クーラボックス、どう使うのが正解?
要は、クーラーボックスの内部が効率的に冷えればいいわけですが、具体的にどのように使うとしっかり冷えるのでしょうか?
ここで、クーラーボックスを効率的に冷やすためのポイントをご紹介します。
釣りの数日前から準備を始める!?
保冷剤には、氷点下まで温度が下がる「氷点下パック」というものが存在します。板氷と併用することでかなりの保冷力が期待できる保冷剤です。
一般的な保冷剤は冷凍庫から取り出すと表面温度が0℃になりますが、氷点下パックはマイナス16℃程度を長時間キープできます。
ただし、氷点下パックは使える状態になるまでにかなり時間がかかるため、釣りの数日前に冷凍庫へ入れておく必要があります。
大きな氷を使う
大きな氷は、保冷剤が溶ける速度を遅らせる役割を担うため、保冷剤と併せて使うのが効果的です。
保冷剤を上下に配置する
氷点下パックや保冷剤は、クーラーボックスの底に敷き詰め、板氷などを置きます。その上に袋などで包んだ魚を入れ、上からさらに保冷剤と氷を入れましょう。
冷気は下に下がる性質があるため、クーラーボックスの上下に保冷剤を入れることで、ボックス内部を全体的に保冷させます。
クーラボックスの隙間を埋める
ボックス内部に隙間ができると、その部分は0℃より温度が高くなることが考えられます。
そこで、ロック氷や凍らせたペットボトル飲料、ソフトタイプの保冷剤などを駆使して、クーラーボックスの隙間を埋めます。
凍ったもので隙間が埋まれば、ボックス内部の温度の高い部分がなくなり、氷が解けにくくなって、保冷時間が長持ちします。
開け閉めの回数を減らす
冷蔵庫や冷凍庫と同様で、せっかく冷たく保たれているボックスを何度も開け閉めしてしまうと冷気が逃げ、温度が下がってしまいます。
魚を入れたら、開け閉めする回数を極力減らしましょう。
直射日光を避ける
クーラーボックスに直射日光が当たらないよう、置く場所にも注意しましょう!ボックスの内部に外側の熱が伝わらないように出来ていても、直射日光の熱量は強烈です。
直射日光が避けられない場合は、ソフトタイプのクーラーバッグをハードタイプのクーラーボックスと二重にして使うのもオススメ。
次項、塩で温度が下がる?