ホールフリックを語ろう
ジャッカルから発売されている「ホールフリック」。フリックシェイクをカバーネコ(カバー攻略用のネコリグ)として使用するために作られたワームです。
サイズは5.6インチと6.5インチがあり、今回は5.6インチをメインにインプレしていきます。
フリックシェイクが釣れ釣れなワームだけに期待値が高まります。さっそく見ていきましょう!
ホールフリックの魅力
スナッグレス性◎
ホールフリックはオフセットフックでネコリグをセッティングするために釣られたワームです。
針先をワームの中へ針先を隠すことができるため、マス針を使用したネコリグよりも根掛かりを気にせずに使うことが出来ました。
喰わせ力抜群
写真はネコフリックとホールフリックを並べてみた写真。
フリックシェイクシリーズは、今や”釣れるド定番なワーム”の一つで喰わせ能力が凄く高く、実績も十分なだけにホールフリックも十分な喰わせ能力が期待できます。
使ってみた感じは通常のネコリグと変わらずな印象。(いい意味で、ですよ笑)
多少のごちゃごちゃしたカバーやテトラの隙間に落とし込む釣りには、最強の武器になってくれるでしょう。
リグセッテイング
ホールフリックはネコリグで使うために作られたワームなので、リグとしてはオフセットフックを使ったネコリグの一択。
通常のオフセットフックの場合
下記、ジャッカル公式HPより引用
1)ボディ中央部のホール部分にフックを通します。
2)ヘッドにむけてオフセットフックを通します。
クランク部(フックアイの下の曲がっている部分)まで通した後にボディの外に鈎先を出してひっくり返します。
3)フックポイントをボディに埋め込み、曲がらないように形を整えて完成
カバーの中に入れることも多いので、フックポイントをボディに隠した方がトラブルが減少します。
ネイルシンカーは状況に合わせてセレクトしますが、カバーの中にスムースに入れるためにオープンウォーターでのネコリグよりワンランク重めをセレクトがおすすめいたします。
上記、ジャッカル公式HPより引用
コークスクリュータイプの場合
まずこの輪の下側に……
コークスクリューを捻じ込みます。(フックサイズは#1/0がおすすめ)
そして、フックの差し込む位置を合わせます。
次に、ネイルシンカーを差し込みます。
ネイルシンカーを差し込んで完成です。
ネイルシンカーは0.9g~2.7gをカバーの濃さや水深やボトムを強く感じたい時などに使い分けています。
おすすめのフック
僕はワームのズレに対してストレスを感じるので、コークスクリュータイプのフックを使います。
このフックであれば多少のカバーの中で引っかかってもワームがズレにくいため重宝しています。
ホールフリックはこんなシーンで使いたい
多少のごちゃごちゃしたカバーで
写真のようなカバーにマス針を使用したネコリグだと根掛かりやすい……そんな時にホールフリックをカバーネコとして使いたいですね。
バスが安心してカバーに入っているところにフリックシェイクが入ってきたら……そりゃ釣れるでしょう(笑)
ホールフリックのむっちん的タックルセッティング
この釣りは、カバーを撃っていく釣りの為、ラインは太めをチョイスしたい所。
そうなると、太糸が巻けるベイトタックルが必要になりますが、通常のベイトリールで扱うには、ルアーが軽すぎます。
その為、私はベイトフィネスリールにフロロカーボン12ポンドを※20m程を巻いています。※そこまで飛距離が必要ない為。
ロッドパワーは、魚に主導権を握らせないよう、Mをチョイスしました。
カバーを攻略するネコリグ専用ワーム
カバーネコとして使ってみましたが、カバーの中で喰わせとしてアプローチできるのは魅力的でしょう。
これはタックルボックスに一つは入れてておいて損なしですよ。ぜひ使ってみてください!
ジャッカル(JACKALL) ホールフリック 5.6インチ