落ち鮎パターン厳選ルアーベスト5!

シーバス界では様々なパターンがありますが、その中でもランカー捕獲率が高いのが『落ち鮎パターン』。
10月や11月ごろ、産卵を終えた鮎が力尽きて上流から流され、それを大型シーバスが捕食するというパターンなのです。
しかしながら、落ち鮎パターン。と言っても行く場所の特徴でだいぶ選び方は変わっています。
今回は、全国的に見ると河川の上流域の激流エリアっていうのが定説なのでそこを基準に選んで行きましょう!
基本はあまり動かない物を
瀕死状態の鮎をシーバスは待ち構えています!その為ルアーも動きの弱いものが良いですね。
それと、激流のダウンに入れた場合にバタつかないものがベスト!
カラーは意外と重要!
シーバスのプラグで、カラー大切派、なんでも良い派と分かれますが、私は基本なんでもいい派なのですが、落ち鮎パターンに関しては、結構色で釣果は変わったことが多々。
サイズ感は!?

落ち鮎って、でっかいんです。めっちゃ笑
実際流れてくる死に絶えた落ち鮎は25cm〜30cm前後のものがほとんど。
でもルアーで25cmってめっちゃデカイですよね!?w
1.リップルポッパー BKRP140R3

サイズは140、R3というのが、リニューアルしたモデルです。フックも#1で激流の中でも伸びずに安心。巻けば引き波、ロッドを下げれば水面下をフラフラ!ザ、落ち鮎ルアーの大本命です!
巻くんじゃない、流すのだ
主な使い方としては、上流側に向けてキャストをし糸ふけだけを取りながらひたすら流し、ヨレや水中の障害物など『ここだ!』というところでターン!
そうすると『バァンッ!!!』とシーバスが飛び出てくるはず!流れが弱ければ、少し巻いて緩めの引き波を立てながら引いてくるのもアリ!!往年の名作リップルポッパーですね。
泳ぎ
タックルハウス K-TEN ブルーオーシャン リップルポッパー BKRP140R3
2.ジョインテッドクロー178F

『ザ・鮎ルアー』の代表格でもあるジョインテッドクロー。
言わずとも分かるその実釣性能はやはり落ち鮎シーバスにも効きます!
S字は控えめに!
これもしっかりS字を描くのでは無く張らず緩めずで流れの力でゆらゆら流すのがキモですね。
泳ぎ
ガンクラフト 鮎邪 ジョインテッドクロー 178 TYPE-F
3.ストリームデーモン180

こいつは、素晴らしいです。ちっさいシーバスはほぼ食ってきませんね!
そもそも、落ち鮎が25cm〜30cmほどあるので釣れるのは大型が多いのですが、その中でもデカイシーバスを狙って取れる数少ないルアーと言えるでしょう。
アップクロスで使いたい!
アップクロスにキャストして、ロッドを立てて流速より若干早めに巻くのがキモ。流れのヨレブレイクラインをヨタヨタ上流から通していくイメージで巻くと『ドバァンッ!!!』と出ます。
エバーグリーン ストリームデーモン180
⒋TKR 130H Hi-Fi Lipless

個人的に激流のナイトゲームで1番釣果があるのがこのルアーですね!完全に浮かべるのでは無く、ある程度抵抗を掛けてもばたつかず、ダウンでも食わせ易いこのプラグ!
操作して釣りたいルアー!
巻くとS字系、スローなら微妙にプリプリした動きになります!
一気にテンションを抜いた時の動きがふわぁ〜と下流に流されていく鮎そっくりなので、1番オススメかもしれません!
泳ぎ
ゴーフィッシュ TKR-GP(130H Hi-Fi Lipless)
5.エンパシー90(※特にマットチャート)

あれ!?小さくない!?って気がしますが、なんでか釣れますね!!
ボイルは出るけど食わない日。や鮎は流れているが、ボイルが出ないタイミングなどで投入することが多いです!
ボトムコロコロパターン!?
よく釣れるのは、激流の瀬でボトム付近をドリフトさせると、ゴンっ!と来ることが多いです。恐らく底を流れている鮎を捕食している奴が反応してくるみたいですね!
アイマ エンパシー90
落ち鮎パターンのルアー操作のコツ!
ついでにいくつか、個人的に気を付けている落ち鮎パターンのコツをご紹介します!
ラインテンションを抜こう!

落ち鮎パターンの場所は流れが早いことがほとんど!!
そんな中でラインを張りすぎると、泳ぎすぎるのと、ラインが水を受けて水中で糸から音がします。
張らず緩めずをイメージして、常にルアーに死にかけの鮎を憑依させる気持ちで!!
ターンさせる場所を意識!

シーバスは、流れてくる落ち鮎を流れのヨレや落ち込み、また流心ど真ん中など様々なポイントで待っています。しかしやはりピンポイントに着いて待っていることが多いので、そう行った場所に差し掛かったらターンさせましょう!
自分なりの拘りを!

私自身のオススメは上記ルアーですが、少しでもルアー選びの際に参考にして頂ければと思います!
似たようなルアーってこの世にたくさんあります!
好きなメーカーや好きなカラーなど、自分なりの拘りを貫いて行って欲しいですね!
筆者について
ちゃったTV なおと
京都府舞鶴を軸に、若狭湾〜山陰エリアで釣りを楽しむマルチアングラー。
youtubeチャンネル『ちゃったTV』やニコデザインオフィスのフィールドスタッフも務めています。
TSURIHACKでは、皆様の釣果の手助けが出来ればと思い、様々な情報を発信していきます。