アジング用のバッグについて
ワームやリグ交換・移動のタイミングの多いアジングにおいて、最適なバッグ選びは頭を悩ませてしまうポイント。たかがバッグ、されどバッグ。
ですが、アジングの釣行を快適に行うには大切な要素です。荷物は多く持ちたくない、できればバッグ1つで完結したい! しかし、そんな快適なバッグはあるのでしょうか? 理想のバッグ選びの参考になるべく、アジング用バッグについて解説します。
アジングに適したバッグの種類
まずはアジングに適したバッグの種類からみていきましょう。数あるバッグタイプから3種類をピックアップ。メリット・デメリットを参考に、あなたにあったタイプを見つけてみましょう!
ヒップバッグ
アジンガー支持も高いヒップバッグ。腰に巻くだけでラクラクセッティングが可能なため、釣り場で見かけることも多い定番のスタイルですね。
【メリット】
・手がフリーになるので釣りに集中できる。
・腰回りにバッグがあるのでキャストが非常にしやすい。
・バッグを肩にかけないので肩への負担がない。
【デメリット】
・バッグの中に重いものを入れているとずり落ちやすい。
・ジャンプしたり、激しい動きをすることでゆるみやすい。
・背面にあるため、道具の出し入れがしづらい。
ヒップバッグは身体への負担の少なさが大きな魅力。その反面固定力は弱めです。“身体の自由度・釣りのしやすさ”で選ぶ場合はヒップバッグがおすすめです。
ボディバッグ(ショルダーバッグ)
カジュアルでセッティングも楽な肩掛けタイプ。ヒップバッグに比べてラインナップは少ない傾向にありますが、近年ではアジングに特化したメーカーから専用モデルが販売されています。
【メリット】
・バッグを身体に密着させやすいので、ゆるみが少ない。
・身体の前面に回すことで道具の出し入れがしやすい。
・重めの物を入れてもずれ落ちることがない。
【デメリット】
・重さ次第では肩がこりやすくなる。
・バッグをしっかり身体に密着させていないと、バッグが回転してしまう。
・夏場などはベルト部分が蒸れやすい。
ボディバッグの強みはバッグのずれ落ちが少ないことと、物の出し入れのしやすさが挙げられるでしょう。反面で身体への負担もありますが、“機動性・リグ交換のしやすさ”は特筆すべきものがあります。
レッグバッグ
ランガンスタイルが主体のアジンガーには、足に着けるタイプのレッグバッグもおすすめ。中には小型のボディバッグ・ヒップバッグに合わせて2バッグスタイルで釣行に臨む方もいるようです。足に着けるバッグなので釣りの妨げにはなりづらく、道具も出しやすい合理的な収納といえるでしょう。
【メリット】
・足に着けるので釣りの邪魔にならない。
・ほかのバッグと併用するとより多くの物を持ち運ぶことが出来る。
・固定力があるのでずれ落ちが少ない。
【デメリット】
・他のバッグと併用すると重さが目立つ。
・重いものを入れると歩きにくい。
・店頭に並んでいることが少ない。
ミリタリーチックで男心をくすぐるレッグバッグ。店頭で見かけることが少ないために、実際に着けてみて良かったら買ってみようという方には難しい点もありますが、“機能性・機動性”で他2種を上回るバッグです。
アジング用のバッグに欲しい要素
バッグは収納グッズであるだけに機能性を無視することはできません。種類を決めたら、次は機能を基準に選んでみましょう。
バッグの大きさ
アジング用バッグの大きさに基準を設けるとするなら、使用者の多いメイホウのランガンケース3010W-1の【横幅20.5センチ×縦幅14.5センチ】が入るサイズ感は欲しいところです。
ワームをパッケージのまま使用する派の方であれば、【横幅10センチ×縦幅8センチ程度】の小型のスリットケースが入れられるスペースでも良さそうですね。
ポケットの数
コンパクトリーダー・ラインカッターを入れる小型ポケットは必ず欲しい要素ではないでしょうか。ジグヘッドケース・ワームケースを分けて入れる場合は、大き目の2ポケット仕様がおすすめです。キャロ・シンカーなどをケース別で持ち歩きたい方は横面ポーチ付のバッグが便利ですよ。
防水機能
雨が降り出したころに時合が到来。濡れながらもアジングに夢中になってしまった経験はありませんか? 切り上げるころにはバッグ内が水びたしなんてことも。せっかくの道具が水に濡れるのは残念なことですから、アジング用バッグに防水機能もあると良いですね。
議論を呼ぶ!?ロッドホルダー付き
近年のアジングは2タックルが流行中。ジグ単用・キャロ用で持ち歩くのであれば、バッカンや大型タックルボックスに取り付けが無難。しかし、魚を探し回るランガンスタイルでは苦労をしてしまいます。楽に動くためにもロッドはバッグに取り付けたいものですが、同時にキャストしにくいイメージも湧いてしまいますよね。
ロッドホルダーはうまく使えば便利ですが、破損や機動性のダウンにもつながりやすい諸刃の剣。リーダーを組みなおす際に使う程度の認識が無難かもしれませんね。
結局どれがいい?悩むならこれがおすすめ5選
あれも欲しい、これも欲しいと言い出したらキリがないバッグ選び。どれがいいのか悩んでしまいますね。TSURI HACKで厳選した5つのバッグから選んでみてはいかがでしょうか?
