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フカセの定番ノット!簡単で強い“ストロングノット”の結び方と強度検証の結果

ラインとラインを結ぶノットは釣りを行う上で欠かせない作業ですよね。今回はナイロンやフロロに特化した“ストロングノット”が果たして名前に負けない高強度ノットなのか検証してみました!

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目次

アイキャッチ画像提供:釣り好きまっちゃん

ストロングノット

ラインとラインを繋ぐ結束作業は釣りに欠かせない大事なスキルの一つ。

今回は“ストロングノット”と呼ばれる、如何にも強そうなノットを検証してみたいと思います。

フカセの定番ノット

“ストロングノット”はナイロンやフロロカーボンラインの結束が得意なノット。

フカセ釣りでは愛用者も多い超定番ノットとなっています。

強度を測定してみた

ドラグチェッカーを使い、強度を測定してみましょう!

名前に負けない高強度なるか!?結果が楽しみです。

ナイロン×フロロ

フカセを想定したナイロン2号×フロロ2号を“ストロングノット”で結束しました。

測定結果はこちら

ナイロン2.0号結束強度(㎏)結束強度(%)
1回目3.1086.1
2回目2.8077.8
3回目2.6072.2
4回目3.0083.3
5回目2.8077.8
平均スコア2.8679.4

結束強度80%に迫る高強度が見られました!

すっぽ抜けることもなく、結束部での断裂となりました。

PE×フロロ

次にPEライン0.8号×フロロ2号、エギングやシーバスを想定した定番号数で試してみます!

まさかの測定不可

いざ測定しようとしましたが、ちょっとの負荷ですっぽ抜けが発生。

とてもじゃありませんが、実釣では絶対使えません。

両サイドにハーフヒッチを4~5回プラスすることですっぽ抜けないとの情報。

PEラインの結束では“ストロング+ハーフヒッチ”で測定を行います。

ハーフヒッチを加えて測定

ナイロン2.0号結束強度(㎏)結束強度(%)
1回目3.0057.7
2回目3.2061.5
3回目3.0057.7
4回目2.9055.8
5回目3.3063.5
平均スコア3.0859.2

ハーフヒッチをプラスすることで実用できるレベルまで強度が出ましたが、FGなどに比べると劣りますね。

ハーフヒッチ部分での断裂が目立ちました。

ストロングに物申す

ナイロン×フロロの結束では良スコアを見せてくれた“ストロングノット”。

実際に組んでみて、こんなことを感じました。

PEには不向き

測定時にも触れましたが、PEラインすっぽ抜けてしまうためハーフヒッチが必要不可欠。

これなら定番のFGノットや他の摩擦系ノットをオススメします。

高強度のポイント

締め込む際に結束部分が「グチャ」と潰れないよう、両側から均等に締め込んでいくのが高強度を出すポイントです。

また熱に負けないよう必ず湿らせてから締め込んでいきましょう。

やり方はこちら

早くて高強度!ストロングノットのやり方を見ていきましょう!

①左手に持った本線を上にラインを交差させる

(左手にリーダーを持ってもOK)

②リーダーに4~5回巻きつける

③左にあるリーダー端線を上にして、メイン端線に4~5回巻き付ける

④濡らして両側を均等に引っ張り締め込んでいく

⑤余分な端線をカットして完成!

マスターしておこう!

簡単工程で高強度を出力出来る“ストロングノット”は覚えていて損はないノットです。

是非この機会に習得してみてはいかがでしょうか?

あなたのノットを計測してみよう!

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