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メバルの釣果

【2021年5月版:現役船長の東京湾レポート】マゴチがハイシーズン!尺メバルも続々と!青物の回遊も始まっています

【2021年5月版:現役船長の東京湾レポート】最近は夏のような暑さも感じる日が多くなりました。1年で最も釣りに出かけたくなるシーズンといっても過言ではないほど、外で遊ぶのに非常に気持ちがいい5月。5月はマゴチや尺メバルといった魚などがハイシーズンを迎えます。一方で、陽気とは裏腹に…という魚もある月でもありますので各魚種ごとのポイントをチェックしておきましょう。

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目次

記事内画像・文:アイランドクルーズ船長 須江一樹

暑さも感じる5月

現役船長の東京湾レポートでマダイ

最近は夏のような暑さも感じる日が多くなりました。

1年で最も釣りに出かけたくなるシーズンといっても過言ではないほど、外で遊ぶのに非常に気持ちがいい5月。

陸上よりも少し涼しい海上。海風が心地よく、さらに気持ちが良いです。

今回はそんな5月の東京湾の釣りをご紹介します。5月はハイシーズンを迎える魚が多い一方で、陽気とは裏腹に…という魚もある月でもあります。

ベイトがシーバス攻略のカギ

シーバス

シーバスは東京湾では通年狙える魅力的なターゲットですが、その中で5月最も釣りづらいとされている月でもあります。

冬まで続いていた深場のジギングパターンも水温の上昇と共に終わりを告げ、キャスティングで狙うにも水温が上がりきらない為シェードに固まらず、狙いどころが非常に難しいシーズンです。

そんな5月はベイトが寄っているポイントをフレキシブルに釣っていくことで釣果を伸ばせます。

5月のシーバスにおススメのルアー

深場にベイトが寄っているのならジギング、ストラクチャー周りであればワームやディープダイバー系ミノーでのストラクチャー攻め。

シャローであれば鉄板バイブやミノーを用いたロングキャストの釣りなど。

5月は釣り方を選ばずその場その場に合わせた釣りを展開する事でシーバスの釣果を伸ばせます。

どんな状況でも対応できるようにタックルは万全に準備しておきましょう。

メバルはハイシーズンど真ん中

メバル

 

5月のメバルは最盛期!数もサイズも他の月とは一線を画すTHEハイシーズンが5月のメバル。

尺メバルと呼ばれる30センチを超えるメバルも5月は釣れる確率が非常に高い月です。自己記録を狙うなら5月が絶対チャンス!

6月になると途端に小さくなってしまうことが多いので、5月中に固め打ちで是非お越しください。

5月のメバルにおススメのルアー

良くも悪くもルアー問わずで釣れてしまうのが5月のメバルですが、あえてサイズを狙うのであれば、やはり大きめのルアーの方が可能性は高くなります。

ジグヘッドワームでいえば2.5インチ以上、バチプラグであれば120mm以上がデカメバル狙いに必要になりますので、サイズ狙いの方は必ず揃えてください。

数釣りであれば通常通りの2インチ程度のワームと、100mm以下のプラグで数釣りが楽しめます。

 

ベイトと共に小型青物の回遊

鯖

最近はカタクチイワシと共にサバやアジなどの小型青物の回遊がみられるようになりました。

少ないですがイナダもたまに見かけます。ナブラになっている日はシンキングペンシルや小さいメタルジグをキャスティングで狙い、魚探に反応が出る日はメタルジグやジグサビキを沈めて狙いますので、両方のご準備を!

キャスティングは30g以下のメタルジグで、沈めるときは60~80gほどのメタルジグを使用します。

5月の小型青物狙いにおススメのルアー

ナブラは撃ちというよりは、基本は地形変化に付いた魚群の反応を見つけて、ルアーを沈めて小型青物を狙います。

メインで狙うのはサバですが、ボトムではホウボウやフラットフィッシュ類が釣れたり、サバに混じって大きいアジなども釣れたりも。

メタルジグ単体、ジグサビキと、余裕があればナス型オモリでのサビキも用意しておくと、アジを含めどんな対象魚でも対応できます。

マゴチもハイシーズン!

マゴチ

4月に開幕したマゴチも春のハイシーズンを迎えています。

6月半ばから産卵に入りだすマゴチは、5月が最も積極的にエサを捕食し、ルアーを追いかける春のハイシーズンです。

数的にも伸びるシーズンではありますが、60センチを超える大型魚が狙えるシーズンでもあります。

マゴチの自己記録を狙うのは、じつは夏ではなく春の方が狙いやすいので是非5月にマゴチを狙いに来てください。

5月のマゴチ狙いにおススメのルアー

マゴチはジグヘッドワームで狙います。アクションはその日によって釣れるアクションは違いますが、ズル引きかリフト&フォールのどちらかです。

水深は10m以下の浅場を中心に狙いますので、ジグヘッドは20~30gくらいを中心に揃えてください。

ワームは3.5~4インチ程度の大きさのシャッドテールやグラブで、春はギル型ワームなどもおすすめです。

最高に快適なシーズンだからこそ、楽しむ為に準備は万全に

シーバス

釣り日和という言葉が最も似合う5月の陽気。

しかし春は風が吹いたり、暖かい最高気温ばかりに目が行きがちで、じつは朝は非常に寒かったりするのが5月です。

少しでも不安な方は酔い止めをしっかり飲んでおくことや、最低気温に合わせた格好で臨むことで、快適に釣りを楽しめます。

楽しい思い出になるように、体調管理だけは万全になるように準備してお越しください。

筆者紹介

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須江 一樹

横浜アイランドクルーズ所属船長。シーバスをはじめとする東京湾のあらゆるターゲットをガイドするプロガイドであるとともに、休みの日は東京湾のほか、様々な海域へも釣りへ出かける釣り好き。一児のパパでもある。tailwalk、HIDEUP、TETRAWORKS、ICHIKAWA FISHINGスタッフ。最近の悩みは「休みが荒天」。

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