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【オモリの重さ早見表】今さら聞けない“オモリの基礎”を元釣具屋が解説!

エサ釣り&ルアー釣りに使うオモリの重さを規格別に早見表にしました。さまざまな種類のオモリそれぞれの特徴をわかりやすく解説します。

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目次

アイキャッチ画像提供;tsuki

さまざまなオモリ

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オモリは仕掛けを沈め、魚がいる水深に届ける役割を持つ重要なアイテムです。

釣具店では選ぶのも迷うほどさまざまな種類のオモリが売られています。

本記事では、元釣具屋の筆者がオモリに関する基礎知識を解説するので、オモリ選びに迷った時は参考にしてください!

オモリの重さ早見表

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オモリの重さは様々な規格で表されるため、複雑でわかりにくいです。

それぞれの規格をg(グラム)に換算してまとめました。

エサ釣り用のオモリ(号)

エサ釣りのオモリのほとんどは号数表記です。

1号は約3.75gで、“号数×3.75g”の式で計算することができます。

規格重量
0.5号1.875g
0.8号3.0g
1号3.75g
1.5号5.625g
2号7.5g
5号18.75g
10号37.5g
20号75g
40号150g

ガン玉・ジンタン・割ビシ

ガン玉はB、ジンタン(B以下のガン玉)はG、割ビシは大中小という規格で重さが表記されています。

注意したいのは、2Bは“Bの倍の重さ”ではないこと。

BとGはそれぞれが独立した規格なので、単純に掛け算で計算することができません。

・ガン玉

規格重量
B0.55g
2B0.8g
3B1g
4B1.25g
5B1.75g

 

・ジンタン(ガン玉B以下)

規格重量
G8(8号)0.07g
G7(7号)0.09g
G6(6号)0.12g
G5(5号)0.17g
G4(4号)0.2g
G3(3号)0.25g
G2(2号)0.35g
G1(1号)0.45g

 

・割ビシ

規格重量
極小0.2g
小小0.25g
0.4g
0.75g
0.9g
大大1.35g
特大2.1g

ルアーフィッシング用のオモリ(オンス)

ルアーフィッシングで使われるオモリ(シンカー)はオンス(oz)で表記されているものが多くあります。

1ozは約28gで、“oz×28g”の式で計算することができます。

規格重量
1/32oz0.9g
1/18oz1.6g
1/16oz1.8g
1/8oz3.5g
1/4oz7g
3/8oz18g
3/4oz21g
1oz28g

エサ釣り用のオモリ

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一言に「エサ釣り用のオモリ」と言っても、その種類は多岐にわたります。

各オモリの特徴や用途を理解して適したものを選びましょう。

ガン玉・ジンタン

ガン玉やジンタンは主にフカセ釣りなどのウキ釣りに使用するオモリです。

割れ目があり、糸を挟みこむと固定できる構造になっています。

オモリの付け替えが簡単で、状況に合わせて仕掛けの沈みを方を微調整することが可能です。

割ビシ

ガン玉と同じように割れ目に糸を挟んで使う楕円形のオモリです。

糸と触れる面積が大きいため、ガン玉よりズレにくい特徴があります。

板オモリ

板オモリは薄くて平らな形状をしたオモリです。

ヘラブナ釣りや淡水の小物釣りなどによく使われ、糸に巻きつけて使用します。

柔らかくてハサミで切れるため、必要な分だけ切って重さを調整します。

中通しオモリ

オモリの中心に穴があり、糸がオモリの中を通る構造です。

穴釣りやちょい投げ釣り、ぶっこみ釣りでよく使用されます。

遊動式にできるため、魚が咥えて引っ張った時に違和感を与えにくいのが特徴です。

ナス型オモリ

糸やスナップなどを接続できるカン付きタイプの代表的なオモリです。

胴付き仕掛けや上カゴ仕掛けのサビキ釣り、ちょい投げ釣りなどさまざまな釣りで使えます。

下部が丸いため、潮流の速い場所ではやや不安定になります。

吊鐘オモリ

底面が平らなタイプのカン付きオモリです。

砂地の底ではナス型より安定するのがメリット。

底面が広く、砂煙を巻き上げるため、船釣りでのアマダイ狙いやカレイ狙いで好んで使われることもあります。

六角オモリ

角ばっていて面があるタイプのカン付きオモリです。

底につけて寝かせた場合はナス型よりも安定性が高くなります。

万能なオモリなので胴付き仕掛けや投げ釣り、船釣りなどさまざまな釣りに使われています。

胴付きオモリ

細長く下部に重心があるタイプのカン付きオモリです。

沈下速度が速く、胴付き仕掛けを用いた船釣りによく使われます。

六角オモリのようにフラットな面があるタイプが転がりにくくておすすめです。

ホゴオモリ

細長い円柱型のカン付きオモリです。

ブロックや漁礁などの隙間に入っても抜けやすいのが特徴。

巻き上げ時の引き抵抗が軽いのもメリットです。

丸型オモリ

丸い形状のカン付きオモリです。

根にはまりにくく、はまっても抜けやすいため、船釣りでは根の荒い場所でよく使われます。

ちなみに、中通しタイプにも丸型があり、転がりやすくて抜けやすいので穴釣りなどに向いています。

円盤オモリ

底での安定性がよい円盤型のオモリです。

砂煙をまきあげやすいため、カレイの投げ釣りなどで好まれます。

着底が遅いため、船釣りではあまり使われません。

ルアーフィッシングのオモリ(シンカー)

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ルアーフィッシング用のオモリはシンカーとも呼ばれ、エサ釣り同様に様々な種類があります。

バレットシンカー

銃弾のような形をしたシンカーです。

主にテキサスリグなどで使用し、すり抜け性能が高いので根掛かりが多い場所を攻めるのにおすすめ。

中通しオモリ同様、中心に空いている穴に糸を通して使用します。

ネイルシンカー

先端が尖っていてワームに刺し込むタイプのシンカーです。

バスフィッシングのネコリグに必須のアイテムで、スイムベイトの浮力調整などにも使われます。

ワームの先端にシンカーをセットすると、ボトムでワームが立ち上がります。

キャロシンカー

アジングでのキャロライナリグに使用するシンカーです。

飛距離を伸ばしつつ、ゆったりしたフォールを演出できることが特徴。

中通しの遊動式タイプやゴムを使った固定式のタイプなどがあります。

ダウンショットシンカー

エサ釣りで使用するナス型オモリや六角オモリなどのカン付きオモリとほぼ同じシンカーです。

バスフィッシングやライトゲーム、ロックフィッシュなどのダウンショットリグ・ジカリグが主な用途。

エサ釣り用のオモリを代用することもできます。

スプリットショットシンカー

ガン玉と同じく、ラインを挟んで使うシンカーです。

バスフィッシングやライトゲームのスプリットショットリグが主な用途。

着脱が容易なので重さの調整や、ワームフックにセットしてジグヘッドのように使うこともできます。

適切なオモリを使おう!

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ポイントの地形や潮流、魚へのアプローチ方法によって適したオモリは異なります。

オモリの重さだけでなく形状なども考えて、水中の仕掛けの動きをイメージしてみましょう。

そうすれば適したオモリが見つかるはずです。

画像提供;tsuki

筆者の紹介

フカセ釣りの画像

tsuki

関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪

釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。

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