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サゴシチューン

ピンテール サゴシチューンをインプレ|自動でチドる簡単ミノーはサゴシ以外の青物にもGOOD!

ジャクソンから発売されているピンテールサゴシチューンを徹底インプレ!サゴシ専用って実際どうなの?そもそもどんなルアーなの?サゴシ以外の青物は釣れないの?と言った疑問にもお答えします!

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目次

ピンテール サゴシチューンをインプレ

サゴシチューン とサゴシ

こんにちは、TSURI HACK編集部のOです。今回はジャクソンから発売されているヘビーシンキングミノー、ピンテールサゴシチューンのインプレです。

“ジャクソン”と“ピンテールシリーズ”についてざっくりとおさらい

▲ピンテールシリーズの初代となるピンテールチューン(出展:ジャクソン

ジャクソンは、静岡県に本社と自社工場を構える釣具の総合メーカー。「made by hand」をテーマに、アングラーの求める様々なルアーを、職人の手によって製作。数々のヒット商品を世に送り出してきました。

編集部O
ピンテールとは、ヘビーウェイトミノーのシリーズ名称。対青物を視野に開発されたシリーズで、多くのアングラーが使用する定番ミノーとして認知されています。

サゴシチューンとは

2016年、業界初サゴシ専用設計として登場したヘビーウェイトミノー。

以下は、ジャクソン公式HPからの引用。ざっくりまとめると、サゴシの習性・捕食方法を徹底的に研究し作られたミノーという事ですね。

ピンテールサゴシチューンの最大の特徴は、ファーストリトリーブ時にオートマチックに発生するイレギュラーアクション。

規則的なウォブリングアクションの中に、強いフラッシングを放つ平打ちを「不意」に発生。光物に目がないサゴシに対して、独自のフラットサイド3面ボディによるフラッシングが強烈にアピールし、リアクションバイトを誘発。

また、サゴシは浮袋を持たず、上下運動が苦手な魚。その為、縦方向のアクションに対しては上手く追従しきれずミスバイトが多発し、結果ラインブレイクしてしまいます。

その為、一定レンジの横の動きでリアクションバイトを誘発できるピンテールサゴシチューンは、対サゴシ専用ルアーとして理にかなっているのです。

そして、「手軽」という観点からも幅広いタックルで扱え、キャストからリトリーブに至るまでストレスを感じないベストバランスを追及。

強度面を考慮した貫通ワイヤーを採用し、仮にボディーが破断した際にも貴重な魚を確実にキャッチすることが可能です。

サゴシの習性・捕食方法を徹底的に研究し、ジャクソンが培ってきたヘビーウェイトミノーのノウハウを融合させた「ピンテールサゴシチューン」は唯一無二にして、究極のサゴシ専用ルアーなのです。

スペック
    • 全長:90mm
    • 重量:28g
    • タイプ:スーパーシンキング
    • カラー:13色
    • 価格:1,600円(税抜き)

 

編集部O
今でこそサゴシ専用ミノーやサゴシ用にチューニングされたメタルジグをよく見かけるようになりましたが、当時はかなり革新的だったようですね。

サゴシチューン は泳がない!?

サゴシチューン のリップ
公式の水中映像(YouTubeに遷移しますでは規則的なウォブリングアクションが連続しているように見えますが、実際に真上からアクションを見てみると時より左右へと蛇行する(チドる)様子が伺えます。

ミスター長嶋的な説明になってしまいますが……

ファーストリトリーブでは「ブリブリ フラッ! ヒラッ! ブリブリ フラッ! ヒラッ! (たまに) スーーーー

といったような感じ。

このミノー、自重が28gもあるのに対し、リップのサイズもさほど大きくはありません。つまり、ある程度の強い水流がリップに当たらないと、重たいボディーをブリブリと動かすまでに至らないというワケ。

Google 検索の「他の人はこちらも検索」に『ピンテールサゴシチューン 泳がない』と出てくるのはこの為だろうと思います。

編集部O
サゴシチューンはルアーがウォブリングするくらいのスピード(ファーストリトリーブ)が基本の使い方です。

オートマチックにチドる

チドりとは、潮流やリトリーブスピードの変化によって、ルアーが遊泳姿勢を崩す現象。

潮の流れは一定ではなく、場所によって速く流れていたり、遅く流れていたりといった変化があります。

その流れの変化がある為に、同じリトリーブスピードをキープしていてもチドりが発生するという訳ですね。

チドるのは、水中にいるベイトも同様。自然界にずっと規則的に泳ぐベイトは存在せず、潮流によって泳ぐ姿勢を変えたり、時にはバランスを崩す事も。

遊泳力の低いベイトは、そういったタイミングで大型魚に捕食されやすいとされ、ルアーにも、その姿を再現させてやる(食わせのタイミングを作ってやる)必要があると言われています。

編集部O
ピンテールサゴシチューンは、チドりが発生しやすい、絶妙なバランスの上に成り立っているルアーなので、ただ巻きといった単純な動作の中でも、食わせのタイミングをオートマチックに出す事が可能なのです。

サゴシチューン のフラッシング
ボディーのフラットサイド面も大きなポイント。

ウォブリングが大きいミノーなので、ローリング主体のミノーのような明滅効果はあまり期待できないように思えますが、ボディー側面に設けられたフラット面が、キラキラと光を反射。

公式の水中映像(YouTubeに遷移しますからも、ボディー側面が光っては暗くなりをハイスピードで繰り返しているのが分かります。

編集部O
このフラッシングがオートマチックなチドりと合間って、更なる食わせのキッカケとして作用していそうな気がします。

サゴシ以外もGOOD!

