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ベイトリールPEライン

ベイトリールでPEを使うメリット・デメリット!選び方とおすすめPEラインもご紹介

PEは伸びが少なく、細い号数でも強度が高いため、ルアー釣りや船釣りを中心に多用されているラインです。このPEをベイトリールで使うとどのようなメリットがあるのでしょうか?今回はベイトリールでフロロカーボンやナイロンラインと比較して、PEを使うメリット・デメリットから、選び方やおすすめPEまでご紹介します。

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

ベイトリールにPEってどうなの?

PEラインを巻いたベイトリール

撮影:TSURI HACK編集部

ルアー釣りや船釣りを中心に多用されている『PE』。

ナイロンやフロロカーボンと比べて、感度や強度が高いため重宝されている釣りも多い。

では、このPEラインをベイトリールで使った場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?以下で詳しく見ていきましょう。

ベイトリールでPEを使うメリット

▼圧倒的な強度で攻められる

PEラインの強度

撮影:TSURI HACK編集部

PEのメリットに、ナイロンやフロロカーボンと同じ号数であれば、約3倍の強度があることが挙げられます。

例えばバスのフロッグゲームやパンチング、ロックフィッシュ狙いのボトムゲームなど、ヒットした魚を一気に引きずり出すような釣りでは、『ベイトリール×PE』の組み合わせでより強引なファイトが可能となり、釣果をあげやすくなるでしょう。

▼感度を高められる

撮影:TSURI HACK編集部

フロロカーボンやナイロンラインと比較して、PEラインは伸びが少なく感度が高いという特性があります。

特にラインが真っ直ぐに出て、真っ直ぐに巻き取られる構造をしているベイトリールでは、PEの感度の高さがさらに発揮させやすいでしょう。ルアーの振動が手元にしっかりと伝わってくるので、ルアーの状態や流れの変化、バイトの瞬間をはっきりとらえることが出来ます。

▼巻き癖が付きにくい

撮影:TSURI HACK編集部

PEはしなやかな特徴があり、巻き癖が付きにくいこともメリット。

ナイロンやフロロカーボンを使っていて、よくあるスプールの癖が付いて飛距離が落ちるなんてことが少ないです。

ベイトリールでPEを使うデメリット

▼バックラッシュが直しづらい

バックラッシュ

撮影:TSURI HACK編集部 ※イメージです

ベイトリールでPEを使っていて、一番怖いのが「バックラッシュ」。

しなやかなPEは、一度バックラッシュを起こしてしまうと直すのに時間が掛かったり、最悪の場合は直せないことも。

十分に注意をしてキャストをする必要があります。

▼噛み込みによる高切れに注意

撮影:TSURI HACK編集部 ※上のようなコブもPEラインでは切れてしまう元となる

ベイトリールでPEを使っていると、高切れを起こしてしまうケースもあります。

PEラインが伸びにくく瞬発的な力がダイレクトに加わりやすかったり、細いPEラインは噛み込みやすいことが原因です。

▼ロッドやガイドに絡みやすい

ガイドに絡むPEライン

撮影:TSURI HACK編集部

しなやかなPEは、ロッドやガイドに絡みやすいデメリットもあります。

ラインスラックを上手く操作してアクション出来なかったり、風にラインが吹かれてしまったりすることが原因です。

常にラインを張ることを意識しながら、釣りをしていくことが必要です。

ベイトリールで使うPEの選び方

ベイトPE

撮影:TSURI HACK編集部

ベイトリールで使うPEの選び方は、トラブルを起こしにくいことを第一に選ぶのがおすすめ。

選ぶPEによってはトラブルだらけで釣りがしにくいこともありますので、以下に挙げる3つのポイントを踏まえつつ選んでみてください。

コーティングの有無

まず見ておきたいのがコーティングの有無。

コーティングされているPEはハリやコシがあり、ロッド・ガイドへの絡みが起きにくいとも言われています。

ただしラインが浮き上がりやすく、バックラッシュに繋がりやすいと感じる人もいるため、実際に双方を試して、自分のフィーリングに合うものを選ぶようにしてみてください。

編み数

8本編みは、4本編みよりも価格が高いですが、しなやかで飛距離が出しやすく、糸鳴りがしにくい特徴があります。

4本編みは、8本編みに比べてハリとコシがあったり、1本ごとのより糸が太いため、バックラッシュを直す際に痛みにくいなどの特徴があります。

色分けの有無

PEには色分けされたものと単色のものがあります。

色分けされたものは、飛距離やレンジの確認だけでなく、バックラッシュを解く際に見分けがつけやすいので、作業が捗ります。

一方、単色のものは、価格が安いメリットがありますので、費用を抑えたければ単色のものをおすすめします。

ベイトリールにおすすめのPE

ベイトリールにおすすめのPEを、コーティング有りと無しに分けてピックアップしました。

対象魚や予算に応じたPEを、ぜひこちらを参考にしながら選んでみてください。

コーティング有り

▼デュエル Armored F+ Pro

ウルトラPE×フロロカーボン×シリコンといった特殊な構造をしている製品です。従来PEより感度・強度・飛距離のいずれもアップしています。

号数は細目のラインナップですが、スレに強く、ハリとコシもあるのでベイトリールで使いやすいPEです。

▼ダイワ UVF HRF センサー8ブレイド+Si

ロックフィッシュ狙いでPEを使うなら、UVF HRF センサー8ブレイド+Siがおすすめ。

Evo Silicone加工はライン滑りをよくするだけでなく、根ズレでのラインブレイク軽減にも役立ちます。

▼モーリス バリバス 雷魚 SMP

ヘビーカバーに潜む雷魚を狙うならこの製品。8本編みですが、原糸への特殊コーティングとライン表面へのスーパーフッ素コーティングで、ベイトリールでの使い勝手と強度を高めてあります。

50センチ幅でダークグリーンとダークブラウンの色分けがされていて、緻密な雷魚ゲームをサポートしてくれる点にも注目です。

コーティング無し

▼デュエル ハードコア X4

コーティングは行われていないものの、ウルトラPEをマイクロピッチブレイデッド加工した4本編みでラインに強いコシを持たせてあり、ベイトリールで使いやすいPEです。

ラインカラーは全7色で、自分の好きな色を選ぶことが出来ます。

▼よつあみ G-soul X4 Upgrade PE

「GP加工」と「WX組工法」によって、ラインの直進性・ハリ・コシを高めた製品です。

100・150・200メートル巻きのラインナップがあり、選び分けが出来るところもおすすめポイントです。

▼エバーグリーン バスザイル フリップ&フロッグ

バスのフリッピングやパンチング、フロッグゲームで使うなら本製品がおすすめ。カバーに馴染みやすいカモフラージュカラーで、カバーに潜むバスの警戒心を軽減します。

ベイトリール×PEでしか獲れないバスを攻略する際に、ぜひ使ってみてください。

エバーグリーン バスザイル フリップ&フロッグ

PE次第でベイトリールは使いやすくなる!

撮影:TSURI HACK編集部

何かとトラブルが気になるベイトリール×PEの組み合わせも、PEの選び方次第で使いやすくなります。

これまでベイトリールでPEを使ったことが無い方も、トラブルが怖く敬遠していた方も、ぜひ本記事を参考にしてベイトリール×PEにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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