マリア ローデッドについて
マリアのローデッドは、釣具メーカーのヤマシタが発売するソルトルアー。ボリュームのあるボディーが生む浮力を活かし、S字スライドアクションをするダイビングペンシルです。モデルにより得意とするシチュエーションが明確であり、それぞれが異なるアピールでターゲットを引き寄せます。高強度で変形し難いハーキュリー製の楕円形状リングを、全モデルに採用しているので安心感も抜群です。
マリア ローデッドのカラー
ローデッドのカラーバリエーションは、ベイトを強く意識した展開になっています。基本は6色がラインナップされており、LS140のみ専用カラーの設定があります。ターゲットを狙う上で、釣果を上げるコツのひとつとして、その時のフィールドのベイトに合わせたカラーセレクトが重要な要素となることもあります。
イワシ
小魚のイワシを模様したカラー。ベイトが明確に分かっているときは、そのベイトに合わせたカラーを選択すれば良いですが、そのような場合はごく稀のこと。ルアーのカラーに困ったときは、『イワシ』と言っても良いほどの定番ベイトカラーです。
ピンクイワシ
サンマ
生シラス
ピンクヘッド
ケイムラスリットグロー
ケイムラアワビ
『LS140モデル』のみに設定された専用のアワビ風の装飾を施したカラー。コントラストが出やすい黒をまとったボディーに、ヘッド部に際立つピンクを採用、ボディ全体をケイムラ発光の演出。喰い渋り時に活躍するでしょう。
マリア ローデッドのラインアップ
ローデッドは全4種のラインナップがあります。2つのサイズ展開で、浮力が異なる3つのタイプを設定する140と、大型ターゲットを狙う180が発売されています。
ローデッド F140
得意とするアクションのウォブリングで、強い波動を発生し、離れたターゲットにも存在を気付かせることが可能。ボディーがボリュームのあるダイビングペンシルで、アピール力が高く、水深の深いディープゾーンのターゲットにもアピールして魚を引き寄せられます。
ローデッド S140
フローティングでは操作しづらい風の強い時や、海が荒れた時などのタフコンディションでも有効なシンキングモデル。食いの渋いシビアな状況などで、ごく浅い水深に沈めてのジャークでも活躍します。
ローデッド LS140
フラフラとふらつきながら不規則に水平フォールするモデル。この水平沈下が魚のバイトを誘発することも可能。もちろん、ローデッド特有のボリュームあるボディーが生む浮力を活かした、水中でのS字スライドアクションも健在です。
ローデッド F180
F140のサイズアップバージョンで、大型のターゲットに対応する180サイズ。F140同様に、波動の強いウォブリングアクションでのアピール型ダイビングペンシル。ラフウォーターやディープゾーンでも魚を引き寄せます。
マリア ローデッドの使い方
ローデッドの使い方は、基本的にはジャークで波にダイビングさて水面直下でターゲットにアピールします。基本ジャークとタイミングさえつかめば、比較的容易にアクションさせることができるペンシルベイトでしょう。
ジャーク
ダイビングペンシルの基本ジャークは『ほうき引き』と呼ばれるアクション。ダイビングペンシルはラインスラッグを出してやると、頭を上にして水面に浮く姿勢をとります。この時にほうきで掃くように、ロッドを操作することでダイビングします。
ジャークを行う時に、ラインにテンションを張り続けていると、常にルアーが寝た状態となり、ダイビングする姿勢にならないのでスラッグを上手く利用してルアーを動かすことが重要です。
ジャークのタイミング
『波の山の頂点にルアーがある時にラインスラッグを出して』ダイビングペンシルを立てておき、『谷間になった時に、波の山の下へ向けてダイビングさせます』。次の谷間では、ロッドを動かさずリールで引っ張るとスケーティングします。ジャークのタイミングを上手くつかめない時は、リールを操作して波の山までルアーがきたらスラッグを出してやると比較的上手くできるでしょう。
ミスジャークが起きる場合
起こりがちなのが、『波の山でジャークしてしまい空中を飛ぶミスジャーク』。また、力強く引っ張って波に突っ込んでいるので、上手くダイビングしても水の抵抗がなくなると飛び出すこともよくあるミスジャークです。
波の山では、トゥイッチングの要領で待機し、タイミングを測ってジャークすると綺麗にダイビング可能でしょう。また、手に伝わる水の抵抗の重さを感じながら引くことも重要です。