ユニクロオンラインで冬のインナーを調達!
ババーン!! 今は店舗にいかなくても、なんでもネットで手に入ってしまう時代です。
マズメ時間や夜釣りが厳しい季節になってきました。みなさん防寒対策しっかりしていますか?
今回はインナーについて、ユニクロのヒートテックを比較検証していきます。
ヒートテックの種類
一口にヒートテックと言っても、大きく分けて3種類存在します。
ヒートテック(以下ノーマル)
みなさまおなじみ。釣りで使っていなくとも、仕事や普段着に着用されている人も多いのではないでしょうか。元祖にしてスタンダードです。
ヒートテックコットン・エクストラウォーム(以下、極暖)
極暖にはコットンを使っていないものもありますが、こちらは肌面コットン100%モデル。
ヒートテック・ウルトラウォーム(以下、超極暖)
そして究極の通称『超極暖』。
この3種類を実際に着用し、防寒としてのおすすめはどれか検証していきたいと思います。
それぞれの特徴と着用感
左・ノーマル 中央・極暖 右・超極暖。
生地の厚さは左から順に厚くなっていきます。超極暖はインナーというよりほぼスウェット。
こうやってみるとただの不審者(笑)
ちなみにこの時の気温は0.1℃! まぁ、東北の冬は寒いです。
まずはノーマルから
寒い! 普通のインナーよりは“マシ”という程度。正直20分はきつかったです。着用感としては薄手でストレッチ性も高いため、着心地は良好です。
次に『極暖』。
肌面がコットンだけに、柔らかさは低いです。アクリルやポリ系の化学繊維が苦手な方にはおすすめ。ノーマルより暖かく、20分間で辛さは感じませんでした。
着用感が硬くごわつくため、ノーマルよりは圧迫感あり。
最後に超極暖。
“超”の文句は伊達じゃない! かなり暖かい。
厚手なぶん、着用したときの着重り感は一番かも。とくにタイツはズボンを二枚履いているような感覚です。
おまけ
この時ヒートテックの靴下も履いていました。防寒性のある靴も履いていたのですが、足元の冷えを軽減してくれていました。
釣り場で足が冷えてくるとかなりつらいですよね。
今回の実験で、一番暖かさを感じたのは、何を隠そうこの靴下でした(笑)
『極暖』を着て、釣りにいってみた
極暖の上下と靴下を着用し、短時間釣行へ。このときの気温も1℃にとどかず、港湾でのライトゲームをしてきました。
キャストが多い釣りですが、ほぼ手投げなので体は温まりません。時間にして約1時間半ほどの釣行。
さすがに終わり際に足元が冷えている感じはありましたが、着ているものではなく、靴からくる冷えだったかもしれません。
動きへの自由度を確認するため、ムダに振りかぶってキャストしてみたり、港湾テクトロもしました。特別、極暖を着用したことによる“動きにくさ”は感じませんでした。
実際着てわかったこと
今回のようなラン&ガンをしないライトゲームや、ワカサギ釣りなどの動きが少ない釣りには超極暖、またはノーマル+超極暖の重ね着をおすすめします。
ノーマル・極暖・超極暖と素材配分が異なり、超極暖はアクリルの配分が多いのが特徴です。ただし、そんな超極暖もいいことばかりではありません。
アクリルの性質上、吸水性が悪いので汗をほとんど吸いません。一度汗をかいてしまうと肌に残り、体を冷やす原因となってしまいます。
釣りでは不意に大物とのファイトがあったり、場合によっては道具一式抱えてラン&ガンしたりと……。冬とはいえ汗をかく状況は多々あります。
ファーストレイヤーとして速乾性の高いものを着用し、その上にヒートテックシリーズを着用することで対策しましょう。
同じユニクロであれば、エアリズムインナーは速乾性が高く、評判も高いウェアです。なのでファーストレイヤーとして合わせるのもいいでしょう。