ベイトタックルのメリット&デメリットとは?
手軽に遊べるチニング、釣り方も人それぞれです。
タックルに関しても、ベイトタックル・スピニングタックルのどちらを使っても釣ることができます。
もちろんどちらにもメリット・デメリットがありますが、今回はベイトタックルの特性にフォーカスしてみました!
ベイトタックルを使うメリット
チニングの8割くらいをベイトタックルでやってしまう私ですが、それにはワケがあります。
まずはベイトタックルを使うメリットについて解説します!
操作性と感度
私がベイトタックルを使用する大きな理由はこれです!
ベイトタックルは竿の上にリールを搭載するようになっており、操作時はベイトリールを包み込むように持つので重心が手元にきます。
よって、ボトムバンピングやズル引きといったアクションが付けやすいのです。
さらに、ベイトタックルは糸が竿の上を通る構造になっています。つまり、常に糸が竿に近いところを通るので感度が優れるということです。
一方、スピニングタックルは糸が竿の下側を通っており、ガイドリングの下方に糸が接触するので、操作性や感度はベイトタックルよりも相対的に劣ります。
また、スピニングロッドはリール側のガイドがベイトロッドよりも大口径なため、ガイドを通る糸の“あそび”が多くなります。
ということは、とくに風がある日(横風のときが顕著)は、糸のたるみが多くなって感度が落ちてしまうのです。
手返し
ベイトタックルは、「キャスト→ボトムまでフォール→回収して次のキャストに移行」という一連の動作をじつにテンポよく行えます。
そのため、スピニングタックルよりも手数が増え、手返しよく効率的な釣りが可能です。
リーダーを長くできる
これは、ラインの放出(キャスト時)の違いによるものです。
スピニングリールはキャスト時に糸が大きな螺旋を描きながら放出されますが、ベイトリールはスプールが回転して糸が直線的に放出されます。
糸が直線的に放出されることで、PEとリーダーの結束部がスムーズにガイドを抜けてくれます。
なので、ベイトタックルはリーダーを長くとっても、スピニングリールのようにライントラブルが頻発することはありません。