『今の自分、見直してみませんか』ルアーならではの“手軽さ”を活かしたプロの釣りスタイルとは

2019/05/31 更新

筆者はシーバス釣りのプロアングラーです。シーバスといえば、ゲームベストなどのガッチガチな装備をイメージする方も多いでしょう。でも、ルアー釣りの魅力はその手軽さ。手軽さを活かした釣りをしてみませんか?


アイキャッチ画像提供:内田 聖

気が付けばたくさんの装備に囲まれ


ルアー釣りの魅力って、みなさんはどこにあると思いますか?

私は“手軽さ”にあると思います。元々エサ師だった私は、その手軽さに惹かれ、ルアーフィッシングをはじめたわけです。

ふと自分の装備を見てみると、手軽さとは無縁……と思えるぐらいにガッチガチでした。

やっぱり手軽な釣りにしたい


プロらしからぬ発言かもしれませんが、「よりたくさんの魚を釣るために」と釣果に傾倒していると、見えなくなるものもあります。

だからこそ、ルアーフィッシングの良いところをもう一度見直そうと思ったわけです。

そんなわけで、こんなスタイルで釣りしてます。


物は最低限。準備する時間も最低限、動きやすいスタイルでおかっぱりから機動力を使って効率よく魚をさがす。

会社からの帰り道で1時間だけとか、家族が寝ている間にちょっとだけとか、忙しない生活の中でできる“ちょっとした時間”で釣りを楽しむスタイル。

最近の流行り言葉から名を取って、ミニマリストスタイル。なんて名付けてみました。

筆者の紹介

 
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内田聖
愛知県在住。愛称はウッチーダ。仕事・家庭・釣りと3足のわらじを履き、日々奮闘中のサラリーマンアングラー。

APIAではプロスタッフ、BlueBlueではフィールドテスターと2社を兼任。イベントなどではトークショーを担当することも。

メインターゲットはシーバス。チニングやメバリングなど、季節に応じたターゲットを追っています。

TSURI HACKではHowtoや最新の釣り動向、時には編集部の無茶ぶりをテーマに、楽しく・わかりやすく執筆していきます!

内田流!ミニマリストスタイルの全貌


私が思うミニマリストスタイル。

①さくっと準備して、ちょっとした時間の釣りを楽しむこと。

②機動性を重視してストレスなく釣りを楽しむこと。

この2点がキーポイントです!

ランガンバック+ポータブルライジャケで機動性重視


なるべく体に負荷がかからず、自由度が保てるようにランガンバックとポータブルライジャケという組み合わせで現場に立ちます。

おかっぱりでもライフジャケットというスタイルは、準備が楽な一面もあります。しかし、実釣中の機動力や体への負担が気になるところ。

それに比べ上半身がフリーで軽微な装備というのは、移動の容易さ、キャスト精度ふくめ、自由が効くのに越したことはないのです。

バッグの中身公開


■タックルボックス

■フィッシュグリップ

■プライヤー

■リーダーやスナップといった小物類

これだけです。ボックスが二つ無いと不安になる……という方も耳にします。

しかし、ボックス2つ分のルアーを使いこなすには相当な時間が必要です。

これを機に釣りの最後に何個のルアーを使ったか振り返ってみてはどうでしょう?

靴はスニーカーや長靴で


動きやすいスニーカーを好んでいます!

それでも汚れてしまう、濡れてしまうような場所では長靴をチョイス。長靴があるだけでも行動範囲はぐっと広がりますね。

夏は水陸両用でホールド性の高いスポーツサンダルなども多用していますよ!

好きな服着て釣果写真を華やかに!


釣りも自分のお気に入りの服を着てやりたいところ。

今は釣果もシェアする時代。釣りの楽しさは魚を釣るだけじゃないんです。

もっと自由に個性を出して楽しめるアウトドアスポーツだと思っています!


実際どうなの?釣果とか……

 


当然、ウェーディングしない・タックルはこれだけしか持っていかない。という選択をした時点で、釣りは難しくなります。

やみくもにこのスタイルをとると釣果を落としてしまうでしょう。

しかし、ランガンして探す釣りをしてフレッシュな魚を拾っていけるようになれば、釣果は落ちないというのが私の結論です。

「ジアイを待つ」のも戦略。新しい面のみ撃っていくのもまた、戦略なのです。

腹をくくるのが大事


ウェーディングの方が有利なのは変わりありません。

しかし、軽装備での強みは“ポイントを効率的にランガンできる”ということ。

大移動もありでしょう。広いエリアで捉えた時、ランガンで数か所回って、川単位・港湾単位で今日はダメ! と判断することだってあります。

ダメと思えばすぐに移動する。腹をくくることで“釣りの判断力”を磨くこともできますよ。

タックルの進化ゆえに


ここ数年、タックルの進化はすさまじいものがあります。

ルアーであれば、なにより“飛距離”が伸びています。体感的にウェーディングでしか届かなかった場所でも、おかっぱりからアプローチが可能になっていると感じます。

PEラインも同様です。より細いラインで強度が保てるため、不利な状況をイーブンに近くしてくれる要因だと思いますよ!

少しのコツは抑えておこう

釣れる雰囲気判定力をあげる


時間よりも、『機会』が一番重要と感じています。短時間でも撃ってみる! という事ですね。

あくまで惰性でなく、その時の潮位や風向き、水の色、ベイトの状態、いろんなものを見て感じる。これを多くこなす事が重要です。

釣れた時の環境がうっすら頭に残るのが理想的だと思います。

ルアー選定の精度を上げる


過去の記事で触れてきた通り、ルアー選定は非常に重要です。

ミニマリストスタイルでタックルひとつに絞るという事は、これらの精度を上げていくという事なんですね。

少し潜り、飛距離が出て浮き上がるミノー、巻く事により浮き上がらせやすいシンキングペンシル等、おかっぱりはルアーの軌道に制約が多い分、レンジ調節しやすいものは重宝します。

「立ち位置」を使いこなす


前後方向は水辺際ギリギリまで、という制限があります。

しかし、横方向には自由度がありますよね? キャスト位置×トレースコースを考えれば、有利な条件も揃っています。

いかなる時も「自分にとって何が一番楽しいか。」が大事ですね!


釣りは“自分にとって何が一番楽しいか”を考えることが大事ではないでしょうか。

ある程度安定した釣果を得られるようになったら、「今日はおかっぱりから獲る」「おかっぱりでスキルを上げる」等の釣行テーマにこだわってみるのも楽しいものです。

ソルトルアーフィッシングも釣果一辺倒にならずいろんな視点で楽しめたら、まだまだ発達するアウトドアスポーツだと思います!

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内田 聖
内田 聖

内田聖 1981年7月25日生まれ。鹿児島生まれ、鹿児島育ち。2004年愛知へ移住。普段はごく普通のサラリーマン生活を送りながら、空いた時間でソルトルアーフィッシングを楽しむ。2011年よりAPIAフィールドテスター、BlueBlueアドバンステスターを兼任。ターゲットはシーバスをメインにクロダイ、メバルといった季節に応じた旬の魚を追いかける。

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