なんとなく始めたはずが今ではどハマりしています

チニングを始めたのは、かれこれ7年ほど前のことです。
ボトムチニングをメインにしていますが、ここ数年で状況は大きく変化しています。
ホームである東京湾でもクロダイやキビレの魚影が増え、釣果も安定してきています。
気づけば釣行の選択肢として当たり前になり、「とりあえずチニングに行くか」と思う日が増えました。
筆者が感じる7つの魅力
身近な場所で成立するのがまず強い

チニングの大きな魅力のひとつが、身近なフィールドで成立することです。
港湾部や河口を歩いていると、足元にクロダイやキビレが見えることがあります。
そんな何気ない光景が、そのまま釣り場になるのがチニングです。
筆者も自転車で10分ほど走った河口や干潟に通っていますが、こうした身近な場所でもしっかり成立します。
また、普段シーバスを狙っているポイントであれば、クロダイやキビレも狙える可能性が高い印象です。
山下
「少しだけやってみよう」と思ったときにすぐ行ける距離感。
この手軽さが、気づけば釣行回数を増やしてしまう理由のひとつといえるでしょう。
荷物が少なく、気軽に行ける

チニングは、必要な道具が少なく、準備に時間がかからないのも魅力です。
ロッドやリールに加えて、シンカーやフック、ワームなどがあれば成立し、大掛かりな装備は必要ありません。
コンパクトにまとまるため、思い立ったときにすぐ出かけられるのも特徴です。
山下
筆者も小さめのバッグひとつで釣りに出ることがほとんどで、この気軽さが釣行のハードルを大きく下げてくれます。
とにかくアタリが多い

チニングは、ほかのルアーフィッシングと比べてもアタリが多い釣りです。
「ゴン」と明確に出るバイトが多く、しっかりとした手応えを感じられる場面が多いのが特徴です。
また、そのアタリを掛けていく動作の練習にもなります。
反応が多いからこそ、合わせるタイミングや力加減を試行錯誤しながら感覚を磨けるんです。
山下
数を釣りながら感覚を磨ける。
この点も、チニングならではの魅力といえるでしょう。
嬉しいゲストが意外と多い


チニングはクロダイやキビレがメインターゲットですが、それ以外の魚がヒットすることも少なくありません。
マゴチやシーバスなどが混じることもあり、思わぬ魚とのやり取りになることもあります。
山下
本命を狙いながらも不意の一発があるのも、この釣りの面白さといえます。
ライトタックルで味わう強烈な引き

チニングはライトタックルで成立する釣りでありながら、魚の引きは想像以上に強烈です。
ヒットした瞬間に叩くような引きが伝わり、浅場であれば一気に走る展開も少なくありません。
サイズ以上にパワーを感じるファイトで、油断していると簡単に主導権を持っていかれます。
足元まで寄せてもなお突っ込みは強く、最後まで気が抜けないやり取りになることも多いです。
山下
ドラグを使いながらいなしていく過程も、この釣りの大きな魅力といえるでしょう。
デイもナイトも成立する自由度

チニングは、時間帯に縛られにくい釣りです。
おかっぱりのルアーフィッシングはナイトゲーム中心になりがちですが、チニングはデイゲームでも成立します。
そのため、「昼間しか時間が取れない」という人でも無理なく楽しめます。
デイゲームでは魚の動きやチェイスが見える場面もあり、視覚的な面白さがあるのも魅力。
山下
一方でナイトゲームは安定して反応が得られることが多く、状況に応じて釣り方を変えられる点も魅力です。
ゲーム性が高く、やり込むほど面白い

チニングは、シンプルに見えて奥の深い釣りです。
ただ巻きが基本ですが、反応がないときはボトムバンプのように動かしたり、ストップ&ゴーで止める時間を作ったりと、状況に応じてアプローチを変えていきます。
とくにボトムチニングでは、ルアーがどこを通っているのか、どのくらいのスピードで動いているのかといった感覚が重要になります。
同じポイントでも、そのわずかな違いで反応が変わるのがこの釣りの特徴です。
また、アタリが明確に出る場面が多いからこそ、掛けるタイミングやフッキング精度も重要になります。
山下
こうした積み重ねがそのまま釣果に繋がるため、上達を実感しやすい釣りでもあります。
気づいたら通っている釣りになる

なんとなく始めたはずが、気づけば通う回数が増えていく。
手軽に始められて、しっかり釣れて、やり込むほど面白くなる。
チニングは、そんな魅力が詰まった釣りです。
山下
一度やれば、きっと同じようにハマってしまうはずです。
撮影:山下洋太
