読めばもっと釣れる!【素朴な疑問】ショアジギQ&A(ルアー&HOW TO編)

2019/02/13 更新

本記事はシマノ社の人気コンテンツ「LURE X」より、読者に役立つ情報を配信する連携企画です。


TSURI HACK × LURE X

“もっとルアーを使いこなす!もっと楽しめるソルトルアー”をテーマに、読者に役立つ情報を配信するWebマガジン「LURE X」。

その中から特に注目度の高い記事を、TSURI HACK編集部が厳選してお届けする連携企画です。

今回は「読めば釣ったも同然!HOW-TOショアジギQ&A(ルアー&HOW TO編)」。ショアジギでみなさんが抱く、素朴な疑問にお答えします。

辺見 哲也

東京湾ボートシーバスの“伝説のカリスマガイド”として名を馳せ、現在は岸からのキャスティングゲームでも活躍するエキスパート。

多彩なキャスト技術を持ち、どんな状況でも狙ったスポットを正確に撃ち抜く、キャスティングの名手としても知られている。

ショアジギQ&A(ルアー&HOW TO編)

Q. 代表的な「フロントヘビー」「センターバランス」「テールヘビー」「タングステン製」の4タイプについて、辺見さんはどのように使い分けていますか?

A. 青物がメインなら、このうち二つ。一つは……まず使いません。

▲センターバランスのメタルジグ 「コルトスナイパー」(出典:SHIMANO
センターバランスはヒラメやシーバスなど、動きの遅い魚を狙うときに使います。

青物を狙う場合は基本的にテールヘビーをチョイスすることが多い。ラインと絡みにくいのはもちろんですが、なんといっても飛距離が出る。

このアドバンテージを重視して選んでいます。「飛距離は正義!」です(笑)

▲タングステンモデルのメタルジグ コルトスナイパーTG ベルサーテ(出典:SHIMANO
タングステンに関していうと、やはりボディがコンパクトになるので飛距離が出る。テール部分に使っているモデルも同じだが、オールタングステンよりコスパがいい。

フロントヘビーはラインに絡みやすいので、実はほとんど使いません。

Q. ルアーカラーについて、辺見さんはどのような基準で選んでいますか?

A. 3色あればいいんじゃないでしょうか。


ピンクかブルー、もしくは混合のブルピン。スタンダードすぎますかね(笑)。でもこれで十分に釣れますよ。

気にすることといったら、濁っていると思ったらピンク。澄んでいるならブルーといった具合です。

つまり……その程度ということです。ルアーをデコったり、チューニングも一切しません。至ってノーマルです。

Q. メタルジグはアクションと飛距離、どちらを重視していますか?

A.  再三言うように、飛距離は正義です!


スイミングの動きよりも、とにかく飛距離が出るモデルを選びます。

ただし釣りをする中でフォール中のバイトがあるようなら、センターバランスや幅の広いモデル、ショアスロー系を選ぶ場合があります。フォールでよく動きますからね。


▲飛距離を重視した上で、ベイトにサイズが合えば理想!

Q. ルアーを投げたあと、メタルジグをどのようにリトリーブしていますか?

A. 必ずしも「青物=速巻き」ではありません。それでは疲れちゃいますから!


▲辺見さんの誘いは穏やかそのもの。ルアーの仕事に任せる感じだ。

基本は底まで落としてからリトリーブを開始。

トゥイッチに近い軽いジャークアクションを入れながら巻いてきます。

これは自然な喰わせの間を与えながら引いてくるためです。

リトリーブ速度はジグが水面から飛び出さない程度。極端なファストリトリーブをすることは少なく、長時間の釣りに備えてミディアムくらいで魚にしっかりと見せる速度で引きます。

このときレンジを下げたければ重いジグに替えて対応するといった具合です。

Q. ターゲットによって誘い方を変えたり、レンジを変えたりしていますか?

A. そうですね、多少はあります。

例えばサワラやカンパチの場合は、比較的に移動距離の短いアクションを多めに取る。逆にカツオなど足の速い魚はリトリーブ速度を速めます。

レンジはその都度調整します。明らかに上ずっていれば水面直下をトレースしますが、それ以外はボトムが中心。底をしっかり取ってから、レンジを徐々に上げて釣っていくパターンが多いです。