サゴシチューン と青物
サゴシ専用を謳っていますが、ブリ系、シーバス等にもピッタリなルアーかと思います。

編集部O
ただ、ファーストリトリーブが基本ですので、横方向に素早く動くベイトに反応しているタイミングが出しどころではないでしょうか。

飛距離は十分

「ミノーって正直飛ばないし、釣れるきがしないんだよね」という方も多いかと思われますが、サゴシチューンは比較的飛びます

編集部O
タングステンウェイトの入った重心移動ミノーには及ばないかな〜といった感じです。

個人的な使い時・使い分け

マズメ時の海
所感ですが、“使い所”はやはりベイトが上ずりやすく、魚が表層を意識しやすい朝マズメが、効果を発揮しやすいタイミングかと思います。(正直な所、朝マズメ以外の釣果はまだ出ていません)

ただ、公式の解説動画(YouTubeに遷移します)では、ボトムまで沈めてのライズアップアクションにて釣果が出ていますし、魚が沈んでいるタイミングでも試してみたいですね。

サゴシチューン と鉄板バイブ

また、横方向の早い動きが良いならば、メタルバイブを早巻きし、時よりトウィッチさせたりしても同じ事じゃないか? と思ってしまいますが、メタルバイブはミノーよりもレンジが入ってしまいますし、メタルバイブのハイアピールでスレさせたくないといった気持ちもあります。

編集部O
朝や目に見えて良い流れを何度も通す時はサゴシチューン。魚が散っていたり、ボトムに落ちていそうな昼は、広く探るメタルバイブレーションという使い分けをしています。

みんなのサゴシチューン インプレ

以下では、TSURI HACKタックルインプレッションに寄せられたサゴシチューンのインプレを一部を抜粋してみました。

サゴシは勿論のこと、サゴシ以外の魚にも有効な事が伺えますね。平均評価も★4.80と高評価です。

遠投してシーバスを狙う時に最適なミノーです。飛距離が抜群でただ巻きでは規則的なウォブリングアクションを発生。

フラッシング効果も高いので遠くのシーバスもしっかり引き付けてくれました。自然な平打ちもしてくれるのでリアクションバイトも誘えます。

早巻きで一気に勝負を掛けるデイシーバスに必要な要素が詰め込まれたミノーです。お勧め使い方は早巻きからの連続トゥイッチ。

レスポンス抜群できびきびした動きはシーバスに見切られることがありません。重量もあり深い場所から浅い場所までカウントダウンで狙えます。

足元までしっかり泳ぎ切ってくれるので最後に足元での八の字アクションで食わせる事も可能。

本当にサゴシがミノーで釣れるのかと半信半疑でしたが実釣したところ大爆釣でした。

高速ただ巻で十分食ってきます。飛距離はジグに劣りますが目測で60~70m程。

高速で巻いてもブリブリとヘッドを振ってしっかりアピール。

サゴシ特化のルアーと謳っていますが、タチウオやイナダ、エソ、ヒラメも食ってきます。

10~11月で朝マズメのみ7回釣行しましたが、釣れなかったのはジグのみで挑戦した1回だけ。

あとの6回は全てルアーでチャレンジしたのですが、少ない日でも3匹、多い日で17匹も掛けることができました。

ショアジギを今年からスタートして既に最高のルアーと出会えたことを幸せに思います。

活動のフィールドは瀬戸内海をはじめ、大阪湾、和歌山と広いエリアですが、私自身においても実績の高いルアーであり、現場で手元にあるのとないのとでは何より安心感が違います。

従来のピンテールは浮きますので少しテクニックが必要ですが、このサゴシチューンはレンジを攻めやすく取り扱いも楽。

それでいて不規則なアクションは見切られ難さを生み出し、低活性環境下でも期待ができます。

「マッチザベイト」し易く、活性の低いときにもチョイスすべき「万能選手」。

なにより、不規則で見切られ難いアクションが魅力だと感じています。

春先から夏場、秋まではサゴシだけでなく、シーバスをはじめ青物、タチウオ、(活性の高い良型の)サバやアジに至るまで効果的です。

サゴシチューンのインプレをさらに見る

サイズバリエーションも豊富

サゴシチューン と青物

またサゴシチューンはサイズ展開も豊富。

全長75mm・自重20g(ダウンサイジング版)

全長90mm・自重28g(オリジナル)

全長105mm・自重35g(サワラチューン)

全長120mm・自重42g(サワラチューン)

その日の状況やベイトに合わる事のできるサゴシ・サワラチューンシリーズ。

編集部O
非常におすすめでできるルアーですので、皆さんもぜひお手にとって確かめてみてくださいね!

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