンダータイプを掛け合わせるような形状。あるいは、どれにもあてはまらない形状をしたものになります。商品によってアクションは異なる為、一概には言えませんが、魚にとって初見、あるいは見慣れないアクションをする物も多く、スレた魚が多い場合に使うと効果的な場合もあります。

タスマニアンデビル

オーストラリア産のハイブリットスプーン。樹脂とスプーンを組み合わせた独自のボディは湖を中心に世界中で釣果実績をあげています。

タスマニアンデビル

自重:13.5g

メガバス IZABELLA

メガバス独自のクレセントボディを採用したハイブリットスプーン。独特の形状による不規則なアクションはビッグトラウトのリアクションバイトを引き出します。

スプーンを使って釣りの腕を磨こう!

スプーンで釣られたニジマス出典:PIXTA

単純な構造をしているスプーンは、釣り人の技量で釣果が大きく差がでるルアーですが、様々なルアーに通ずる繊細な感覚を磨くことができ、上達を肌で感じることができる楽しさを持っています。是非、スプーンを使った釣りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?