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雨の日に釣りをするメリットを解説!魚にとっては“いい天気”ってホント?(2ページ目)

降雨=良い事ばかりではない

前述の説を踏まえると、雨は良い事ばかりのような気もしますが、実は以下のようなデメリットも存在します。

釣り場における危険性が高まる

落水

出典:pixabay

雨が降れば、当然釣り場の足元も滑りやすくなります。場合によっては、高所からの滑落で大ケガをしたり、そのまま落水してしまう事も考えられます。また河川では増水・鉄砲水などの危険も高まりますし、海では突然の高波にも注意が必要です。また、前述で「釣り人が少なくなる」と説明しましたが、それはイコール「事故に遭っても、誰にも気づいてもらえない可能性がある」という事でもあるのです。

もちろん普通に釣れない事もある

落胆

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雨がいくら釣れやすいと言われていても、自然が相手の釣りに絶対はありません。渋い晴れの日があるように、渋い雨の日も存在し、10時間やってもボウスという事が、往々にしてあるのです。

アングラーのメンタルに影響する

雨にうたえば

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雨でハイテンションを維持出来るのはミュージカルの世界だけです。レインウェアを着ていても、湿気や雨のしずくによる不快感、熱い・寒いといった問題が雨の日にはついてまわります。自ずと集中力にも影響し、いつもより実力を出せなかった。といった事もあるでしょう。

準備・後片付けが面倒

乾燥機

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雨の釣りには当然レインウェアが必要です。ウェアを着込む時間、使用後の雨具や釣具を乾かす手間など、晴れの日にはない準備と後片付けが、雨の釣行にはつきものです。

強い濁りがもたらすもの

濁った水

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前述で、適度な濁りが入った時のほうが魚を騙しやすくなると述べましたが、それは適度な濁りであって、強い濁りが入ったケースは別です。強い濁りの中では、魚がルアーを見つけられませんし、濁りは水中の不純物でもある為、魚の呼吸を妨げる(活性を下げる)要因にもなります。また、真水が大量に流れつく河口付近では、真水を嫌う海水魚の活性を下げる事にもなります。

雨の温度がもたらすもの

温度

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寒冷前線下の冷たい雨など、水温に大きな変化をもたらす雨も存在します。雨によって水温が低下し、魚の適水温から離れれば離れるほど、魚の活性は悪くなっていきます。また、高気圧による局地的な天気雨などは、魚の活性を下げる原因とも言われています。

※水温は気温よりも変化しにくいものですので、雨による水温への影響というのは、降雨直後ではなく、後々に響いてくる事が多いです。

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