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ユニクロのヒートテック、種類多すぎ問題。色々あるけど釣りに行くならどれがいい?着用して検証してみた

いよいよ本格的な冬が到来し、マズメ時間や夜釣りが厳しい季節になってきました。みなさん防寒対策しっかりしていますか?今回はインナーについて、ユニクロのヒートテックを比較検証していきます。

目次

ユニクロオンラインで冬のインナーを調達!

ユニクロ インナー

ババーン!! 今は店舗にいかなくても、なんでもネットで手に入ってしまう時代です。

ユニクロ インナー

マズメ時間や夜釣りが厳しい季節になってきました。みなさん防寒対策しっかりしていますか?

今回はインナーについて、ユニクロのヒートテックを比較検証していきます。

カズ
ユニクロのヒートテックは、2003年の発売以来「進化と増殖」を繰り返し、インナーのド定番となりました。この商品開発にはラインメーカーとしても有名な東レが関わっていますよね。

ヒートテックの種類

一口にヒートテックと言っても、大きく分けて3種類存在します。

ヒートテック(以下ノーマル)

ヒートテック

みなさまおなじみ。釣りで使っていなくとも、仕事や普段着に着用されている人も多いのではないでしょうか。元祖にしてスタンダードです。

ヒートテックコットン・エクストラウォーム(以下、極暖)

ヒートテックコットン・エクストラウォーム

極暖にはコットンを使っていないものもありますが、こちらは肌面コットン100%モデル。

ヒートテック・ウルトラウォーム(以下、超極暖)

ヒートテック・ウルトラウォーム

そして究極の通称『超極暖』。

この3種類を実際に着用し、防寒としてのおすすめはどれか検証していきたいと思います。

それぞれの特徴と着用感

それぞれの特徴と着用感

左・ノーマル 中央・極暖 右・超極暖。

生地の厚さは左から順に厚くなっていきます。超極暖はインナーというよりほぼスウェット。

カズ
上下ともそれぞれ順に着用し、この時期釣りに行くときの服を着て、各20分ほど外で待機します。

ヒートテック

こうやってみるとただの不審者(笑)

ちなみにこの時の気温は0.1℃! まぁ、東北の冬は寒いです。

ヒートテック

まずはノーマルから

寒い! 普通のインナーよりは“マシ”という程度。正直20分はきつかったです。着用感としては薄手でストレッチ性も高いため、着心地は良好です。

ヒートテック

次に『極暖』。

肌面がコットンだけに、柔らかさは低いです。アクリルやポリ系の化学繊維が苦手な方にはおすすめ。ノーマルより暖かく、20分間で辛さは感じませんでした。

着用感が硬くごわつくため、ノーマルよりは圧迫感あり。

ヒートテック

最後に超極暖。

“超”の文句は伊達じゃない! かなり暖かい。

厚手なぶん、着用したときの着重り感は一番かも。とくにタイツはズボンを二枚履いているような感覚です。

カズ
一つ気になったのは、肌面が細かく起毛している点。人によっては肌に当たる感覚が、すこし気になるかもしれません。

おまけ

靴下

この時ヒートテックの靴下も履いていました。防寒性のある靴も履いていたのですが、足元の冷えを軽減してくれていました。

釣り場で足が冷えてくるとかなりつらいですよね。

今回の実験で、一番暖かさを感じたのは、何を隠そうこの靴下でした(笑)

カズ
ただし、かなり厚手な生地を採用しているため、靴がきつく感じます。ワンサイズ上の靴を選ばないと、ストレスに感じる人もいるでしょう。

『極暖』を着て、釣りにいってみた

極暖

極暖の上下と靴下を着用し、短時間釣行へ。このときの気温も1℃にとどかず、港湾でのライトゲームをしてきました。

キャストが多い釣りですが、ほぼ手投げなので体は温まりません。時間にして約1時間半ほどの釣行。

さすがに終わり際に足元が冷えている感じはありましたが、着ているものではなく、靴からくる冷えだったかもしれません。

カズ
上半身は全くと言っていいほど寒さは感じませんでした。やはりかなり優秀です。

極暖

動きへの自由度を確認するため、ムダに振りかぶってキャストしてみたり、港湾テクトロもしました。特別、極暖を着用したことによる“動きにくさ”は感じませんでした。

実際着てわかったこと

検証結果

今回のようなラン&ガンをしないライトゲームや、ワカサギ釣りなどの動きが少ない釣りには超極暖、またはノーマル+超極暖の重ね着をおすすめします。

ノーマル・極暖・超極暖と素材配分が異なり、超極暖はアクリルの配分が多いのが特徴です。ただし、そんな超極暖もいいことばかりではありません。

アクリルの性質上、吸水性が悪いので汗をほとんど吸いません。一度汗をかいてしまうと肌に残り、体を冷やす原因となってしまいます。

カズ
ほかのヒートテックもそうですが、速乾性には期待できないのでご注意ください。

釣りでは不意に大物とのファイトがあったり、場合によっては道具一式抱えてラン&ガンしたりと……。冬とはいえ汗をかく状況は多々あります。

ファーストレイヤーとして速乾性の高いものを着用し、その上にヒートテックシリーズを着用することで対策しましょう。

エアリズム

同じユニクロであれば、エアリズムインナーは速乾性が高く、評判も高いウェアです。なのでファーストレイヤーとして合わせるのもいいでしょう。

カズ
さらに冷えるこれからの時期。防寒インナーの参考にしていただき、みなさまの釣行にお役立てください。
撮影・文:カズ・サバイブ

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