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購入して分かったショアジギングロッドのリアル!“後悔しない選び方とは”

ショアジギングロッドは自分に合わせた選び方が大切です。編集部Iが人生で初めて購入・使用して感じた“リアル”をお届けします。

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK 編集部

後悔しないショアジギングロッド選びのために

ショアジギングロッド

撮影:TSURI HACK 編集部

ショアジギングを本格スタートするにあたり、人生で初めて専用ロッドを購入した編集部I。

今回は実体験を基に、後悔しないショアジギングロッド選びについてお届けします。

どの釣りでも通じて言えることだとは思いますが、ショアジギングロッドに関しては特に慎重に選ぶべきだと感じました。

この記事がこれからショアジギングロッドを購入する方の参考になれば幸いに存じます。

ショアジギロッドの購入を決意

ショアジギロッド 選び方

撮影:TSURI HACK 編集部

ショアジギングをはじめた頃は、10~50グラムの適合ルアーウエイトのシーバスロッド(MH)を使用していました。

30グラム程度のメタルジグを武器とするライトショアジギングと呼ばれるジャンルですが、堤防や小磯などでは十分だったように感じます。

しかし、のめり込む内にショアジギング専用モデルが欲しくなり、いよいよ購入を決意しました。

MHクラスのミドルパワーモデルを選択

適合ルアーウエイト~80グラム。

9.6フィートのレングスのMHパワーを選択。

持ってみたところで持ち重りを感じましたが、広い適合ルアー幅に惹かれて購入を決意します。

専用モデルだから飛距離も出るだろう、使う内に慣れるだろうと安易な気持ちで釣り場へと向かいました。

実際に使ってみた結果

ショアジギロッド 選び方

撮影:TSURI HACK 編集部

購入時に思い描いていたものは、見事に崩れ落ちました。

今振り返ればショアジギングロッドの特性・自分の実力をしっかり理解していなかったために、当然の結果といえます。

 

※使用者:編集部Iのスペック
・身長/160センチ台
・体重/50キロ台
・腕力/自信無し
・釣り歴/5年(シーバス・アジングがメイン)
・釣行エリア/伊豆半島

シーバスロッドよりも“飛ばない”

撮影:TSURI HACK 編集部

いつものようにオーバヘッドキャストを行いますが、結果的に飛距離は減少。思わぬ結果に絶句と後悔が浮かぶほど。

キャストフィールはシーバスロッドよりも“硬くズッシリ”している印象を受け、ジグのウエイトがロッドに乗せられません。

ロッドの自重もあるために振りぬくことが出来ず、変に力んで腕を痛めることも多かったです。

持ち重りによる疲労感

ショアジギロッド 選び方

撮影:TSURI HACK 編集部

先重りを考慮したタックルバランスも重要な要素です。しかし、それ以前にロッド本体の自重による腕への疲労感は驚くほど。

ティップを高い位置で保持続けるのが難しく、腕力と慣れの必要性を感じました。

メタルジグの重さが縛られやすい

ショアジギロッド 選び方

出典:PIXTA

適合ルアーウエイトの幅は広いようにみえますが、メタルジグのウエイトにはある程度限りがあるように感じました。

最もキャストしやすいのが60グラム。80グラムはやや重く、40グラムは少し軽いように感じますがキャストに問題はありません。

30グラム以下であれば、シーバスロッドのほうが気持ちよく飛んでいきます。

半年間の使用期間を経て

撮影:TSURI HACK 編集部

ペンデュラムキャストの練習。シャクリやすいロッドの持ち方を習得するまでに時間を要したのは言うまでもありません。

今でこそ愛用品として手放せないものになりましたが、“修行の期間”は釣果も散々でした

購入時の自分に一言かけられるとしたら、まずはMクラスのロッドで専用ロッドに慣れてくれ。と忠告したいと思います。

後悔しないショアジギングロッドの選び方

ショアジギロッド 選び方

ショアジギングはメタルジグを遠くへ運び、ロッドアクションを頻繁に行う消耗の多い釣りです。

視野に入れるメタルジグのウエイト・自分の腕力・釣り歴に合わせて選ぶことをおすすめします。

MH以上のパワーを選ぶ場合

パワー表記はメーカーによって異なりますが、適合ルアー重量の上限80~100グラムが基準となるモデルです。

最も扱いやすいウエイトは60~100グラム程度のメタルジグ。ロッドの自重もあるため、腕力やキャストに自信のある方は選択してみても良いかもしれません。

小~中型青物ではオーバースペックになりがちなため、よく行くフィールド・自分にとって本当に必要かどうかは考えてみてください。

M程度のパワーを選ぶ場合

適合ルアー重量の上限60グラム程度が基準となるモデルです。

最も扱いやすいのは40グラム前後のメタルジグであることが多く、汎用性も高いといえます。

はじめてショアジギングロッドを購入される方はM程度のロッドパワーから選ぶことをおすすめします。

今の編集部Iが購入するのなら

しつこいようですが、最初の1本にはMクラスのロッドをおすすめします。

淡路をはじめとする潮流の速いヘビーウエイトに縛られるフィールドに通われる方でも、まずは専用ロッドに触れてみてください。

パワーモデル・ライトモデルの2本持ちを選択するアングラーも多いため、必要になってからという選択でも良いかと思います。

ダイワ ジグキャスターMX 96M

同クラスのロッドの中でも非常に軽く、しなやかでキャストもしやすいショアジギングロッドです。

ダイワ ジグキャスター MX 96M

全長:9.6f
自重:205g
継数:2本
仕舞寸法:150cm
適合PE:1.0-2.0号
カーボン含有率:96.0%
適合ルアーウェイト:10-60g

メジャークラフト トリプルクロスTCX-1002LSJ

ライトショアジギングロッドですが、適合ルアーウエイトの懐が深い人気ロッド。

ロングレングスではありますが、ライトモデルで飛距離も出しやすい初心者にもおすすめの1本です。

メジャークラフト トリプルクロス TCX-1002LSJ

全長:10.0ft
継数:2本
適合PE:1.0-2.5号
適合ルアーウェイト:40±20

シマノ コルトスナイパー 900M

レングスは短めですが、そのぶん取り回しがしやすいことが強み。

40グラムをメインに60グラムの使用も可能なオールラウンダーです。

シマノ コルトスナイパー S900M

全長(m):9.9ft
継数(本):2
仕舞寸法(cm):141.5
自重(g):235
プラグウエイト(g):MAX40
ジグウエイト(g):MAX60
適合ラインPE(号):MAX2
カーボン含有率(%):98.7 

豪快な釣りだからこそ道具選びが重要

ショアジギングロッド 選び方

撮影:TSURI HACK 編集部

ショアジギングは陸から青物を狙う豪快な釣り。

消耗も激しく、回遊待ちのためにキャストをひたすら続ける場面も多いです。

ふいに訪れるチャンスを活かすためにも、フルパワーを出せるタックル選びをしっかり見つめ直してみましょう。