収納スペース代表
メイン収納部分はVersus3020が2個収納出来るほど大きく、VS3010や小物を収納できる前ポケットもあります。サイドにはドリンクポケットや、財布なども収納できるマルチサイドポケットがついています。D環のついたストラップやロッドホルダーも完備。アジングにはオーバースペックに思えますが、同時にプラグなどの持ち歩きをする方には特におすすめです。
収納スペース代表バッグ!幅広い収納力とロッドホルダーが欲しいあなたへ
カジュアル代表
アジングだけでなくオカッパリフィッシングには十分すぎるほど、ランガン仕様のミニマムバッグ。左右どちらからでも肩にかけることが可能で、ショルダーバッグにはミニポーチを標準装備しています。見た目が非常にカジュアルで、アパレルブランドのバッグといわれても遜色ないほど。流行のアーバンサイドアジングにも最適ですね!
人気メーカーの専用バッグ!よくばりすぎ?見た目・機能性の両立
オールインワン代表
これ一つで全てが揃ってしまうようなバッグとしてピックアップ。バッグとカスタマイズグッズがセットとなっており、各所にある収納スペースの利便性は特筆すべきものがありますね。サーティフォー×ミリタリー専門メーカーのコラボレーションということもあり、耐久性・利便性にも長けています。男心をくすぐるデザインも必見です。
ボディ・ウエストのどちらにも対応できるスーパーバッグ!
レッグ代表
レッグバッグの中から、利便性重視でピックアップ。太番手ファスナーに加えて樹脂引き手がついているので開閉が非常にしやすいのが特徴。ツール取り付けループがついているので、自分好みにカスタマイズすることも可能です。4ポケット仕様なので整理して道具を入れられるのも嬉しいですね。カラーはブラック、メランジベージュ、カモの3種類で、ウェアに合わせて選べるのもポイントです。
レッグバッグもカスタムして自分仕様にしたいあなたへ
編集部イチオシ!
収納スペースの多さが光る!
アブガルシア システムヒップバッグ
理想を求めるならカスタマイズしたらいいじゃない!
すでにあるバッグの機能では満足できないという場合は、自分好みにカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。
ロッドホルダー
ロッドホルダーをカスタマイズすることで、ランガンする際の強い味方となってくれることでしょう。底が深くしっかり固定できるものものは、安定性がよく、ロッドの滑り落ちを軽減できますよ。
ロッドを刀のように持ち歩くサムライスタイルに!
ピンオンリール
ピンオンリールは、ラインカッターやハサミなどの小道具を即座に引っ張り出すことができる便利なアイテム。小物をなくしやすい方にもおすすめなカスタマイズグッズです。
なくしがちな小道具を守りましょう!
タカミヤ H.B concept ダブルピンオンリール(東日本店)
自重:15g
スチールコードの長さ:約45cm
ランディングネット(タモ)
あったら便利なランディングネット。アジング中に不意に訪れる大型魚とのファイトで、抜き上げに失敗してしまうことも多いのではないでしょうか。小型のランディングネットをバッグのD管に繋げて持ち歩いてみましょう!
かけた魚は確実にゲットしたいあなたへ
テイルウォーク(tail walk) ≪新商品!≫ キャッチバー改 タイニーネット 210
仕舞:34cm
自重:410g
お気に入りのアジング用バッグを見つけよう!
いかがでしたでしょうか。アジング用バッグにも色々な物があり、個々の好みに合った物がきっとあります。お気に入りのバッグを見つけてアジングをもっと楽しみましょう!