ハリを飲まれた時の必須アイテム!
針はずしは魚からハリを外すためのアイテムです。
さまざまなタイプの針はずしが販売されていますが、魚の口の大きさや使用するハリに応じたものを選ぶのが重要です。
本記事では、元釣具屋の筆者が針はずしの使い方を解説し、厳選したおすすめのアイテムを紹介します!
針はずしの種類
針はずしの種類を大まかに分けると、針はずし・プライヤー・フォーセップの3種類があります。
それぞれの特徴を理解して適切なアイテムを選びましょう。
針はずし
シンプルでリーズナブルなものが多く、小さなハリや軸が細いハリを外しやすいのが特徴。
構造上、ジギング用フックなどの太いハリやトレブルフックを外すのには適していません。
スズキやチヌ、グレ、メバルなどをエサ釣りで狙う時におすすめです。
プライヤー・ペンチ
手でしっかりと握れるため、深く刺さった太軸の針を外すのに適しています。しかし、小回りが効かないので小型魚には向いていません。
ブラックバスやシーバス、ジギングなどのルアーフィッシングにおすすめです。
フォーセップ
プライヤーやペンチより細くて小回りが効くため、小型の魚に向いています。
トラウトやメバルなどの小型魚を対象としたルアーフィッシングにおすすめです。
針のはずし方
針外しの使い方
- 1. 糸を手に持って張っておき、糸に針はずしの穴になっている部分を掛ける
- 2. 糸をたどって魚な口の中に針はずしを入れ、先端を針が掛かっている部分に当てる
- 3. ハリをバックさせるイメージで、針はずしを押し込んでハリを外す
- 4. 先端にハリを掛けたまま、針はずしを真っ直ぐに引き抜く
最大のコツは、針はずしを持っていない方の手で常に糸をピンッと張っておくことです。
おすすめの針はずし8選
使いやすいおすすめの針はずしを集めました。
針はずし選びに迷っている方は、ぜひ試してみてください。
シンプルな形状の針はずしです。
先が長めなので喉奥に刺さったハリも外しやすくなっています。
リーズナブルなのも魅力です。
サビに強いステンレス製の針はずしです。
ガン玉を外す機能が付いているため、ウキ釣りが好きな方におすすめ。
後端に穴が空いており、ピンオンリールなどに取り付けられます。
プラスチック製の軽量な針はずしです。
魚が口を閉じた状態でも、先端をスーッと入れ込んでハリを外せることが特徴。
どんなところに掛かっても簡単に外せるため、初心者の方でも扱いやすいはずです。
軽量かつ高強度なアルミプライヤーです。
先端部分はサビに強いチタンコーティングのステンレスを採用しており、スプリットリングオープナーの機能も備わっています。
便利なマルチホルダーと落下防止のランヤードも付属しています。
握りやすいT字グリップを採用した針はずしです。
レバーを引くことで簡単に素早くハリを外せます。
ハリを掛けるためのフックはサビに強いステンレス製です。
使い勝手のよいピストル形状の針はずしです。
引金を引くと簡単にハリを外せます。
飲み込まれた場合は、付属している棒状の針はずしで対応できます。
サビに強いステンレス製のフォーセップです。
細長い形状なので喉の奥でも小回りが効きます。
先曲がりの形状によって外しやすさも抜群です。
魚体に触れずとも簡単かつスピーディーにハリを外せるアイテムです。
フライやスプーンのシングルフックに適しており、エリアトラウトにおすすめ。
ただし、喉奥まで飲み込まれた場合は使えないので注意しましょう。
針はずしを持っていると安心!
針はずしがあれば、歯やヒレでケガをすることが少なく、毒がある魚が釣れてもハリを安全に外すことができます。
ハリを飲み込まれた場合にもスピーディーに外せ、手返しもアップするので、釣果を伸ばすためにも一つは持っておくのがおすすめです。
ぜひ、適切な針はずしを用意して快適な釣りを楽しんでください!
筆者の紹介
tsuki
関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪
釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。