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プロが徹底解説!シーバスが釣れる時間帯を絞り込む方法とは(2ページ目)

時合いがくるタイミング

人間に置き換えて考えてみましょう。起床する。お隣さんの夕飯の匂いを嗅ぐ。グルメ番組を見る……人それぞれではありますが、お腹が空くタイミングって存在しますよね。

シーバスも同じです。食性が刺激され、捕食活動が活発になるタイミングというのが存在するんです!

①明るさが変化する時間

例えば、明るさ。太陽の位置の変化で明るさが変化します。

「まずめ」という言葉があるように、日の入り・日の出などのタイミングでシーバスのプライムタイムが訪れます。

ベイトフィッシュが明るさの変化に順応するまでの混沌とした時間を狙っているのだと思われます。

②天候が変化する時間

次は天候の変化。気圧の変化により風の強さが変わり、水面が波立つようになります。

水中では、表層が波立って騒がしい時ほど、フィッシュイーターの存在に気づきにくくなりますね。

このタイミングもまた捕食が成功しやすく、シーバスのに影響を与えます。

風が吹き始めて少し波立つようなタイミングを狙ってみるのも良いですね!

天候の変化を掴むならアプリの使用がオススメ

③流速が変化する時間

干満差は潮の流れを生み出し、流速の変化が発生します。

流れはベイトフィッシュの動きを妨げ、“潮目やヨレ”などの泳ぎやすい場所へ小魚は避難を開始します。

潮の上げ始め・下げ始めは分かりやすい変化点です。潮が動き始めたなというタイミングは、特に集中してみましょう。

④水深が変化する時間

分かりやすいのは満潮時にのみ水没するような大岩や足場。

一時的ではありますが、ベイトフィッシュが避難のためにこのような場所へ出入りをします。

その“出入りのタイミング”が時合の発生条件というわけです。

どの程度の潮位でこの場所は水没するのか? ということを覚えておけば、ある程度再現性を持たせやすいですよ。

⑤人工的な変化も


自然現象ではありませんが、偶発的かつ人工的なタイミングもあります。

それは船や排水が作り出す波や流れ。
特に渋い状況下では、このタイミングでヒットに繋がることが多い印象です。
あくまで偶発的。このような状況があれば、集中をしてみましょう。

番外編:魚の気持ちになって考える

おかしなことを言っているように聞こえますね(笑)。

しかし、とても重要なことなんです。

波がたてば自分の存在に気付かれにくい。明るさが変化すればベイトから周りが見えにくくなる。水深が低くなれば移動せざるえなくなる。

魚にとって自然現象はとっても重要な変化なんです。

自分がシーバスだったら、今の状況はどうだろうか? 私は常に考えるようにしています。

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