釣果アップの秘訣は“シーバスの捕食条件が揃ったポイント”の選び方にあった

2019/02/18 更新

シーバスを釣るためにはポイント選びが重要!釣り場の選び方としては、シーバスが捕食行動をとりやすい状況を知り、その条件が整いやすい場所を狙うこと。今回はAPIAフィールドテスター、BlueBlueアドバンステスターを兼任する『内田 聖』が代表的なポイントについて解説します。


アイキャッチ画像撮影:ウッチーダ

釣果への近道


シーバスという魚は、いつも同じ場所で釣れる魚ではありません。

季節によって魚が居る場所は変わりますし、魚が居ても必ずルアーに食いつくとも限りません。

じゃあどうしたらいいのか?

捕食を意識した個体を狙うことが最短ルートなのです。

そして、長年シーバスを釣っていると“シーバスの捕食条件”というのが見えてきます。

シーバスが捕食する条件は場所に起因する


経験上ですが、この条件は場所に起因する事が多いです。

つまり、捕食をしやすい条件が揃った場所を見つけることが重要なのです。

今回はシーバスと出会うためのHowto第一弾として、狙うべきポイントを紹介します。

筆者の紹介


内田聖、愛知県在住。

ライターネームはウッチーダ。仕事・家庭・釣りと3足のわらじを履いて、日々奮闘中のサラリーマンアングラーです。

APIA、BlueBlueのフィールドテスターを兼任。

フィールドは全て自宅から30分圏内。自宅から緊急入電があった際にすぐに家に帰れる範囲が釣り場です。

メインターゲットはシーバス。最近はクロダイやメバルといったターゲット魚種も増え、ソルトルアーフィッシング全般を楽しんでいます。

TSURIHACKではHowtoや最新の釣り動向、時には編集部の無茶ぶりをテーマに、楽しく・わかりやすく執筆していきますよ!

明暗部


ベイトフィッシュとなる小魚は光のある場所に集まる習性があります。

これに対し、シーバスのように体が大きいフィッシュイーターは、小魚から自分自身の存在に気付かれにくい場所に身を隠します。

ゆえに橋脚の明暗部は、捕食することを意識したシーバスが集まりやすい場所なのです。

もちろんなんでも良いわけではありません。良い明暗部というのも存在しますので、後述にてみていきましょう。

良い明暗部を見つけよう


シーバスが身を隠す行為をより確実に出来るのは、明暗のコントラストがくっきりした場所です。

橋脚の高さが低いほど、暗い側には光が届きません。

ぼんやりした場所より、くっきりと分かれた明暗部が理想的なのです。

内田の経験的には白熱灯がアツい


これは経験上になりますが、LEDよりも白熱灯の光の方がベイトフィッシュが集まりやすい傾向を感じています。

LEDには紫外線が含まれていないためだと考えられますが、ベイトフィッシュの群れの有無が釣果に影響を与えます。

ブレイク


シーバスのポイント選びで、ブレイク(高低差のある地形変化)も外せない一級ポイント。

彼らは深みのある場所で、上を通るエサを待ち構えているのです。

ブレイク×潮位変化がカギ


ブレイクがあったとしても、潮位変化が伴わないと捕食しない事が多いです。

潮位が高く、ブレイクの上側でも水面までの高さが十分にある場合、シーバスの活性はあがりません。

また、潮位が引いても水量が十分に残るようなブレイクでも同様です。小魚は深い側に移動する必要がなく、明確な時合いは発生しません。

水中にブレイクがあり、潮位変化によって干上がるくらいの場所がベストです。

内田流!ブレイクの見つけ方


ではブレイクを見つけるには、どうしたら良いのでしょうか?

もっとも良いのは、潮位が低いタイミングで現場を見る事です地形の変化がよくわかります。

ブレイクといっても地形変化だけではなく、岩が沈んでブレイクを作っていたり、沈んだテトラの端部がブレイクになっていたりすることも。

潮位が高い時にルアーがボトムに触れる速さで、ブレイクを推し量ることもできます。しかし、全体の把握はできません。

この地形把握に関しては、経験の多いアングラーほど入念にやっています。

それほどシーバスフィッシングにおいて重要度の高い要素なのです。

流速差


シーバスは流れの強弱を利用し、捕食をしています。

流れの強弱の中にベイトフィッシュが入り込むと、上手く泳げずよろめいてしまったり、時には流されてしまうことがあります。

シーバスはそれを待ちかまえているのです。

流れの変化を見つけよう!


上の図を参考にしてください。

流れのある水路の中に何かの構造物を置くと、水路が狭くなった場所は流速が速くなりますよね?

水路の幅が広い場所から狭い場所に変わる場所。これが代表的な流速差を生むポイントです。

ちなみにですが、シーバスの居る河川や港湾部の様々な場所で発生しています。堤防の先端部だったり、水中に立ててある杭だったり、もちろん橋脚もその中に含まれます。

流速差がある場所は水面の「ヨレ」が見られるため、これを探すのが最も効率的です。

流れが変化するタイミングも無視できない


潮位変化によって、流れがいっきに加速するタイミングがあります。

実はこれにも場所によって特徴があるのです。

広い目で捉えた場合は河川や港湾の上流側・下流側の貯水量だったり、時にはダムの影響もあるでしょう。

肝心なのは、流速が変化し始めたタイミングでシーバスの活性があがること

シーバスは流速の変化を認識しており、流れ出す小魚を意識して捕食体勢へと移り、ルアーへの反応もよくなる……という図式なのです。

その場所でなぜ釣れたかを知ることで上達スピードUP


今回は代表的な場所の探し方を3つ紹介しましたが、この他にもシーバスが釣れる条件が発生する場所は沢山あります。

どの条件も共通して言える事は「変化がある場所」という事です。地形変化もなく一定で、流れも一定の場所を探ってもシーバスに出会うのは難しいでしょう。

また単純に「変化がある場所」という目線で探って釣れたとしても、その理由がわからないままでは勿体ないです。

大事なのは釣れる場所には変化があって、そこでなぜ釣れたか原理を知ること。それはシーバスの捕食の特性を捉える事につながります。

この特性を抑えながら釣果を重ねることができれば、応用が効き成長のスピードが早いのです。同じタイミングで釣りを始めた人にダントツの差をつけ、スキルアップしていきましょう!
撮影:ウッチーダ

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内田 聖
内田 聖

内田聖 1981年7月25日生まれ。 鹿児島生まれ、鹿児島育ち。2004年愛知へ移住。普段はごく普通のサラリーマン生活を送りながら、空いた時間でソルトルアーフィッシングを楽しむ。2011年よりAPIAフィールドテスター、BlueBlueアドバンステスターを兼任。ターゲットはシーバスをメインにクロダイ、メバルといった季節に応じた旬の魚を追いかける。

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