③軽めのシンカーを使う
テキサスリグなどで重すぎるシンカーを使っていると、根掛かりが頻発することがあります。
水深や流れのなかで、ギリギリ底の感覚がわかる軽いシンカーを基準に選ぶことで、岩などに挟まるリスクを減らすことが可能です。
④焦らず「トントン!」
障害物に軽く掛かってしまった時に焦ってしまい、ロッドを不必要に煽って自分から根掛かりを悪化させてしまう人も多くいます。
軽くスタックしたら、上の写真のようにロッドを「トントン」と叩きながら、丁寧にほぐすように根掛かりを外しましょう。
特にグリップエンドを叩く外し方は軽症の根掛かり時においては簡単でお勧めです。ほとんど根掛かりはこれで取れるはずです。
※ティップに糸が絡んだ状態でこれをやると竿が折れてしまうので必ず事前に糸絡みがないかチェックしましょう。
根掛かり回避術〈上級編〉
⑤ラインで地形の様子を先に察知する
ルアーの先に必ずあるのはラインです。ラインをルアーよりも沈めて引くことでルアーが障害物に当たるよりも先に障害物の有無を察知することができます。
障害物を先に察知出来たなら、そこで巻きスピードを上げたり、ロッドを立てたりして根掛かりを回避することが可能です。比重の高いフロロラインだと特に察知がしやすいでしょう。
⑥ティップの硬さと弾性を意識する
根掛かりには種類があり、岩場や倒木に引っかかった場合には意外にもフックは刺さっておらず、ラインやルアーアイが岩や倒木の隙間に挟まってしまっているようなケースが多いです。
そんな軽度の根掛かりを回避する際には、適度に硬いティップと高弾性のロッドが有効です。ロッドが硬かったり、弾性があれば障害物に挟まりそうになった時に反動で回避してくれることが多々あります。
バス用のジグロッドなどが硬く弾性が高い理由はこの点にあります。