ジャムオーバーを支える2つの素材
ジャムオーバーはジャクソンが手掛けるアジングロッドです。
ジャムオーバーのブランクには、『オールソリッドモデル』と『ソリッドティップモデル』の2つの素材があり、それぞれに釣果を上げるための様々な技術が採用されています。
オールソリッドモデル
ジャムオーバーのオールソリッドモデルには、30トンカーボンが使用されています。オールソリッドモデルのメリットは、追従性と柔軟性。
これによって細いラインでも、ブレイクを防ぎつつ、口切れしやすいアジもキャッチまで持ち込めます。
もちろん、ソリッドならではの“食い込みの良さ”もありますので、アジに深くルアーを吸い込ませることも可能です。
ソリッドティップモデル
ジャムオーバーのソリッドティップモデルには、「高弾性 FLEXIBLE CROSS POWERED DESIGNブランク」を採用。
ソリッドティップで、喰い込みの良さを確保しつつ、チューブラーブランクの持つ汎用性によって、より幅広い重さのルアーを使うことが可能です。
ジグ単の釣りから、メタルジグを使った釣りなど、様々なルアーでアジを攻略したい方におすすめのモデルです。
ジャムオーバーの特徴
ジャムオーバーには、ブランク素材だけでなく、様々な面でこだわりがあり、トータルバランスが高いことも特徴です。
スペックを詳しく知っておくことで、ジャムオーバーの性能を存分に発揮させながら、アジングを楽しめるでしょう。ここではジャムオーバーの特徴をご紹介します。
テーパー設計
ジャムオーバーが目指すところは、誰よりも多くの魚をキャッチすること。そのため、キャストからアクション、フッキング、ランディングまでを、難なくこなせるテーパーデザインに仕上がっています。
掛けることはもちろん、小さいながらも強い引きを見せるアジを楽しむには、最適なテーパー設計です。
バランス設計
ジャムオーバーのグリップはセパレート仕様で、グリップエンドは必要最低限のボリュームに留めてあるのが特徴です。
これによって軽量化が図られ、軽いウエイトのアジング用ルアーを“シングルハンド”でキャストすることも可能。さらに、アジならではの繊細なアタリを感じ取っていくこともできます。
トルザイトリングチタンガイド
ジャムオーバーは軽量化のために、 トルザイトリングのチタンフレームガイドを搭載。これによって、全体の軽量化が図られ、感度も向上しています。
また、トルザイトリングはラインに優しいので、細番手のPEラインやエステルラインの使用も安心です。
感度と軽量化のためのコルクグリップ
ジャムオーバーのグリップは、ジャクソンオリジナルのフィネスグリップを採用。素材には、感度向上と軽量化を図るためにコルクグリップを用いています。
オリジナルグリップとコルクの組み合わせは、繊細なアジングを快適なものとしてくれることでしょう。
ジャムオーバーのラインナップ
ジャムオーバーのラインナップは、オールソリッドモデルが2機種、ソリッドティップモデルが2機種の、全4機種です。それぞれの特徴やおすすめのシーンをご紹介します。
JAM-600XXXL-AS
JAM-600XXXL-ASは、6フィートのエキストラフィネスモデル。30トンカーボンのオールソリッドは軽量なジグヘッドをより遠くまで送り届け、極細のラインを労わってくれます。
ジグヘッドがメインの釣りであれば、このモデルがおすすめです。
JAM-602XL-ST
JAM-602XL-STは、掛けに比重を置いたソリッドティップモデル。自重は66グラムとシリーズで最も軽く、より繊細なアタリやジグヘッドが受ける潮流を感じ取ることが出来ます。
自分で掛ける感覚を大事にしたい方におすすめです。
JAM-610XL-ST
JAM-610XL-STは、長いレングスが特徴のソリッドティップモデル。5グラム程度までのルアーに対応し、シリーズ屈指の汎用性の高さを誇ります。
プラグからワームまで、“1本で何でもできる”アジングロッドが欲しい方におすすめです。
JAM-555XXXL-AS
JAM-555XXXL-ASは、超ショートレングスのオールソリッドモデルです。その魅力は、ショートロッドならではの“操作性の高さ”に尽きます。
極軽量のジグ単やハイプレッシャーエリアの攻略、掛けることが非常に難しい豆アジにもおすすめです。
ジャムオーバーを使いこなせ!
今回ご紹介したジャムオーバーのラインナップの中でも、オールソリッドモデルは、他のメーカーではあまり見られません。
ジャクソンのこだわりと個性があふれるジャムオーバーで、アジングを楽しまれてはいかがでしょうか!