Q. 実釣で注意しなければいけないことはなんでしょう?

A. 着底をあやふやにしてはいけません。


回遊魚を狙うには、なんたって潮通しの良さがキモ。ただし場所によっては潮が速くてボトムが取りづらいこともある。

分からないときそのまま続けるんじゃなく、ボトムは確実に取れるようにしたい。海底の起伏が激しいと根掛かりの危険性が高くなるけど、そういった場所こそ魚もいるんです。

着底が微妙な場合はためらわずにジグのウェイトを重くしよう。これがはっきりしないと、海のなかをどう探ったらいいかも分からない。

少なくても「ボトム」「中層」「表層」の3ブロックは攻め分けるイメージを持ちたいものです。

Q. シイラなど、大型青物とのファイトのコツを教えて下さい 。

A. 冷静に相手を弱らせることです。


ラインテンションを緩めず、なおかつ相手の自由にはさせないこと。必要以上にラインを出さず、相手にプレッシャーを与え続けて弱らせることが大切です。

相手の思うようにさせていると、テンションが緩んでフックがポロッと外れてしまいますからね。

また、サーフのように障害物のない場所であれば時間を掛け相手を弱らせられますが、磯などはそうもいかない。

根ズレを考えると、ある程度魚にパワーが残っていても寄せる必要がある。このとき慌てると一気に走られラインブレイクする可能性が高まる。十分に注意しましょう。

Q. ショアスロー系との違いを教えて下さい。

A. 巻いて喰わせるか、落として喰わせるかです。

ショアスロー系の場合は、特にフォールで喰わせるように意識します。そのためにはフォールする「縦の距離」をできるだけ長く取る必要がある。

そのために、まずラインスラックをしっかりと巻き取る。次にロッドを頭上に大きく動かし、ロングストロークでしゃくってからフォールします。

ジグが高く舞い上がり、ヒラヒラと沈んでいくイメージを常に持ちましょう。


Q. 広いサーフなどでポイントを決める要素はなんですか?どこを狙えばいいですか?

A. うーん、コレは長くなりますけど……。



まずは海底に変化がある場所を選ぶこと。それはどうやって探すか?まずは陸の地形を参考にしましょう。

陸地の勾配はそのまま海底へ続いていることが多く、急であれば海底も急激に深くなっています。

次に高い場所から海を見る。根がある場合は、その場所が黒ずんで見えるはず。偏光グラス越しならなおさら見付けやすい!変化に乏しいようなサーフに根を発見できれば、これはしめたものです。

地形の次は潮通し。沖からの流れが岸に向かっている場所はチャンスです。


明確な潮目があれば一目瞭然ですが、なければ多少風があれば波の具合がヒントになります。海風の場合、岸に向かう流れは波立ちません。

逆に沖へ払い出していれば他よりも波立ちます。こういったわずかな変化も読み取りましょう。

あと、潮目には水色の変わり目や流れの違い、そしてこれからの時期は雪代による水質の違いでも生じる。そういった場所は狙う価値があるし、ファクターが多ければ多いほどチャンスも増えますよ。

そして、ベイトが水面で追われている場合は言うまでもなく大チャンスとなります。

Q. 磯や沖堤などでランディングするときはどうしていますか?

A. 大型の磯用玉網を使います。


▲海が荒れていなければ玉網が安全確実♪

タモ枠は最低でも60センチ以上、柄は5メートル以上の長さがあると余裕を持って取り込めます。無事ランディングするまでがゲームですから、確実な道具を用意したいものです。

以上、様々な質問にお答えしましたが参考になりましたでしょうか?海釣りは気持ちが良くて楽しい季節ですから、ぜひ皆さんもトライしてみて下さい。

この記事で紹介したアイテム

ITEM
シマノ コルトスナイパー 60g
サイズ:91mm
自重:60g
フックサイズ:#M2/0

さまざまなシチュエーションに対応できるシステマチックショアジグ シングルアシストフック装着。 面で構成された特徴的なボディは水のつかみが良く、常にキラキラと輝いて遠くからでも目立ちます。多彩なフォールアクションを狙ったセンターバランス設計で、ジャーキング時には強く水を押すスパイラルダートを発生。リアフックを装着すれば泳ぎも安定し、様々な状況で安定した実績を誇ります。


ITEM
シマノ コルトスナイパー TG ベルサーテ 60g
全長:88mm
自重:60g

「TSURI HACK × LURE X」バックナンバーはこちら


このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう

この記事のキーワード

SHIMANO
SHIMANO

釣り製品を始め、各種イベントまで。あらゆるフィッシングシーンをサポートする総合メーカー「シマノ」。初心者からベテラン釣り師まで、幅広く釣りの魅力を発信していきます。

 

LINEでTSURI HACKをもっと手軽に。

おすすめの釣具から魚種ごとの釣りテクニックまで釣りに関する情報を毎日配信!
LINE友達限定の毎月当たるプレゼントキャンペーンも開催中!